説明

株式会社MITOMIにより出願された特許

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【課題】 低温除湿乾燥技術は十分な乾燥が困難であり、短時間乾燥技術では、真空減圧乾燥機、高周波乾燥機、あるいは高周波・蒸気複合乾燥機など設備投資が極めて高く、木材の細胞を著しく破壊、損傷され、設備投資が高く普及性が低い。また、今日、普及率が高い蒸気高温乾燥機では、処理温度が80〜130℃であるため、黒く変色し、細胞を著しく破壊し、材の長期的保存が困難で、強度や耐久性が低く、収縮が著しい。この熱源は重油や灯油を多量に使用するため、ランニングコストが極めて高く、CO2の排出量も高い。よって、角材や平角材などの乾燥が困難な木材に対して、低価格で購入でき、ランニングコストが低く、細胞を破壊させず、CO2排出量が低い乾燥機が望まれてきた。
【解決手段】 遠赤外線と超遠赤外線の輻射機能を面状で発揮する面状発熱体を使用することで、角材や平角材などに対して、ランニングコストが低く、細胞を破壊させず、CO2排出量がゼロに近い木材用乾燥を可能とした。 (もっと読む)


【課題】シートの上にニクロム線を蛇行配線したものや金属箔を印刷配線したヒーター材は、熱効率が悪く屈曲性に乏しいという欠点があった。また、ランダムな方向を向いた導電性カーボンチョップドファイバーを練り込んだ発熱部を有するヒーター材は、導電性カーボンチョップドファイバーの密度が小さい場合などは発熱部の温度を一様にすることが難しく、被加熱物にも温度のむらが生じてしまうことがあった。
【解決手段】以上の課題を解決するため、本発明は、導電性カーボンチョップドファイバーをその長手方向の目をそろえて非導電性の構造部材中に面内で均質に分散し導電性をもたせた発熱部を有するヒーター材を提案する。 (もっと読む)


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