説明

ゲン3 パートナーズ インコーポレイテッドにより出願された特許

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エネルギー密度を向上させ、出力特性にすぐれた電極材料の製造方法を提供する。比表面積が100〜3000m/g、平均細孔直径0.4nm以上100nm以下の範囲の導電性多孔質材料の表面に重合性モノマーを吸着させ、さらに、前記導電性多孔質材料を電極として電解液中でパルス電圧を印加することにより電解重合を行って、前記重合性モノマーを積層し、導電性多孔質材料の表面に導電性ポリマー層を形成したことを特徴とする電気化学素子用電極の製造方法によって、薄く均一なポリマー層を形成する方法、すなわち出力特性にすぐれ、エネルギー密度の向上した電極材料の製造方法が提供される。更に、比表面積が100〜3000m/g、平均細孔直径0.4nm以上100nm以下の範囲の導電性多孔質材料の表面に重合性モノマーを吸着させる工程と、重合性モノマーが細孔に吸着した導電性多孔質材料を用いて電気化学素子セルを形成する工程と、該電気化学セルを電解液とともに外装ケースに収納する工程と、外装ケースの外部電極よりパルス電圧を印加することにより前記電解液中で重合性モノマーの電解重合を行って、前記重合性モノマーを積層する工程により、外装ケース内部で導電性多孔質材料の表面に導電性ポリマー層を形成したことを特徴とする電気化学素子の製造方法によって、上記電気化学素子用電極を有する電気化学素子を一連の工程で作成することが可能であり、電気化学素子の作成のための工程を削減することができる。 (もっと読む)


出力特性やサイクル特性のすぐれた電極材料およびそれを用いた電気化学素子を提供する。構造式:


で表される高分子錯体化合物からなる電極材料及びそれを用いた電気化学素子。このようなサイズの大きなイオンを用いても本発明においては優れた出力特性を示す。それは、電子吸引性置換基によって高分子錯体化合物が極性を帯びることにより、或いは分岐構造を有する置換基によって立体障害が起こることにより、電極上に形成された高分子錯体化合物の間隔が広がって、サイズの大きなイオンのドープ、脱ドープの反応が起こりやすくなるからである。
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エネルギー密度の向上し、出力特性にすぐれた電極材料の製造方法を提供する。1)少なくとも2種類の異なる酸化数を有する遷移金属の錯体モノマー溶液に比表面積200から3000m−1の導電性材料を浸漬し、2)前記導電性材料を電極としてパルス電圧を印加することにより電解重合を電解時間0.1乃至60秒、休止時間が10乃至600秒の条件で行って、前記錯体モノマーを積層し、3)前記積層した錯体モノマーにより形成された遷移金属の高分子錯体化合物を含むエネルギー蓄積レドックスポリマー層を導電性材料表面に形成し、これによりレドックス反応でエネルギーを蓄積する電極材料の製造方法によって、薄く均一な電極膜を形成する方法、すなわち出力特性にすぐれ、エネルギー密度の向上した電極材料の製造方法が提供される。
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電気化学的重合法による伝導性基板上へのポリ[Me(R−サレン)]型酸化還元ポリマーの堆積が開示されている。前記重合は基板と対電極の間に印加された電圧で行われ、それらは両方とも電解液中に浸漬される。電解液は、有機溶媒と、前記溶媒中に溶解可能で、−3.0Vから+1.5Vの電位の範囲内で電気化学的に不活性な0.01モル/l以上の濃度のイオンを形成することの可能な化合物と、5×10−5モル/リットル以上の濃度に溶解したポリ[Me(R−サレン)]金属錯体とを含む。Meは少なくとも2段階の異なる酸化状態を有する遷移金属であり、Rは電子授与置換基であり、サレンはシッフ塩基中のビス−(サリチルアルデヒド)−エチレンジアミンの残基である。酸化還元の堆積は電解液の中で起き、前記化合物のカチオンの直径は、電極を含むエネルギー貯蔵装置の電解液カチオンの直径よりも大きい。 (もっと読む)


本発明は、導電性基板上に作られ、導電性基板上に付着させたポリ[Me(R−Salen)]型のレドックスポリマー層を有する電極を有する電気化学コンデンサである。Meは遷移金属(例えば、Ni、Pd、Co、Cu、Fe)、Rは電子供与性置換基(例えば、CHO−、CO−、HO−、−CH)、Salenはシッフ塩基のビス(サリチルアルデヒド)−エチレンジアミン残基である。電解液は、有機溶媒と、結果として0.01モル/l以上の濃度で該溶媒に溶解し、解離して約−3.0Vから約+1.5Vの電位範囲で電気化学的に不活性なイオンを形成する能力を有する化合物(例えば、テトラメチルアンモニウム、テトラプロピルアンモニウム、テトラブチルアンモニウムの塩)と、溶解した金属錯体[Me(R−Salen)]とからなる。この電気化学コンデンサの使用方法は、電極の接続極性を定期的に交替させ、それによって電極の電気化学特性を再生させる。 (もっと読む)


ポリ[Me(Rサレン)]型酸化還元ポリマーの導電基板上への塗布が、電気化学的重合法によって行われる。前記重合は基板(アノードとして働く)と対電極(カソードとして働く)の間に電圧を印加することによって行われ、それらは両方とも有機溶媒と前記溶媒中に溶解可能な化合物を含む電解液中に浸漬される。該工程は、−3.0Vから+1.5Vの電位の範囲内で電気化学的に不活性なイオン(0.01モル/l以上の濃度で)および5×10−5モル/l以上の濃度に溶解した[Me(Rサレン)]金属錯体の生成を伴う[式中、Meは少なくとも2段階の異なる酸化状態を有する遷移金属であり、Rは電子供与性置換基であり、サレンはシッフ塩基中のビス−(サリチルアルデヒド)−エチレンジアミンの残基である。]。
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