説明

タキロンプロテック株式会社により出願された特許

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【課題】縦糸と横糸との交点部分における横糸の歪みやズレに起因する光ファイバーセンサの歪みをなくして、盛土崩壊の危険性についての誤った予測を防止できるようにした土木用網体と、この土木用網体を用いた盛土構造を提供する。
【解決手段】合成樹脂製の縦糸1と横糸2を互いに交差させて各交点部分4を固着した網体Nであって、少なくとも1本の縦糸1(1a)上に光ファイバーセンサ3が配置されて網体Nに固定され、光ファイバーセンサ3と網体Nとの非固定部7が縦糸1(1a)と横糸2との交点部分4(4a)に位置して形成された土木用網体Nとする。交点部分4(4a)に非固定部7を形成することで、横糸2の歪みやズレに起因する光ファイバーセンサ3の歪みをなくす。盛土構造は、盛土の法面に埋設した土留め部材に土木用網体Nを連結して盛土中に略水平に埋設し、光ファイバーセンサ3の端末を法面から外部へ引き出した構造とする。 (もっと読む)


【課題】軽量で、強度が大きく、耐久性があり、リサイクルも容易な、高強度複合樹脂板を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる板状体1の内部に、板状体1の長さと同一の長さを有する複数本の繊維強化樹脂からなる管2又は棒が、板状体1の幅方向に間隔をあけて互いに平行に配置されて板状体1の長さ方向に抜き取り可能に埋設された構成の高強度複合樹脂板P1とする。板状体1も管2又は棒も樹脂からなるため軽量であり、腐食しないので耐久性があり、強靱な繊維強化樹脂の管2又は棒で板状体1が補強されるため強度、特に曲げ強度が大きく、管2又は棒を抜き取って板状体1の熱可塑性樹脂を容易に再生(リサイクル)できるので無駄が少ない。 (もっと読む)


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