説明

ゼータフォトン株式会社により出願された特許

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【課題】レーザクリーニングにおいて、エネルギ消費量も抑えつつ短時間に精度良く付着物を除去することができる付着物の除去方法を提供する。
【解決手段】作業者は、周期構造形成装置100を用いて被処理対象物WKの表面に複数の微細な凹凸形状からなる周期構造を形成する。周期構造形成装置100は、ステージ装置106により被処理対象物WKを変位可能に支持しつつ、レーザ光源101からフェムト秒レーザ光L100を照射して被処理対象物WKの表面に周期構造を形成する。一方、作業者は、付着物が付着した被処理対象物WKに対してクリーニング装置200を用いてクリーニングを行なう。クリーニング装置200は、レーザ光源201から出射され被処理対象物WK上に集光するレーザ光L200をガルバノミラー203によって被処理対象物WK上を走査することにより、被処理対象物WKの表面に付着した付着物を剥離させて除去する。 (もっと読む)


【課題】発光層または電極層を含む転写層を熱的な影響を受けることなく簡単な構成で、かつ高精度にガラス基板上に転写することができる有機ELパネルの製造に用いる転写装置を提供する。
【解決手段】転写装置100は、有機ELパネルを構成する陰電極層31と有機EL層32とから構成される転写層30が一時的に形成された担持体20を保持する担持体保持部103と、同担持体20に対向した状態で有機ELパネルを構成するガラス基板10を保持する基板保持部102と、互いに対向配置された担持体20およびガラス基板10に向けてパルスレーザ光を照射するレーザ光源104とを備えている。担持体20における転写層30が形成される形成面21には、複数の微細な凹凸形状からなる溝状の周期構造22が形成されている。この周期構造22は、担持体20の形成面21上にフェムト秒レーザ光を照射することによって形成される。 (もっと読む)


【課題】シャドーマスクのクリーニング時における塑性変形を抑えてシャドーマスクの再利用率を向上させ有機ELディスプレイの製造コストを低減させることができるシャドーマスクのクリーニング方法を提供する。
【解決手段】クリーニング装置100は、シャドーマスク10を磁気吸着するためのマグネットプレート103を備えたマスク保持具102を備えている。マグネットプレート103の下面には、シャドーマスク10を構成する素材と同一の素材であるインバー材からなる補強層104が形成されている。補強層104は、インバー材の熱拡散長よりも長い厚さに形成されている。マスク保持具102の下方には、シャドーマスク10にレーザ光を照射して蒸着物質を除去するための光源106,集光レンズ107およびガルバノミラー108が設けられている。この場合、レーザ光Lはシャドーマスク10に付着した蒸着物質表面での反射率が最小となる入射角θで照射される。 (もっと読む)


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