説明

ドクター ヒールシャー ゲーエムベーハーにより出願された特許

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【課題】、振動伝達ソノトロード面の近距離範囲内のキャビテーションと、それと関連する振動伝達ソノトロード面の摩耗とを、50%以上乃至完全に抑制することができる装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも1個のソノトロード(1)を有する超音波システム(2)を具備し、このソノトロードが円筒状反応容器(5)に挿入され、液体が少なくとも1つの入口(4)と少なくとも1つの出口を経て円筒状反応容器(5)を通過する、作動周波数が15〜100kHz、音響出力が50〜20,000Wの超音波によってキャビテーションを発生させて液体を超音波処理するための装置において、円筒状反応容器(5)の有効横断面積が、円筒状反応容器(5)内のインサート(10)によって振動伝達ソノトロード面(3)から間隔をおいて、少なくとも少しずつ連続的に減少するように形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1個のソノトロードを有する低周波−高出力−超音波システムを具備し、このソノトロードが反応容器に挿入され、液体が少なくとも1つの入口と少なくとも1つの出口を経て反応容器を通過する、低周波−高出力−超音波によって液体を超音波処理するための方法と装置に関する。ソノトロード上でのキャビテーションを回避するために、キャビテーションを大幅に減少するかまたは生じない、圧力−振幅−特性曲線の近くまたは上方の圧力/振幅組み合わせを、反応容器内において振動伝達ソノトロード面の近距離範囲内に発生し、キャビテーションを生じる、圧力−振幅−特性曲線の下方の圧力/振幅組み合わせを、反応容器内において前記近距離範囲に接続する範囲内に少なくとも領域的におよび少なくとも一時的に発生することを提案する。装置は例えば、液体が振動伝達ソノトロード面(3)に直接当たるように配置され、かつ圧力−振幅−特性曲線の近くまたは上方の圧力(p)が、振動伝達ソノトロード面(3)の近距離範囲内に生じるように形成された入口(4)を有する。 (もっと読む)


本発明は、超音波トランスデューサ冷却装置及び方法に関する。本発明による装置は、少なくとも1個のピエゾスタック(4)及び、該ピエゾスタック(4)と共に、λ/2発振器を形成する、少なくとも2個の円筒形トランスデューサ本体(5)から構成される。複合トランスデューサ配置においては、2個のトランスデューサ本体(5)を連結させて、共通トランスデューサ本体(6)を形成することが出来、該トランスデューサ本体(5、6)には、加圧冷却液が流動する流動溝(7)が設けられている。本発明による超音波トランスデューサ冷却方法は、超音波トランスデューサ本体内には加圧冷却液が流動し、及び/又は、該超音波トランスデューサ本体は加圧冷却液に包囲される。これにより、トランスデューサ内に発生した熱を対流により直接放散させることが出来る。更に、本発明による手段により、トランスデューサと冷却液間の共通接触表面を大きくすることが出来る。公知の方法よりもずっと効果的に熱を放散させることが出来、これにより、高性能連続運転が保証される。
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本発明は、ソノトロードを用いて流動性媒体内に超音波を導入する装置及び方法に関する。ここで、流動性媒体はソノトロードとは直接接触することはない。開示は、以下のステップからなる方法である。フィルム(8)をソノトロード(4)の上に、ソノトロード(4)に押しつけられるフィルム(8)による接触力が常に、フィルム(8)が対応する周波数と振幅でのソノトロード(4)の上昇動作に追随することが出来る大きとなるように、配置する。フィルム(8)を介して超音波力を媒体(2)に適用し、摩耗現象をフィルム(8)に転嫁させる。
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