説明

セコ ツールズ アクティエボラーグにより出願された特許

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【課題】本発明は、金属機械加工において使用すべき被覆された切削工具インサート及びテクスチャー硬化α−Al23層に関する。
【解決手段】該アルミナ層は、改善された靭性によって特徴づけられ、その全ての機能的部分を覆う基板に接着する。被膜は、2〜12の長さ/幅比をもつ柱状粒子から成る2〜20μmの範囲の厚みをもつテクスチャー硬化α−Al23である少なくとも1つの層を含めた1種以上の耐熱層で構成されている。α−Al23は強い(0006)回折ピークを示す。改善された摩耗耐性及び靭性は、(0006)反射についてのテクスチャー係数(TC)が1.33 ln h+2(ここでhはα−Al23層の厚みである)より大きい場合、そしてα−Al23層の表面が1μm未満のRa値まで湿式ブラストされた場合に得られる。強い(0001)テクスチャーをもつアルミナ層は、結合相富化超硬合金基板上に適用される。この組合せは、耐摩耗性及び靭性の増強に寄与する。 (もっと読む)


【課題】最新のNC旋盤(数値制御旋盤)に使用するのに適する金属加工用の切削工具及びホルダを提供し、複数の従来工具を置き換えることのできる切削工具を提供し、安定したホルダを提供する。
【解決手段】切削工具10は、ホルダ11と、少なくとも二つのフライス削りインサート12A〜12Dとを備える。ホルダ11は、フライス削りインサート12A〜12Dを受容するために、複数のインサートポケット17を備える。フライス削りインサートは、ホルダの中心軸線(CL)に対する切削インサートの最外周部が概ね円(C)上に位置するように、ホルダ11に取り付けられる。円(C)は、切削工具10の直径を構成している。切削工具10は、フライス削りインサート以外に、他の加工をするために設けられた少なくとも一つの旋削インサート13〜16をさらに備え、旋削インサートは円(C)の半径方向内側に設けられる。 (もっと読む)


本発明は、多結晶の立方晶窒化ホウ素(PCBN)の本体を固体のインサートとして又は支持体に取り付けられるものとして含む、その上に硬質かつ耐摩耗性のPVDコーティングが堆積された、チップ除去による機械加工のための切削工具インサートに関する。前記コーティングは、A層及びB層の互層の多結晶のナノ積層構造を含み、ここで、A層は(Ti、Al、Me1)NでありMe1は周期表の3、4、5又は6族からの金属元素の1種以上であり、B層は(Ti、Si、Me2)Nであり、Me2は、Alを含む周期表の3、4、5又は6族からの金属元素の1種以上であり、厚さは、0.5〜10mである。本発明のインサートは、高温を発生する金属切削用途、例えば、鋼、鋳鉄、超合金及び硬化鋼の高速加工において特に有用である。
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本発明は、超硬合金、サーメット、セラミックス、立方晶窒化ホウ素を基礎とした材料又は高速度鋼の硬質合金の本体を含む、その上に硬質かつ耐摩耗性の物理蒸着法(PVD)によりコーティングが蒸着された、チップ除去による機械加工のための切削工具インサートに関する。前記コーティングは、A層及びB層の互層の多結晶のナノ積層構造を含み、ここで、A層は(Ti、Al、Me1)NでありMe1は所望により周期表の3、4、5又は6族からの金属元素の1種以上であり、B層は(Ti、Si、Me2)Nであり、Me2は、所望によりAlを含む周期表の3、4、5又は6族からの金属元素の1種以上であり、厚さは、0.5〜20umであり、この製造方法。このインサートは、エッジの完全な状態を改善しつつ、高温を発生する金属切削用途、例えば、超合金、ステンレス鋼及び硬化鋼の機械加工において特に有用である。
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本発明は、30〜60wt%のオレフィン系ポリマー及び40〜70wt%のワックスを含むバインダー系を用いてφ=0.54〜0.56の固形分装填率でもって超硬合金又はサーメット部品を射出成形又は押出成形する方法に関する。バインダー系は2.5〜10wt%のワセリンをさらに含む。本発明は、また、30〜60wt%のオレフィン系ポリマー、40〜70wt%のワックス及びさらに2.5〜10wt%のワセリンを含む、超硬合金又はサーメット部品を射出成形又は押出成形するためのバインダー系にも関する。 (もっと読む)


本発明は、スコット密度が2.75〜3.75g/cmであり、100MPaで乾燥プレスした後の圧縮密度が8.8〜9.8g/cmの範囲内であるWC粉末を含む、金属機械加工用切削工具インサートのための細粒超硬合金粉末混合物に関する。細粒超硬合金粉末混合物の焼結収縮率は150MPaの圧縮圧力で16.8〜17.9%である。本発明はその粉末混合物の製造方法にも関する。 (もっと読む)


本発明は、粉末射出成形法を用いて、タングステンカーバイドベースの超硬合金またはサーメットの工具または構成部品を製造する方法であって、硬質構成要素粉末および金属バインダー粉末を、該粉末のキャリアーとして働き、30-60 wt-%オレフィンポリマーおよび40-70 wt-%非極性ワックスからなる有機バインダー組織と混合することを含む、方法に関係する。本発明によれば、非極性ワックスで粒状化される金属バインダー粉末が使用される。 (もっと読む)


本発明は Ti, Nb, Ta, W, C, N およびCoを含有するチタンベース炭窒化物合金に関係する。この合金は
- Co 7 to 21 wt%
- W 14 to 20 wt%
- Ta 5 to 11 wt%
- Nb 2 to 7 wt% および,
- Ti 33 to 50 wt%
を含有し、
それにより、全体のN/C 質量比が0.6から0.75, Ta/Nb 質量比が 1.8 から 2.1, 相対的飽和磁化が 0.60 から 0.90 および 磁気保磁力 Hc=(18.2-0.2×Co wt%)+/- E kA/mであり, ここで E は 2.0である。本発明は、前記合金を製造する方法にも関係する。 (もっと読む)


本発明は、超硬合金基材及びコーティングから成る切削工具インサートに関する。該超硬合金基材は、WC、8〜11質量%のCo、6.5〜11質量%のIVb族、Vb族及びVIb族に由来する金属の立方晶炭化物を含み、バインダー相はタングステンとの高合金である。該超硬合金は8〜14kA/mの保磁力を有する。該コーティングは、TC(006)>2及び<6の組織係数を有する柱状粒子から成る少なくとも1つの2〜9μm厚のα−Al2O3層を含む。同時に、TC(012)、TC(110)、TC(113)、TC(202)、TC(024)及びTC(116)は全て<1であり、そしてTC(104)は二番目に高い組織係数である。全コーティング厚は7〜15μmである。 (もっと読む)


本発明は、硬い構成要素を形成している粉末とバインダー相を製粉して混合し、粉末混合物から所望の形状の物体を形成し、該形成された物体を焼結し、該焼結された物体を高精度で研磨して、所望の形状及び寸法を有するインサートを形成し、所望により、刃先に丸みを付け、そして対摩耗性非ダイアモンド又は非ダイアモンドに類似するコーティングを該研磨されたインサートに提供することにより、高い寸法精度が必要とされている切削工具インサートを製造する方法に関する。本方法によれば、該コーティング操作前に、該研磨されたインサートは、表面領域のミクロ構造が有意な寸法変化を起こすことなく再構成されるような時間に亘って、不活性雰囲気又は真空又は他の保護的な雰囲気において、バインダー相の固相線を下回って熱処理される。このようにして、工具寿命及び寸法精度が予想外に向上したインサート類が得られた。 (もっと読む)


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