説明

富士化工株式会社により出願された特許

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【課題】上下の繊維強化プラスチック層の間に樹脂層を備える中間層が配置された積層物を台座上に形成するために好適な積層物の形成システム及び形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】内側及び外側の繊維強化プラスチック層と、該内側及び外側の繊維強化プラスチック層の間に配置され、樹脂成形物の粉砕物又は粉体が配合された樹脂層を少なくとも一層含む中間層とを備える積層物を台座上に形成するに当たり、樹脂層を形成する機能を有する第1の装置と、内側及び外側の繊維強化プラスチック層を形成する機能を有する第2の装置を設け、第1及び第2の装置をそれぞれ台座に対し相対的に移動が可能とする。また、第1及び第2の装置のいずれか一方の装置を、他方の装置が層を形成する際、当該他方の装置と干渉しない位置に移動可能にしてもよい。 (もっと読む)


【課題】FRP(繊維強化プラスチック)製の構造体において、廃FRPを有効利用しつつ、高剛性で耐環境性がある構造体の提供。
【解決手段】構造体1において、外側強化層4と内側強化層2との間の中間層3を、複数の樹脂層で構成した積層構造(サンドイッチ構想)にするとともに、隣接する樹脂層の間に樹脂テープを配置させる。外側強化層4により構造体1に必要な剛性、引張応力、曲げ応力等を確保し、複数の樹脂層を備える中間層により構造体に必要な圧縮・せん断強さを確保する。中間層内の樹脂層は、50重量%以上の高含有率で樹脂成形物(FRP廃材、熱可塑性プラスチック廃材など)の粉砕物又は粉体が配合され、これが樹脂等で固められ、更に樹脂テープで固定されることにより、必要な圧縮・せん断強度を有する構造を維持している。そして、端部処理部材Mを設け、中間層の端部断面Sの外部露出を防止している。 (もっと読む)


【課題】FRPを用いる構造体は、ガソリンスタンドの地下油タンクや消防用の地下水槽などの構造物に利用されているが、剛性や外圧座屈強さが要求される。他方、FRP、熱可塑性プラスチック等からなる樹脂成形物の廃材を有効活用すべきとする要請が高まっている。廃FRPを有効利用しつつ、安価で高剛性のFRP構造体を得ることを目的とする。
【解決手段】FRP構造体1において、外側強化層4と内側強化層2との間の中間層3とを備えるサンドイッチ構造11とし、このサンイッチ構造では、外側強化層4により構造体1に必要な剛性、引張応力、曲げ応力等を確保し、複数の樹脂層を備える中間層により構造体に必要な圧縮・せん断強さを確保する。中間層内の樹脂層は、50重量%以上の高含有率で樹脂成形物(FRP廃材、熱可塑性プラスチック廃材など)の粉砕物又は粉体が配合され、必要な圧縮・せん断強度を有する構造を維持している。 (もっと読む)


【課題】 有機系流体の浸透防止機能を有する電気融着継手を提供する。
【解決手段】 両端開口より挿し込み配置されている合成樹脂管外壁と通電加熱によって融着接合可能な融着性合成樹脂層からなる継手貫通孔内壁面を有し、且つ該貫通孔内壁面から厚み方向への有機系液体又は気体燃料の浸透を阻止するバリア層を有する電気融着継手。 (もっと読む)


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