説明

クック インコーポレイティドにより出願された特許

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【課題】大動脈の胸部弓内で成長した瘤に対しては、胸部弓に沿って大動脈に結合されるメインブランチの血管を閉塞することなく、胸部弓の湾曲に沿って延び、留置されるステントグラフトが必要である。しかし、これら全ては瘤により実現が困難であった。
【解決手段】胸部ステントグラフト(20)は、近位端(26)と、遠位端(27)と、それらの間を伸びるルーメンとを有する対生物適合性の管状グラフト材料本体(22)を有する。シーリングステントは、管状グラフト材料本体の近位端に取りつけられ、係止装置は、そのシーリングステントに取りつけられた「かえし」(30)である。「かえし」を有する遠位取りつけステントは、管状グラフト材料本体の遠位端(27)に取りつけられ、そこから伸びる。中間ステント(24)は、管状グラフト材料本体の長さに沿って提供される。胸部ステントグラフトは、1つあるいは複数の部分で存在する。 (もっと読む)


【課題】薬剤(対生物作用材料)の劣化を防止する治療方法と装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、医療装置へ適用(塗布)された薬剤(対生物作用材料)の品質劣化は、対生物作用材料を溶剤,触媒,加熱あるいは化学的な手を用いずにポリマーの多孔質層でもってカバーすることにより回避できる。このような生物適合性のあるポリマーは、好ましくは蒸着あるいはプラズマ堆積により形成され、これを重合化する。本発明の一実施例によれば、本発明の医療装置は、患者の体内(食道,気管,結腸,胆汁管,泌尿器管等)内に導入するのに適した構造体を有する。この構造体は、ベース材料とこの構造体上の少なくとも一部上に形成された生物適合材料をその構造体の表面の溝,孔,スロット等内に含む、そしてこの対生物作用材料上に少なくとも1つの多孔質層と対生物作用材料のない表面とを有する。この多孔質材料は、ポリマーと対生物作用材料がそこを介して制御しながら放出できるような充分な厚さを有する。 (もっと読む)


【課題】ワイヤガイドを把持し、それを制御移動させるために、簡単な構造のワイヤガイド制御ハンドルを提供することである。
【解決手段】ワイヤガイド制御ハンドルは、その中にワイヤガイド11を収納し、軸方向に伸びる通路部15、17とを有する細長部材12と、前記通路部内をスライド可能に配置され、前記ワイヤガイド11を前記通路部17内に固定保持する表面42を有するスライド13とからなり、前記通路部17は、前記ワイヤガイド11を支持する表面43を有し、前記スライド13の底部表面42と前記通路部17の支持表面43とが、ほぼ平行で離間して配置される。 (もっと読む)


拡張可能な静脈弁は、弁構造体(12)に隣接する領域を拡張するよう構成された支持構造部材(11)を有する。逆行性のフローパターンは、弁領域のベースにあるポケットをフラッシング(洗浄)するのを容易にし、体液の滞留(血液の場合には、血栓形成に繋がる)を防ぐ。拡大したポケット領域は、2つの支持フレーム部分の間の不支持領域の弁構造体に隣接して人工静脈(34)を形成することにより作られる。支持フレームは、拡張した直径の中間部分あるいは近位端部分を有し、弁構造体に隣接する人工静脈を形成する。本発明の他の実施例においては、対向する小葉の間の取り付け通路と支持フレームまたは血管壁は、互いに接触して小葉を拡張させる近位端部分と、隣接する血管壁に対し、大きな角度を形成する先端部分を有し、大きなポケットが小葉のベースに作られる。本発明の一実施例においては、取り付け通路は、一対の平行に軸方向に延びた取り付け支柱に沿って先端方向に延び、拡張した小葉接触領域を形成し、小葉の底部を規定する先端取り付け支柱に沿って周囲方向にあるいは先端方向に角度を形成する。
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本発明は、患者の脈管あるは血管内に挿入されるのに適した構造体(12)を有するコーティングした脈管内医療装置(10)である。この構造体は、好ましくは対生物作用活性材料層(18)を有する無孔性のベース材料(14)からなる。医療装置は、移植可能なステント又はバルーン(26)で、その上に対生物作用活性材料層が形成されている。ステントは、バルーンの上に配置され、対生物作用活性材料層の別の層が、この構造体の上に形成され、配置されたステントの端部を超えて伸びる。バルーンの端部は、ステントの端部を超えて伸び、その上に対生物作用活性材料層を有し、対生物作用活性材料を血管の細胞に分配する。バルーンは、更に、ベース材料層と対生物作用活性材料層との間に配置された親水材料(58)を有する。
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【課題】 患者の血管と脈管を強化治療するステント組織グラフトプロテーゼを提供する。
【解決手段】本発明ステント組織グラフトプロテーゼは、内側拡張可能ステント(21)と、組織グラフト(24)と、その上に配置された積層組織構造体(33)とを含み、血管の宿主組織に適用される。この組織構造体は、小腸粘膜下組織(37)のような細胞外マトリックスを(36)を含み、宿主組織をプロテーゼ内に再増殖させる。このプロテーゼは、更に、外部拡張ステント(44)のような管状部材(25)を有し、組織グラフトを内側ステント内に保持する。内側と外側のステントの端部は、組織グラフトの端部と一致しているかそれを超えて伸びる。これにより、分配用カテーテルを引き抜く際、組織グラフトが捲り返るのを阻止する。
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ステントグラフト留置システム(10)は、患者の身体内に導入される近位端(5)と、患者の身体外に留まる遠位端(3)とを有し、ステントグラフト(21)を収納するのに適した領域を近位端近傍に有する留置用カテーテル(11)を有する。シース(25)は、ステントグラフトの留置が可能なように、前記領域を露出するために、カテーテルに対し移動可能なように前記領域をカバーし、その上に伸びる。ノーズコーン拡張器(17)は、前記留置用カテーテルの近位端に配置され、湾曲し、カプセル(20)は、ステントグラフト用に遠位保持機構を提供する。
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ステントグラフト(25)の遠位端(29)をステントグラフト(25)の近位端(27)の前方に解放するステントグラフト留置装置を開示している。装置(15)は、近位端解放機構の移動とは無関係に留置カテーテル(23)の少なくとも一部を移動させ、トリガーワイヤ解放機構(6)に関連した固定ハンドル(16)および留置カテーテルとカプセル(21)が固定されたスライドハンドル(17)を有する。スライドハンドル(17)は、固定ハンドル(16)上に搭載され、固定装置(16)に対して軸方向にスライド可能である。
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本発明は、大動脈内に留置され大動脈瘤を拡張するプロテーゼ装置である。このプロテーゼ装置は、患者のルーメン内に配置され拡張したときに、一方の部材(2)の端部(12)が他方の部材(4)の端部(24)に結合するよう構成された少なくとも第1と第2の部材(2,4)を有する。各部材(2,4)は、グラフト装置(8,26)に関連するステント装置(0,25)を有する。一方の部材の端部は、グラフト装置の内側表面上にそのステント装置の少なくとも一部を有し、他方の部材の端部は、グラフト装置の内側表面上にそのステント装置の少なくとも一部を有する。好ましくは、2個のステントグラフトがオーバーラップする。第1と第2の部材の結合部分は、同一の外径を有する。
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機能性キャビティを有する製品(25)を射出成形するのに使用される方法と型枠組立体(60)を提供する。本発明の型枠組立体(60)は、成形材料を空洞部内に射出する前に型枠組立体に配置され、成形後はそこに残る挿入中空管(48)を収納するリセス(72)を有する。圧縮ガス供給装置が、成形材料の射出プロセスの間、所定の段階で、圧縮ガスを前記挿入中空管内に供給する。これにより製品内に機能性キャビティを形成する。
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