説明

株式会社イヅツみそにより出願された特許

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【課題】洗浄性に優れた濃縮装置と、その除菌洗浄方法を提供する。
【解決手段】濃縮装置1aは、流状物の液体分を蒸発させて該流状物の濃縮液又は乾燥物を生成する装置である。かかる濃縮装置1aは、濃縮又は乾燥すべき流状物が投入される内側空間を有するシリンダ3と、該流状物から生じた蒸気を排出するための排気口22と、該排気口に接続された湾曲管路72と、シリンダ3の内側空間にて軸方向に延出する回転シャフト8と、該シャフトの周面に設けられたブレード11とを有している。排気口22に接続された湾曲管路72は、シリンダ上部を閉塞する天板51を超える位置に延出している。洗浄時には、シリンダ3内を洗浄液で満たした状態でシャフト8を回転させることにより、洗浄液4に渦巻状の乱流を生じさせることができる。その結果、洗浄液自体の洗浄作用と、乱流による剥離除去作用との相乗効果で、シリンダ3内に固着した異物を確実に除去できる。 (もっと読む)


【課題】大豆煮汁中に溶出した高機能成分を有効活用して機能性に優れた味噌を製造する。
【解決手段】味噌の製造過程で生じた大豆煮汁を攪拌型薄膜蒸発装置に投入して濃縮液を生成する。この濃縮液から大豆由来成分を分離精製し、該大豆由来成分を製品味噌に還元する。還元に際しては、大豆由来成分を直接添加するのではなく、当該成分をCD包摂させた包摂物を予め用意しておき、かかる包摂物を製品味噌に添加する。このように、煮汁に溶出した大豆由来成分を回収して製品味噌に還元することにより、従来品に比して機能性が向上して、味噌の付加価値を高めることができる。また、サポニン等の苦味の強い成分をCD包摂させた状態で還元することにより、製品味噌の呈味性への悪影響を回避することができる。さらに、廃棄物として扱われてきた煮汁を食品原料として利用することにより、食品リサイクルと同時に環境負荷の軽減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】現在廃棄されている大豆煮汁から有効成分を分離回収し、食品への添加材料等として活用することで、食品リサイクルと同時に環境負荷の軽減を図る。
【解決手段】大豆煮汁成分を含有する液体に対し酸処理を施して、大豆タンパク質由来のアミノ酸や大豆ペプチドを生成する。ここでいう「大豆煮汁成分を含有する液体」とは、現在では廃棄処分されている大豆煮汁の原液,大豆煮汁の濃縮液,該濃縮液の希釈液,又は大豆煮汁の固化物の水溶液である。酸処理工程では、大豆煮汁成分を含有する液体に塩酸溶液を添加し、80℃〜90℃で加熱して大豆タンパク質を酸分解する。このような方法により大豆タンパク質をアミノ酸等に転換することで、大豆煮汁の食品素材としての付加価値を向上させることができる。また、大豆煮汁を食品原料として利用することにより、排水処理施設への負荷率の低減と、企業の排水処理コストの低減を達成できる。 (もっと読む)


【課題】現在廃棄されている大豆煮汁から有効成分を分離回収し、食品への添加材料等として活用することで、食品リサイクルと同時に環境負荷の軽減を図る。
【解決手段】大豆煮汁成分を含有する液体に対し酵素処理を施して、大豆タンパク質由来の大豆ペプチドやアミノ酸を生成する。ここでいう「大豆煮汁成分を含有する液体」とは、例えば大豆煮汁の原液,大豆煮汁の濃縮液,該濃縮液の希釈液,又は大豆煮汁の固化物の水溶液である。大豆煮汁の濃縮液,該濃縮液の希釈液,又は大豆煮汁の固化物の水溶液を用いる場合には、必要であれば、酵素処理を行う前に当該液体のpH値を約4〜5の範囲内に調整してもよい。上述した方法により大豆タンパク質をペプチドやアミノ酸に転換することで、大豆煮汁の食品素材としての付加価値を向上させることができる。そして、大豆煮汁を食品原料として利用することにより、排水処理施設への負荷率の低減と、企業の排水処理コストの低減を達成できる。 (もっと読む)


【課題】実用レベルで大豆煮汁から有用成分を分離回収することを可能にすべく、煮汁発生現場にて、変敗を抑制するため速やかに水分活性を低下させ、貯蔵安定性を改善できるようにする。
【解決手段】大豆煮汁の原液に対して賦形剤を添加し、該煮汁を攪拌型薄膜蒸発装置で固化させる。賦形剤を添加する際には、大豆煮汁に含まれる固形分量に対して50〜100%の割合で、デキストリンを賦形剤として大豆煮汁中に添加する。これにより、大豆由来の有用成分を豊富に含有する食品組成物を生成できる。そして、この食品組成物を大豆由来成分抽出用の原材料や家畜飼料などとして活用することで、食品リサイクルと同時に環境負荷の軽減を図ることができる。 (もっと読む)


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