説明

ウィリアム・エイ・クック・オーストラリア・プロプライエタリー・リミテッドにより出願された特許

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【課題】大動脈分岐の領域に配備可能な分岐した血管内装置であって、内腸骨動脈と外腸骨動脈とがに枝別れした総腸骨動脈において、血流経路が血管内ステントグラフトを通ってこれらの動脈の各々へ配備することが可能な、ステントグラフトを提供する。
【解決手段】流体が開口を通って脚部の内側から脚部の外側に流れるのを防止するように弁構成82が構成されており、この弁構成は、管状体内の生体適合性グラフト材料のスリーブ82,96と、kの該スリーブ内の自己拡張型ステント85,98とを備える。スリーブはその近位端で開口の近位の管状体52に固定され、自己拡張型ステントはスリーブに固定されており、それにより、自己拡張型ステントは、流体が開口を通って流れるのを防止するように、開口の周りの管状体の内面に前記スリーブを押付ける。 (もっと読む)


ステントグラフト導入器(1)はノーズコーン拡張器(3)上に存在する遠位方向開口カプセル(5)とカプセル内に存在するプラグ装置(17;53)とを有する。プラグ装置(17;53)は、カプセル(5)の遠位端(7)へ動かされてカプセル(5)から延在するようカプセル(5)の中において長手方向に移動可能である。これによりカプセル(5)の遠位開口部(7)だったところからのスムーズな遷移部が与えられ、配置されたステントグラフト(35)を通ってノーズコーン拡張器(3)を引込むことが可能になる。カプセル(5)は内側に湾曲する遠位端(7)を含み、プラグ装置(17;53)は近位肩部(25)を含み、これによりプラグ装置(17;53)がカプセル(5)から完全に引き出されることを防止する。プラグ装置(17;53)は線形にテーパが付与された遠位面(27)または遠位方向に向く弾丸形状の表面(57)を有する。プラグ装置(53;17)のその後の引戻しを防止する装置(72;80)が存在し得る。
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身体の管状部内において治療部位で展開するための可撓性ステントグラフトは管状体を含み、その少なくとも第1の部分は、グラフト材料と、その間に間隔が設けられた複数の螺旋巻部を有するコイル状ステントとを含む。コイル状ステントは第1の部分のグラフト材料に取付けられる。第1の部分は第1の部分の直径を有し、コイル状ステントは第1の部分の直径と実質的に同一の螺旋直径を有する。コイル状ステントの、螺旋直径に対する螺旋ピッチの比率は、約1:2から約1:20であり、螺旋ピッチはコイル状ステントの隣接する巻部の間の間隔である。
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ステントグラフト配置装置(10)は、使用者によって把持され保持される管状の固定ハンドル(34,36)と、固定ハンドルを貫通して移動可能なように固定ハンドルを貫通して延びる長手の開放ハンドル(30)とを有する。この配置装置は、プッシャー(38)と、このプシャー上のステントグラフト(64)を覆うシース(18)とを有する。プッシャーは固定ハンドルに接続され、シースは、固定ハンドルを通って開放ハンドルを引き込ませることによってプッシャー上のステントグラフトからプッシャーを引き込ませるように、開放ハンドルに接続されている。固定ハンドルは、把持部品(34)と、プッシャー上の開放クランプ(48)を把持する回転部品(36)とを含む。開放クランプは、それに取り付けられたステントグラフトを開放するためのトリガーワイヤを有する。回転部品は、回転部品の回転によって、トリガーワイヤを引くプッシャー上の開放クランプを長手方向に移動させるように、ねじと係合する開放クランプの部分(52)を持ったねじ(54)を有する。
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ステントグラフト(10)の直径を一時的に減少させる方法、および直径が減少したステントグラフトを提供する。ステントグラフトは、管状体および自己拡張型ステントを有する。方法は、ステントグラフトに沿って、グラフト材料管の一端(14)におけるグラフト材料管の実質的に1つの側面からグラフト材料管の他端(12)におけるグラフト材料管の実質的に反対の側面まで、グラフト材料管に沿って部分的に螺旋状に解除ワイヤ(18,20)を延在させるステップと、解除ワイヤをグラフト材料管に縫い合わせるステップと、解除ワイヤに沿った多数の位置の各々において、可撓性を有する糸(22,24)を解除ワイヤに巻付けるステップと、可撓性を有する糸を、各方向においてステントグラフトの円周の周りに横方向に、解除ワイヤから離れた位置にまで延在させるステップと、第1の可撓性を有する糸をグラフト材料内に、またはステントのストラットの周りに係合させるステップと、糸の両端を共に引張って結ぶことによって、ステントグラフトの全直径を一時的に減少させるステップとを含む。
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血管内送達装置は、たとえばノーズコーン拡張器(40)のような、放射線不透過性の材料から形成された部分を有する。当該部分は、血管内送達装置のある選択された回転方向の方位において、ノーズコーン拡張器が血管内処置中にその選択された回転方向の方位にあることをX線手段により観察可能であるように、たとえば開口部(47)を介した切欠きのような選択された横断方向の外形を有する。選択された横断方向の外形は、切欠き、突起または開口であってもよい。切欠きまたは開口には、滑らかな外表面を設けるために、放射線透過性の材料が充填されていてもよい。
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内視鏡または腹腔鏡導管送達装置は、腹腔鏡導管(80)の設けられた、別々に操作可能な第一および第二の導入器(3,5)を備える。腹腔鏡導管(80)は、第一端(83)と、第二端(84)と、中間部とを有し、実質的にU字状で導入器に装着されている。腹腔鏡導管の第一端および第一部分は、第一の導入器に保持される。腹腔鏡導管の第二端および第二部分は、第二の導入器に保持される。中間部は、第一および第二の導入器の間に延びる。主シース(42)は、第一および第二の導入器を被覆する。内視鏡または腹腔鏡導管送達装置は、内視鏡または腹腔鏡ポート(50)を介して、体腔へ導入される。
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ステントグラフト(30)用の開窓(32)。開窓は生体適合性グラフト材に形成される孔であり、生体適合性グラフト材からなる少なくとも1枚のフラップ(38、40)は内側から孔を被覆し、フラップは孔を塞ぐが、開窓を通してアクセス可能にするようずらすことができる。このような開窓の配列をステントグラフトに設けて、枝血管を開窓と整合させることを容易にする。フラップ間に拡張器を押込むことによってはずすことができるひっこき結び(46,46)を用いて、フラップを互いに保持することができる。
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たとえば大動脈分岐部に隣接する大動脈などの緊急破裂部の処置のためのステントグラフト(2)。ステントグラフトは、管状体(8)を含み、管状体にある分岐部(10)は、第1の長い脚部(12)と第2の短い脚部(14)とを規定する。第2の脚部は、第2の脚部を通るステントグラフトからの流体流を防ぐバルブ機構(18)を有する。バルブは、脚部延長ステントグラフト(90)をバルブを通して配置するためにステントグラフトの外部から開くことができる。
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大動脈グラフト(120)と腸骨グラフト(180)との間を接続するためのステントグラフティングシステムのための脚延長部(10)を提供する。脚延長部は、生体適合性グラフト材料からなる管状体(12)であり、管状体の長さに沿って自己拡張型ステント(15)が接続され、管状体は接続領域(14)を有する遠位端(24)を有する。接続領域は、腸骨グラフトの内部広がり部(90)内で係合させるために接続構造を提供するように外側円錐台形面を規定する広がったステント(16)を有する。
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