説明

株式会社ビー・アール・エスにより出願された特許

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【課題】既設の非耐力壁である鉄筋コンクリート造の方立壁を、地震等によって亀裂、ひび割れ、コンクリートの剥離等が発生しないように簡単な施工によって補強できる方法を提案すること。
【解決手段】既設の鉄筋コンクリート構造物における非耐力壁である方立壁2における表面2aから所定厚さで仕上げ材を斫る。露出した方立壁2の斫り面2bに、所定の間隔で配列された2本あるいは3本以上の縦筋10aに、一定の間隔で横筋が架け渡されてスポット溶接されている構成のせん断補強用鉄筋枠10を仮止めする。せん断補強用鉄筋枠10を覆い隠すことのできる厚さで、斫り後の方立壁2Aの斫り面2bにポリマーセメントモルタル11を塗布する。 (もっと読む)


【課題】1回通電による鉄筋のスポット溶接方法において目標とする特性を備えた溶接部を得るための溶接電流を簡単かつ確実に設定可能な溶接電流の設定方法を提案すること。
【解決手段】1回通電によるスポット溶接に用いる溶接電流の設定方法では、まず、溶接電流の値を所定の値に定め(ST2)、当該溶接電流を主筋とせん断補強筋の溶接部に流した場合に得られる、サイクル数に対する溶接部の溶接強度と、当該溶接部における主筋の機械的性質を測定する(ST3)。溶接強度が鉄筋母材の規格降伏点強度以上となる第1サイクル数帯域B1を求め(ST4)、第1サイクル数帯域B1内で、主筋の機械的性質がJIS規格を満足する状態に保持される第2サイクル数帯域B2を求め(ST5)、溶接電流のサイクル数を第2サイクル数帯域の値Naに設定する(ST6)。 (もっと読む)


【課題】簡易かつ安価に優れた補強効果を得ることが可能なコンクリート部材の補強構造および補強方法を提案する。
【解決手段】既存コンクリート部材である建物基礎10と、建物基礎10の表面に配筋された補強筋21と、補強筋21を内部に含んだ状態で建物基礎10の表面に塗着されたポリマーセメントモルタル22とを備える補強構造1であって、建物基礎10の表面には、補強筋21に対応した位置に補強筋21の鉄筋径の1/2以上の深さからなる溝13が形成されており、補強筋21は溝13に断面の一部が挿入された状態で配筋されている。 (もっと読む)


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