説明

有限会社おさかな企画により出願された特許

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【課題】 ブリやマグロ等の魚を解体した際、魚肉の血合い部分が短時間に変色するのを効果的に防止する。
【解決手段】 脊髄を損傷させることで魚のブリ等の魚の運動機能を抑制し、この魚の心臓10の動脈球14に注射器5の注射針15pを刺し込んで血の一部を抜いた後、抜いた血の量とほぼ同量のビタミンC、ビタミンEの成分を含有する色調保持液を注入し、その後、魚を水槽に戻して休息させる。血を抜いたり、色調保持液を注入するための注射器5の操作時に、注射針5pの挿し込みを補助する筒状の挿入補助具4を使用すれば、操作が一層楽である。 (もっと読む)


【課題】鮮魚(活きているものを除く。)を保存する際、魚体全体の身質、特に左右の身質に変化を生じさせず、また魚の死後硬直を遅らせることができるようにする。
【解決手段】発泡スチロール製などの断熱性の容器1内に、バラ氷2を投入し、その上に吸水冷却マット3を敷くとともに、その上に縦向き仕切り板4bと縦向き支持板5を組み付けて複数の水平断面三角形の空間に仕切り、仕切った空間内に、鮮魚の頭を横幅の広い側に、尻尾側を横幅の狭い側にして入れることにより、少なくとも魚の片側側面部を縦向き仕切り板5に接触させて魚の腹部と背部を結ぶ方向を縦向き収容し姿勢を保持する。その上に穴明きの横向き仕切り板6を載せ、その上に氷袋7を載せることで、容器1内の空気を冷却し、冷却した空気を介して魚体を冷却する。 (もっと読む)


【課題】 清浄な環境が必要な作業において、作業者がクリーンルーム内に入って作業するような必要性をなくすと同時に、作業者が作業を行い易い設備を簡素に且つ安価に構成する。
【解決手段】 外部から隔離された独立空間を画成可能なクリーンボックス2の前面壁5を、柔軟性があって透明な素材から構成するとともに、この前面壁5に一対の手挿入孔6を設け、この手挿入孔6の裏側に、腕を通すことのできる袖部7を取り付け、手挿入孔6からボックス内に手を挿入すると、ボックス内が外部から隔離された独立空間を画成できるようにする。また、クリーンボックス2内に温度調整可能なエアを導入するためのエア導入管13とエアを導出するためのバルブ付きエア導出管を設け、ボックス内部のエア圧を調整可能にし、エア圧が高まると前面壁5が膨らむようにする。また、ボックス内を除菌するためオゾン吹出し管14を設ける。 (もっと読む)


【課題】 魚を活きたままの状態で脊髄だけを損傷させるにあたり、特に経験や練度等がなくても魚体の生命の危険を少なくかつ確実に処理できるようにする。
【解決手段】 魚1の尾部から神経弓門4内に処理治具10を挿入し、延髄7近傍の脊髄5を損傷させる。この際、脊髄5を一緒に押し込まないように留意し、延髄7や脳が圧迫されないようにする。そして、処理治具10先端側の特殊形状部10kが第1構成例の場合、延髄7近傍の接しない位置付近まで挿し込み、その後、処理治具10を引き抜き方向に移動させることで、特殊形状部10kの係合部gによって脊髄5神経を損傷させ、特殊形状部10kの第2構成例の場合、尖鋭部eによる刺突効果で脊髄5神経を損傷させる。 (もっと読む)


【課題】 魚から血抜きを行なう際、組織の内部にまで入り込んだ血などを含めて、より完全にかつ綺麗に抜くことが出来るようにする。
【解決手段】 魚1の脊髄10に損傷を与えることにより活きた状態を保持して運動機能を低下させ、この運動機能を低下させた魚1の口にホース16を挿入し、このホース16から酸素を含んだ新鮮な水または海水を供給することでエラ6によって酸素を取り込ませながら、魚1の血管10を切断して血抜きを行なう。最終的に、魚1は失血により死亡するが従来に較べて血抜き量を増大させることができる。ホース16で水を供給する代わりに、運動機能を抑制した魚1を水流のある水中に入れ、口が流れの上流側を向くように位置させてもよい。また、血抜きしたあと、所定期間エラ呼吸させて活かしておく。 (もっと読む)


【課題】大きな力をかけなくてもウロコを剥がし取ることができ、魚体を痛めることがなく、また取り残しが少なく、さらにはウロコが飛び散ることが無い。
【解決手段】ウロコ取り具1の柄10の片側に複数の突起11を列設する。それぞれの突起11の先端部分に、逆円錐台形の先端突起12を一体的に形成する。先端突起12の外周部先端12aは鋭角に形成され、頂部先端12bは平坦になっている。ウロコ取り具1を魚体2の表面にほぼ沿った感じで当てる。魚体2の尾の方向からウロコ取り具1を移動させる。外周部先端12aがウロコ20の下に入り込み、剥ぎ取る。 (もっと読む)


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