説明

株式会社大和三光製作所により出願された特許

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【課題】下水汚泥を効率よく処理でき、且つ分岐送風管のたわみを炉床に敷設した耐熱小粒子状物で支持し、その厚さを適宜調整することにより該炉床面が損傷するのを防止できるようにしたものである。
【解決手段】焼却炉の中心部に回転自在な回転送風軸管を設け、該回転送風軸管より放射状に分岐送風管を延出し、該分岐送風管には複数の分岐送風枝管を設けてなる撹拌円型焼却炉において、該焼却炉の平坦な耐熱性炉床上に耐熱小粒子状物を移動自在に敷設し、且つ該分岐送風管の延出長さに応じて回転送風軸管側に設けた堰の高さを調整し、該堰の高さを該耐熱小粒子状物の厚さとし、各々の該分岐送風管の先端側に位置する分岐送風枝管の下端部は該耐熱小粒子状物に接し或いは埋設する位置となるように形成したことを特徴とする撹拌円型焼却炉。 (もっと読む)


【課題】原料への影響・ダメージを最小限に抑えつつ低速且つ低動力で移動撹拌しながら乾燥が行えるようにする。
【解決手段】互いに熱媒ジャケット3で囲繞した内筒4と外筒5との同心二重円筒からなるケーシング2と、該ケーシング2の内筒内側に配し、原料をケーシング2内上方に移送するための搬送回転羽根11と、該搬送回転羽根11のシャフト9下端に取り付けて内筒4の下端開口部よりケーシング2内底部に配し、原料を内筒4内上方へ掻き揚げるための底部撹拌回転羽根12と、搬送回転羽根11のシャフト9上部側に取り付けて内筒4の上端開口部側に配し、原料を内筒4側から外筒5側のケーシング2の底部側へ移動するための上部掻き出し羽根13とを備える。また、原料との当接角度が仰角15°〜60°となるよう底部撹拌回転羽根12をそれに対応した角度に傾斜形成する。 (もっと読む)


【課題】原料が団子状となって雪だるま式に肥大化してしまうことを未然に防止でき、しかも原料の供給時及び処理後の排出時での操作性を良好なものとする撹拌伝熱式乾燥手段を提供する。
【解決手段】高い水分含有量を有する原料の投入時における乾燥初期ではシャフト9を正方向側に傾斜して低速回転可能とした破砕・撹拌回転羽根12と、乾燥中期及びそれ以降の低い水分含有量の破砕乾燥原料に対しては、シャフト9を逆方向側に傾斜して高速回転可能とした乾燥・撹拌回転羽根13とを、熱媒ジャケット7によって囲繞した乾燥室内に備える。破砕・撹拌回転羽根12と乾燥・撹拌回転羽根13とは単一のシャフト9に沿って分割並設し、該シャフト9の傾斜は、乾燥室自体を正逆いずれかの方向へ傾倒することによって行う。また、該破砕・撹拌回転羽根12の先端には切欠部14を形成し、該切欠部14に対向する乾燥室内周の伝熱面には破砕刃15を突設する。 (もっと読む)


【課題】ロータリーシェル内での充分な滞留時間を得ることができ、これにより乾燥効率を向上可能にする。
【解決手段】通気式回転可能なロータリーシェル3内に導入した被乾燥物を、当該ロータリーシェル3内に揺動自在に収容している付着媒体4に同伴し、当該付着媒体4の表面に薄膜状となって付着した被乾燥物に熱風を当てて乾燥する。また、熱風の温度は、低温(約50℃)から高温(約700℃)までの範囲内に設定可能とする。付着媒体4は、直径が25〜50mm程度を有する球状の硬質セラミック、鉄球、アルミボールのいずれかにより形成する。 (もっと読む)


【課題】揮発成分を抑える低温炭化方式として有効に利用することができると共に、炭素率が高く、タール分の少ない良質の炭化物を生産することができるようにする。
【解決手段】乾燥処理物を回転可能なロータリーシェル炉装置3内に導入すると共に、当該ロータリーシェル炉装置3内で乾燥処理物を揺動しながら過熱蒸気を吹き付けて炭化すると共に、該過熱蒸気は、低温から高温に至るまでのロータリーシェル炉装置3内の平均温度差を大きく設定できるようにする。ロータリーシェル炉装置3から排出された排ガスはサイクロン集塵機5に導入し、大部分のダストを捕集した後の排ガスを、乾留ガス燃焼炉7を介して、乾燥処理物に過熱蒸気を吹き付けるための過熱蒸気発生器9に還流する。過熱蒸気発生器9で熱放散した排ガスは、熱交換器11によって熱を回収し、回収した熱を炭化前処理用の乾燥熱源として利用する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも低温の熱風によって高水分の下水汚泥を熱効率よく均一乾燥させることができる下水汚泥の乾燥方法を提供する。
【解決手段】水分が70%以上の高水分の下水汚泥を円筒状の回転ドラム1の内部に投入して転動させつつ、回転ドラム1の中心軸上に設置されたヘッダー管2から下方に延びる枝管3を通じて下水汚泥に200〜500℃の熱風を吹き付ける。下水汚泥は解砕されつつ乾燥され、粒径が5〜10mm程度の乾燥粒状体として取り出される。なお、回転ドラム1から取り出された乾燥粒状体の一部をリターンして混合機によりその表面に高水分の下水汚泥をまぶした状態とし、再び回転ドラムの内部に投入することにより、更に乾燥効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 運転開始時の結露等の防止と処理量の増加を図り、装置全体を安定的かつ効率的に運転できるようにする。
【解決手段】 高温高圧の蒸気流の調整を行う蒸気流調整部(2)と、蒸気流調整部からの蒸気を噴射する蒸気噴射ノズル(10)と、高温空気を供給する高温空気供給部(20)と、高温空気が供給される給気口(16)を有して蒸気噴射ノズルから噴射された蒸気と高温空気とを混合してその混合気体を第1の噴射口(19,19a)から噴射するエジェクタ(15)と、内部にエジェクタの第1の噴射口が開口すると共に噴射口から噴射される混合気体により処理物を粉砕して乾燥させる乾燥室(35)とを備え、高温空気は、エジェクタの給気口近傍において正圧となるように供給され、乾燥室は、第2の噴射口を有し、第2の噴射口は、高温気体供給部からエジェクタを介さないで供給される高温気体を乾燥室内へ噴射させる。 (もっと読む)


【課題】 酸化させたくない処理物や有機溶剤等を含むために燃焼の危惧がある処理物を安全に処理できるようにする。
【解決手段】 高温高圧の蒸気が供給されて蒸気流の調整を行う蒸気流調整部(2)と、蒸気流調整部の下流に取り付けられて蒸気を噴射する蒸気噴射ノズル(10)と、高温気体を供給する高温気体供給部(20)と、蒸気噴射ノズルに取り付けられて蒸気噴射ノズルから噴射された蒸気と高温気体供給部から供給される高温気体とを混合してこの混合気体を噴射するエジェクタ(15)とを備え、上記高温気体は高温空気からなり、高温気体供給部は、この高温空気を低ないし脱酸素化させるための脱酸素装置(25)を備える。又は、上記高温気体は、加熱した不活性ガス又は過熱蒸気からなる。 (もっと読む)


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