説明

株式会社スリープシステム研究所により出願された特許

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【課題】 被験者にとって身体的及び心的負担を何ら負うことなく、且つ、安価であって被験者が日常的に使用でき、国際睡眠深度判定基準との整合をとりながら睡眠段階を高精度に判定することができる睡眠段階判定装置を提供する。
【解決手段】 睡眠段階判定部12は、無侵襲且つ無拘束で検出した被験者の生体信号の強度の分散値と、その保持時間とに基づいて、覚醒段階を判定し、分散値が所定条件を満たす区間について、当該分散値を用いて推定されたδ波成分の比率と、このδ波成分の比率がピークに到達するまでの保持時間とに基づいて、深いノンレム睡眠段階を判定し、自律神経成分の交感神経成分若しくは副交感神経成分を示すパラメータ及び/又は分散値に対して、長期移動平均処理を行って得られたデータと、短期移動平均処理を行って得られたデータとの差分値に基づいて、レム睡眠段階を判定する。 (もっと読む)


【目的】
良質な睡眠では就寝中にレム睡眠とノンレム睡眠とが交互に出現し、覚醒状態が現れることは極めて少ないことが知られている。しかし、良質でない睡眠では中途覚醒が多く、熟睡感が悪くなる。睡眠評価には重要な要素である。
従来の覚醒状態あるいは睡眠深度を求める方法は、覚醒とレム睡眠の識別が必要になる。眼球運動を測定するためには電極を眼球近傍に接着して、筋電を測定する。レム睡眠時は眼球が早く動く(Rapid Eye)現象からレム睡眠を判定する。これらの測定は被験者に大きな負担をかける。
【解決手段】
非拘束の生体信号検出手段と、その出力信号から呼吸信号を検出する呼吸信号検出手段と、その検出手段により得られた呼吸信号の強度信号の所定時間の分散値を求める呼吸強度分散値算出手段と、それから得られた呼吸強度信号の分散値から覚醒状態を判定する覚醒状態判定手段とから成ることを特徴とする覚醒状態検出装置。 (もっと読む)


【課題】
無呼吸を判定するのには通常脳波測定であるポリソノグラフ(PSG法)と鼻出口に流速測定装置を取り付けて呼吸測定をする方法がとられるが、この方法は被験者の負担が大きく、簡便に在宅で使用できない。また、指等に装着した、血液中の酸素濃度を測定し、血中酸素量の変化で無呼吸を測定する方法等がある。これらは被験者の負担が大きい。装置が外れてしまうと計測が行えないという問題がある。
【解決手段】
非接触で、生体振動から生体信号を検出する生体信号検出手段で、呼吸、心拍の生体信号および体動を測定し、前期生体信号はピークが一定値になるようにAGC制御をおこなう。さらに、呼吸を安定して測定するため体動を早期に検出して、体動がある場合はAGC制御をロックし、体動終了後解除する。これにより、安定した呼吸測定を可能にする。この安定した呼吸波形と無呼吸症の特徴の条件から無呼吸症判定を行う装置。 (もっと読む)


【課題】 被介護者にとって身体的及び心的負担を何ら負うことなく、且つ、介護者側の負担も大幅に軽減し、介護分野において被介護者の身体機能を評価するために使用される各種介護評価指標を高精度に推定することができる介護評価指標推定装置を提供する。
【解決手段】 介護評価指標推定装置は、被験者の心拍信号の強度を算出する心拍強度算出部5と、算出された心拍強度のデータについて、所定時間のデータのばらつきを示す分散値を算出する分散値算出部6と、算出された分散値に基づいて、被験者の睡眠段階を判定する睡眠段階判定部7と、判定された睡眠段階に基づいて、睡眠の質を示す睡眠評価指標を算出する睡眠評価指標算出部8と、算出された睡眠評価指標に基づいて、介護分野において被介護者の身体機能を評価するために使用される介護評価指標を推定する介護評価指標推定部9とを備える。 (もっと読む)


【課題】 入眠前における自律神経成分指標を高精度に推定することができ、睡眠による生活改善効果を定量化するのに寄与する自律神経成分指標推定装置を提供する。
【解決手段】 自律神経成分指標推定装置は、被験者の心拍信号の強度を算出する心拍強度算出部5と、算出された心拍強度のデータについて、所定時間のデータのばらつきを示す分散値を算出する分散値算出部6と、算出された分散値に基づいて、被験者の睡眠段階を判定する睡眠段階判定部7と、判定された睡眠段階に基づいて、睡眠の質を示す睡眠評価指標を算出する睡眠評価指標算出部8と、算出された睡眠評価指標に基づいて、入眠前の体動のない状態における自律神経成分指標を推定する自律神経成分指標推定部9とを備える。 (もっと読む)


【目的】 乳幼児の睡眠サイクル測定装置は、被験者の乳幼児に身体的および精神的な負担をかけることなく睡眠サイクルを測定することができる睡眠サイクル測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の解決手段の睡眠サイクル測定装置は、乳幼児の生体振動を検出する生体振動検出手段と、生体振動検出手段の出力信号から生体信号を検出する生体信号検出手段と、生体信号検出手段により得られた生体信号の強度の所定時間の分散値を求める生体信号強度分散値算出手段と、生体信号強度分散値算出手段で得られた生体信号強度の分散値から睡眠サイクルを検出する睡眠サイクル検出手段とから成ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】乳幼児の動睡眠・静睡眠・不定睡眠の各睡眠段階の割合を定量的に測定することにより睡眠の質を評価できる装置を提供する。
【解決手段】乳幼児の生体振動を検出する生体振動検出手段と、前記生体振動検出手段の出力信号から生体信号を検出する生体信号検出手段と、前記生体信号検出手段により得られた生体信号の強度の所定時間の分散値を求める生体信号強度分散値算出手段と、前記生体信号強度分散値算出手段で得られた生体信号強度の分散値から乳幼児の睡眠段階を判定する睡眠段階判定手段と前記睡眠段階判定手段で得られた乳幼児の睡眠段階から乳幼児の睡眠の質を判定する睡眠評価手段とから成ることを特徴とする。乳幼児の睡眠の質とは、静睡眠・動睡眠・不定睡眠を判定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被験者の睡眠を妨げることなく睡眠段階の判定及び記録が可能であり、かつ安価であって被験者が日常的に使用できる運用費用の睡眠段階判定装置を提供する。
【解決手段】睡眠段階判定装置は、呼吸信号及び心拍信号を検出する無拘束の生体信号検出手段と、呼吸信号及び心拍信号のR−R間隔の信号を高速フーリエ変換して求めたパラメータ(HF及びLF)と、呼吸信号及び心拍信号から算出した信号強度の分散との少なくともいずれか一方をもって脳波のδ波比率を求めるδ波比率推定手段と、前記δ波比率推定手段によって求めた脳波のδ波比率を用いて睡眠段階を判定する睡眠段階判定手段とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】快適な睡眠を得られる睡眠深度に応じた寝床内温度管理装置を提供する。
【解決手段】心拍信号検出手段を用いて検出した心拍信号から心拍強度信号を算出し、その心拍強度信号の一定時間内のデータの心拍強度分散値を算出し、心拍強度分散値から睡眠深度を判定する睡眠深度判定手段2と、寝床内の温度を測定する寝床内温度測定手段3と、温度調節手段を内蔵する寝具4と、前記睡眠深度判定手段により判定された睡眠深度に応じて寝床内温度を制御する温度制御手段5とを備える。寝床内温度を制御する温度制御手段としては、電気毛布4、温度調節された流体を収容する温度調節マット、温度調節された空気を寝床内に供給する空気シート及び部屋の室内温度を調節する室内温度調節装置がある。 (もっと読む)


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