説明

ウィリアム クック ユーロープ アーペーエスにより出願された特許

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【課題】大動脈の胸部弓内で成長した瘤に対しては、胸部弓に沿って大動脈に結合されるメインブランチの血管を閉塞することなく、胸部弓の湾曲に沿って延び、留置されるステントグラフトが必要である。しかし、これら全ては瘤により実現が困難であった。
【解決手段】胸部ステントグラフト(20)は、近位端(26)と、遠位端(27)と、それらの間を伸びるルーメンとを有する対生物適合性の管状グラフト材料本体(22)を有する。シーリングステントは、管状グラフト材料本体の近位端に取りつけられ、係止装置は、そのシーリングステントに取りつけられた「かえし」(30)である。「かえし」を有する遠位取りつけステントは、管状グラフト材料本体の遠位端(27)に取りつけられ、そこから伸びる。中間ステント(24)は、管状グラフト材料本体の長さに沿って提供される。胸部ステントグラフトは、1つあるいは複数の部分で存在する。 (もっと読む)


【課題】患者の脈管あるは血管内に挿入されるのに適した構造体を有するコーティングした脈管内医療装置を提供する。
【解決手段】構造体12は、好ましくは対生物作用活性材料層を有する無孔性のベース材料14からなる。医療装置10は、移植可能なステント又はバルーンで、その上に対生物作用活性材料層が形成されている。ステントは、バルーンの上に配置され、対生物作用活性材料層の別の層が、この構造体の上に形成され、配置されたステントの端部を超えて伸びる。バルーンの端部は、ステントの端部を超えて伸び、その上に対生物作用活性材料層を有し、対生物作用活性材料を血管の細胞に分配する。バルーンは、更に、ベース材料層14と対生物作用活性材料層との間に配置された親水材料を有する。 (もっと読む)


大動脈弓(130)のような湾曲した管腔内に配備するステント移植片(18)は、近位端に拘束機構を備えている。その近位端に設けられたステント(4’)は、拘束ワイヤー(42)と協働する材料からなるループ(11)を備えており、ループは、中心のガイドワイヤー坦持部材(24)と拘束ワイヤーカニューレ(8)との間を伸長する。該拘束機構は、近位のステントの近位端と遠位端との両方においてその外周の3点で近位のステントを拘束状態に維持する。このようにして、近位のステントは、配備中にステント移植片(18)の残りの部分が拡張した後に拡張する。一実施例では、前記拘束機構は、ステント(41)の近位端と遠位端とにおいて、その周囲の周方向に沿った3点で近位のステント(4’)の2つの互いに隣接している支柱を拘束する。近位のステント(4’)は、湾曲した血管の内側部分(31)で隣接するステントの内側に重なる。
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導入器(10)は、配備中に、少なくとも1つのステント(4’)を拘束する一方でステント移植片(18)の残りの部分が拡張されるようにする解放ワイヤ(42’)を備えている。拘束されたステント(4’)を隣接するステント(4)より後に拡張させることによって、ステント移植片(18)が湾曲した体内管腔(70)内に配備される場所で、拘束されたステント(4’)は隣接のステント(4)の内側に重なる。

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湾曲した脈管(32)に配備するための軸対称のステント移植片(10;30)が、その長さに沿って、隔置された同一のステント(16)を有し、該ステントは最大湾曲の部位でさらに離れている。ステントの端部は互いに及び移植片の端部に平行である。ステント間のスペース(D)は移植片の全長に沿って、又は一端に隣接してのみ、変化してもよい。

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患者の胸部大動脈弓への配置用ステント移植片(2)は、その中に、患者の上行大動脈に配置するための第1のルーメンを有する第1のチューブ状本体部分と、胸部大動脈弓に沿い、下行大動脈を下がって延在する第2のチューブ状本体部分(8)とを有している。第2のチューブ状本体部分は第1のチューブ状本体部分より小さい直径のものである。第1の本体部分と第2の本体部分の間には、段差部分(10)がある。段差部分は第1の部分と第2の部分で接合され、連続している。第1の本体部分、段差部分、および第2の本体部分のそれぞれの第1の側面は実質的に整列しており、その結果、本体部分の第1の側面と反対側の第2の側面に画定された段差(18)がある。段差部分の開口部(30)と該開口部から第1の本体部分に向かって延在する内部チューブ(32)がある。内部チューブが、その長さの一部に沿って、少なくとも2つのより小さい内部チューブ(34、36)に分割され、該より小さい内部チューブが第1のルーメンに開口している。

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管腔内人工器官は、頂点で交わる第1ストラットと第2ストラットを有する曲線部分を備える支持構造を含んでいる。支持構造上には、アンカー本体と、アンカー本体から外向きに伸張している1つ又はそれ以上の棘(21)と、を有するアンカー(25)が配置されている。アンカー本体は、第1ストラット、第2ストラット、及び頂点の周囲に少なくとも一部に亘って嵌合し、それらの形状に倣うようになっている。

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ステントグラフト又は他の装置を患者の脈管に導入するための導入器アセンブリ(10)には、自然に湾曲した望ましくは実質的にU字形である拡張用先端具(100)が備わっている。該拡張用先端具は、その中のガイドワイヤ(42)とともに実質的に真直ぐになることができ、さらに移植片の配置中にもとの湾曲に戻ることができるように柔軟性がある。拡張用先端具(100)の湾曲は、拡張用先端具が脈管壁に、その上に保持される移植片の配置中に、破損を引き起こさないということを保証することができるが、真直ぐな拡張用先端具では起こり得る。

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ステントグラフト(100)は、引き結び又は自己引き締め結びの結び目(112)で終端する第1端部と、結び目(112)に受け入れられ且つ中で摺動できる第2端部とを有する、締付け可能なループ要素(104)が備わっている。結び目(112)は縫合糸によってステントグラフト100に結わえ付けられて、そこに固定される。ループ(104)は、グラフト材料の内側と外側の間を通過するような方法及びステントグラフト(100)の調整された湾曲が可能であるような方法、詳細にはループ(104)の範囲内で保持される隣接したステントの重なりの調整で、ステントグラフト(100)に取り付けられる。導入器アセンブリはまた、配備処置中にステントグラフト(100)への固定が可能な制御カニューレと、さらに、ステントグラフト(100)の近位端での縫合糸のループ(150、152)の機構であって、配備処理中の該ステントグラフトを曲げる処理中に、収縮した形態に該縫合糸のループを保持するための機構とを含むことが開示される。
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【課題】半径方向の強度と可撓性が高く、脈動性の膨張、収縮に耐えるステントを提供する。
【解決手段】ステントはカニューレから形成され、可撓性セグメント11と高フープ強度セグメント12を交互に有する。軸連結バーがセグメントを相互接続し、膨張による長さの減少を最小にする。膨張していない状態において、高フープ強度セグメント内のストラットは平行であり、一方可撓性セグメント内のストラットは、湾曲部から伸びて他端において収束する。一実施例において、フープセグメントのいくつかのストラット間のギャップは大きく、他のストラット間のギャップは小さい。他の実施例において、フープセグメント内のストラット間のギャップは中程度で均一であり、これによって、連続する脈動による膨張/収縮の繰り返しにおいて、歪の大きい部分の金属疲労の発現を最小にする。 (もっと読む)


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