説明

ニューロ セラピューティクス エービーにより出願された特許

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幹細胞または神経細胞におけるNurr1により上方調節される遺伝子またはNurr1により下方調節される遺伝子によりコードされるタンパク質の活性を調節することにより、該細胞の生存、成熟および/または分化を促進する。 (もっと読む)


ドーパミン作動性ニューロンの発生を促進し、かつドーパミン作動性表現型を備えた神経細胞を作製するための方法。ドーパミン作動性神経細胞は、パーキンソン病のような神経変性疾患にかかった個体の治療に使用することができる。ドーパミン作動性細胞を個体の脳に移植し、かつ/またはドーパミン作動性神経の発生を個体の脳において誘導もしくは増強することができる。これらの方法は、細胞を、Dkkリガンド(例えば、Dkk1からDkk4までのいずれか1つ、もしくはシステインリッチドメインを含むその断片)またはDkk受容体(例えば、LRP5もしくはLRP6)により処理し、それにより、増殖、自己複製、生存および/またはドーパミン作動性の誘導、分化、生存もしくはニューロンのドーパミン作動性表現型の獲得を生じさせるかまたは高めることを含む。細胞をアストロサイトまたはグリア細胞と共培養しても、FGF増殖因子と接触させてもよい。ドーパミン作動性ニューロンは薬物/毒物学試験にも有用であり、また、標的の開発や薬物の発見にも有用でありうる。 (もっと読む)


ドーパミン作動性ニューロンの発生を促進し、ドーパミン作動性の表現型を有する神経細胞を産生させる方法。ドーパミン作動性神経細胞はパーキンソン病などの神経変性疾患に罹患している個体の治療に使用し得る。ドーパミン作動性細胞を個体の脳内に移植してもよく、かつ/またはドーパミン作動性神経の発生を個体の脳内で誘導もしくは増強させてもよい。方法は、NG4Aサブファミリーの核内受容体、たとえばNurr1を細胞内で基底レベルより高く発現させ、その細胞をWntリガンドで処理することによって増殖、自己再生、生存および/またはドーパミン作動性の誘導、分化、生存もしくはニューロンのドーパミン作動性の表現型の獲得を生じさせるあるいは増強させることを含む。細胞はアストロサイトまたはグリア細胞と共に同時培養してよく、FGF成長因子と接触させてもよい。
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【課題】Frizzledレセプターのいずれのリガンドも使用せず、細胞におけるドーパミン作動性ニューロン表現型の誘導、又は促進する方法、その方法で得られたドーパミン作動性ニューロン等を提供する。
【解決手段】神経幹細胞、神経系前駆若しくは神経前駆細胞、又は他の幹細胞においてGSK-3βを阻害することによって、該細胞における神経の運命の誘導、及び特定の神経表現型の誘導と増強、及び特に中脳ドーパミン作用性ニューロンの表現型誘導とその増強を行う。 (もっと読む)


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