説明

オムヤ ディベロプメント アーゲーにより出願された特許

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本発明は、鉱物材料を含有する紙用コーティングスリップを製造する方法であって、該スリップを増粘するための剤として、少なくとも1種類のエチレン−不飽和アニオン性モノマーと、14〜21個の炭素原子を含み、かつそれぞれが少なくとも6個の炭素原子を有する2つの分岐鎖を含む、飽和または不飽和の分岐した疎水性アルキル、アルキルアリール、アリールアルキル、またはアリール鎖の末端を有する少なくとも1種類のエチレン−不飽和オキシアルキルモノマーとを含む水溶性ポリマーを使用する、方法を含む。当該ポリマーは、コーティングスリップに直接添加されるか、または水中において鉱物材料を粉砕、分散、もしくは濃縮する前工程の際に添加され、その後に乾燥工程を行っても行わなくてもよい。このようにして、当該スリップの水分保持が改善され、このことが、当該スリップによって塗工される紙のより良好な印刷特性に貢献する。 (もっと読む)


本発明は、表面反応沈殿炭酸カルシウム(PCC)を含む顔料の調製のための方法であって、過剰の可溶化カルシウムイオンが工程(d)の際に供給される、以下の工程を含む方法に関する:(a) 少なくとも1つの沈殿炭酸カルシウム(PCC)含有顔料を供給する工程;(b) H3O+イオンを供給する工程; (c) 水性媒体に可溶化され水不溶性カルシウム塩を形成可能である少なくとも1つのアニオンを供給する工程; (d) 表面反応PCCが、PCCの表面上に形成される該アニオンの不溶性で少なくとも部分的に結晶性のカルシウム塩を含む、表面反応PCC含有顔料のスラリーを形成するために該PCC含有顔料と該H3O+イオンおよび該可溶化アニオンとを水性媒体中で接触させる工程。本発明はさらに、本方法により得られる表面反応PCC含有顔料のスラリー、その使用、およびスラリー中に含有される表面反応PCCに関する。 (もっと読む)


本発明は、ミリメートル範囲の長さを有する有機繊維を含む表面無機化有機繊維であって、その表面が、モノマーとして1つまたは複数のジカルボン酸と、ジアミン、トリアミン、ジアルカノールアミンまたはトリアルカノールアミンの群からの1つまたは複数のモノマーと、エピクロロヒドリンとを含むコポリマーに基づく結合剤により微細なアルカリ土類炭酸塩ナノ粒子で少なくとも部分的にコーティングされている、表面無機化有機繊維;そのような表面無機化有機繊維の産生法;その水性スラリー;製紙における、紙、プラスチック、セメントおよび粘土表面の表面仕上げにおける、塗料およびワニスにおけるそれらの使用;ならびに、有機繊維をナノアルカリ土類炭酸塩でコーティングするための本発明の結合剤の使用に関する。

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本発明は、表面を反応させた天然炭酸カルシウムを充填剤としてティッシュペーパー製品に使用すること、ティッシュペーパー製品を調製するプロセス、および改善された柔軟性を特徴とするティッシュペーパー製品に関し、表面を反応させた天然炭酸カルシウムは、天然の炭酸カルシウムと酸および二酸化炭素との反応生成物であり、二酸化炭素は酸処理によってその場で形成されおよび/または外部から供給される。

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