説明

株式会社CMEにより出願された特許

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【課題】
人工透析などのため穿刺針を身体に打つ際、その痛みを軽減するための穿刺痛緩和用具を提供すること。
【解決手段】
穿刺痛緩和用具を、合成樹脂で形成された容器12の内部に保冷剤13が封入された冷却具11と、この冷却具11を身体に固定するためのベルト16で構成する。そして冷却具11の表面とベルト16の内周面に一対の面ファスナー14、18を介在させて、冷却具11とベルト16を着脱自在とする。使用の際は、冷却具11だけをあらかじめ凍結させておき、次に冷却具11をベルト16で挟んで皮膚に密着させて体組織を冷却すると、冷凍麻酔に類似する効果で穿刺の際の痛みが緩和される。冷却具11とベルト16などは、安価で取り扱いも容易である。 (もっと読む)


【課題】
人工透析などのため穿刺針を身体に打つ際の痛みを軽減するための穿刺痛緩和方法と、それに用いる穿刺痛緩和装置を提供すること。
【解決手段】
ペルチェ素子15によって冷却可能で皮膚に面接触可能な押圧体14を用いて、この押圧体14をセ氏3度から7度に冷却した後、穿刺針を打ち込む部位に押圧体14を20秒以上接触させて、皮膚の表面温度をセ氏22度から28度に冷却する。これによって周辺の神経が麻痺して、穿刺針を打つ際の痛みが緩和される。この方法は薬剤を使用しないため、アレルギー反応を引き起こす恐れがなく、また皮膚にダメージを与えることもなく、誰もが安心して繰り返して使用可能で、しかも冷凍麻酔のように過度な冷却も伴わないため、不快感を与えることもない。 (もっと読む)


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