説明

株式会社ケミカル山本により出願された特許

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【課題】曲管部や分岐管を有する長尺パイプ内面や容器内面の錆や溶接などにより生じた熱焼け取りを精度よく行うことができると共に熱影響を受けた箇所などを改質ないしは不動態化皮膜を効率的に処理できる長尺パイプや容器内面の電解処理方法を提供する。
【解決手段】導電性材料からなる電解液供給ノズル1の一端に電極板2と磁石3とを重ねて装着し、該電解液供給ノズルの他端に電解液給液チューブ4と給電用のワイヤー5とを接続すると共に、長尺パイプまたは容器内面に挿入移動可能となし、パイプまたは容器を陽極側に、前記ワイヤーを陰極側に接続し、長尺パイプまたは容器の外面に誘導磁石を配設して、該磁石の磁力による吸着力により、パイプ、容器内面に密着、誘導させながら、電解液を供給し、誘導磁石を移動させて、パイプまたは容器内面の所定の箇所を電解処理することを特徴とする長尺パイプ、容器内面の電解処理方法。 (もっと読む)


【課題】使用する電解液が極めて少量であり、環境への負荷が劇的に減少すると共に、透過型電子顕微鏡による試料の観察視野も広く且つ安価な電解研磨装置を提供する。
【解決手段】試料及び又は棒状電極の先端の位置を観察する観察鏡と、試料セル保持台に着脱可能に取り付けられ、上下方向に開口部を有し、開口部において試料を均一に保持すると共に少量の電解液を保持する試料セルと、試料セルの対極として試料に近接して設けられた棒状電極と、棒状電極と試料との間隔を調整する位置調整手段と試料と棒状電極とに電圧を印加する電圧印加手段とを備えている。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製の原子力プラントや化学プラント、機器類等過酷な環境のもとに使用される状況において、定期検査時や非定期検査時に特殊な電解液を用いて電解処理を施し、表面改質することによって、応力腐食割れの発生を抑制し、予防保全ないしは延命する処理方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製プラント、機器類等の定期検査時、非定期検査時に応力腐食割れの発生し易い個所に対し、ホウ素又はホウ素とフッ素若しくはこれらと酸素とをイオン状で拡散、浸透させることにより、含ホウ素又は含ホウ素とフッ素若しくはこれらの酸素系被膜層を形成させ、応力腐食割れを抑制する予防保全ないしは延命処理方法。 (もっと読む)


【課題】使用によりダイヤモンド砥粒が摩耗し、切れ味が悪くなったダイヤモンド研磨工具について、再度ダイヤモンド砥粒を突出させ、再使用可能とするダイヤモンド研磨工具の再生方法を提供する。
【解決手段】再生すべきダイヤモンド研磨工具1を電源器6の陽極側若しくは交流電源の一極に接続し、電解液を含浸し含水性物質を介在させた電極4を対極として、通電することによって、含水性物質の膜作用により、ダイヤモンド研磨工具1と対極との間で電解作用を生起させてダイヤモンド研磨工具1を再生させる。 (もっと読む)


【課題】原子力発電プラントや化学プラントの配管等過酷な環境のもとに使用されるステンレス鋼の表面を改質処理することによって、耐食性、特に応力腐食割れを防止する表面改質ステンレス鋼、表面改質ステンレス鋼の処理方法を提供する。
【解決手段】処理すべきステンレス鋼の表層部に対し、ホウ素又はホウ素とフッ素若しくはこれらと酸素とをイオン状で拡散、浸透させることにより、含ホウ素又は含ホウ素とフッ素若しくはこれらの酸素系被膜層を形成させ、耐食性特に応力腐食割れを防止せしめた表面改質ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】金属パイプ内面に付着した錆や汚れ、溶接などにより生じた熱焼け取りを一度広範囲わたって行うことができると共に酸化皮膜や不動態化皮膜を効率的に処理できる金属パイプの内面を電解処理方法を提供する。
【解決手段】電解処理方法は、半径方向に設けられた複数個の通気孔を有すると共にセンター孔を有する板状の絶縁性のスペーサを所定の間隔をおいて配設し、通気孔にはそれぞれ電極ワイヤを装着する。センター孔には牽引ワイヤーを装着して、一体として本体電極を構成する。この本体電極を金属パイプ内面に挿入して電解液に浸漬し、金属パイプと複数個の電極ワイヤとの間で通電し、発生するガスを通気孔より放出しながら本体電極を間欠的又は連続的に移動して長尺の金属パイプ内面を効率的に電解処理する。 (もっと読む)


【課題】狭小な開口部しかないオーステナイト系のステンレス鋼容器内面に生じた溶接焼けを安全かつ容易に除去する手段を提供する。
【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼製の小開口部を備えた筒状密閉容器内の溶接線に沿い当接するように、電気短絡防止用の布を被覆した電極と、該布に電解液を供給する供給装置と、該電極と一体的に装着した永久磁石または電磁石又は磁性材料を備え、一方、該容器の外周回りの溶接線上には、上記磁石等と容器壁を挟んで相対峙するように上記磁石等と相吸引するよう磁石を固定配置して、磁力による吸着力により、上記電極を上記溶接線上に密着させたうえ、該容器を軸回りに回動するか、上記容器外に配置した磁石自体を該容器外周回りに溶接線上を移動させつつ、該容器を他電極として上記容器内の電極との間で電解処理し、以て容器内溶接線上の溶接焼け、錆汚れ等を除去すると共に、不動態化処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ボルト継手による接合法においては、接合面に発生させる錆の状態が締め付けた際の摩擦係数の高低に大きく影響する要素であるが、従来公知の錆の発生方法による錆は、錆の進行を制御する有効な手段がないため、錆が時間の経過と共に進行して止まらず、過度となり、コブ錆などの不良錆の発生を見ることが頻発して、延いては、継手強度の低下を招く欠点があった。
【解決手段】ボルト継手工法における継手部の接合面の摩擦向上策において、任意の錆発生方法により接合面に発生させた錆の進行状態に応じて、適時、気化性防錆剤を塗布若しくは密閉乃至密閉に近い状態で共存させることにより、錆の進行を阻止して、良好な錆面を維持することを可能とし、ボルト継手の強度の保持に有効な解決手段を開発した。 (もっと読む)


【課題】 本発明が解決せんとする課題は、極めて有害な六価クロムを含有する汚染土壌並びに産業廃棄物が深刻な環境汚染問題を生起しているが、これの解決に対して有効な解決手段が無いことに鑑み、人体に悪影響を与えず、容易かつ迅速に当該廃棄物中の六価クロムを無害な三価クロムに還元可能な無害化処理剤を提供することを課題とする。
【解決手段】 炭酸カルシウム、酸化カルシウム若しくは水酸化カルシウムの一種若しくは二種以上を主剤とし、1重量%以上好ましくは5〜10重量%のアスコルビン酸、イソアスコルビン酸若しくはそのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩の一種若しくは二種以上を配合してなることを特徴とする、六価クロムを含有する汚染土壌並びに産業廃棄物用無害化処理剤をもって課題解決の手段とするものである。 (もっと読む)


【課題】 本発明が無害化処理の対象とする六価クロムを含有する特定廃棄物、即ち火葬場の骨灰、クロムをなめし材とした皮革のなめし処理後の皮革や廃液、耐火クロム煉瓦に係わる廃棄物、クロムメッキ廃液等廃棄物、木造建築物の廃材、その他土壌埋め戻し剤の廃棄物に存在する六価クロムを人体に悪影響を及ぼさず、容易且つ迅速に、無害な三価のクロムに還元する無害化処理剤を提供せんとするにある。
【解決手段】 上記課題に対し、アスコルビン酸及びその異性体若しくはそれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩の一種又は二種以上を主成分とする溶液よりなる六価クロムを含有する特定廃棄物の無害化処理剤をもって解決の手段とする。 (もっと読む)


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