説明

尼寺空圧工業株式会社により出願された特許

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【課題】圧縮性能を損なうことなく再起動時の負荷を軽減できる圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明の圧縮機は、二段側シリンダ内に設けられた揺動型ピストン1と、このピストンに形成され、圧縮運転が止まってから再起動するまでの間に圧縮室から圧縮エアを逃がすためのエア抜き通路7と、圧縮運転している間、エア抜き通路を閉じるための弁体8とを有する。圧縮運転中はシリンダ内の圧縮エアにより弁体8が押圧されてエア抜き通路7を塞ぐ。したがって圧縮運転の間は、圧縮エアがシリンダから漏れ出ないので、圧縮性能を損なうことはない。一方、圧縮運転が停止すると、弁体8が元の取り付け位置に戻るため、シリンダ内に残留していた圧縮エアは、エア抜き通路7を介してクランクケース側へ抜け出る。したがって、圧縮運転が停止するとエア抜き通路を介してシリンダ内が減圧されるので、再起動する際の負荷が軽減されることとなり、圧縮機をスムーズに起動できる。 (もっと読む)


【課題】運転時に内部より発生する騒音を軽減できる構造を備えたエアコンプレッサを提供する。
【解決手段】本発明のエアコンプレッサは、吸気用の吸入口2を有するフィルタケース3と、フィルタケースに装着されるフィルタ5と、フィルタケースの吸入口2とフィルタ5との間に配設され通路71を有する遮蔽部材7と、を具備している。遮蔽部材の通路71は、フィルタケースの吸入口2の開いている方向に対して向かい合わせにならないようにずらした位置に設けられている。上記構成のエアコンプレッサを駆動させると、その駆動音は、シリンダヘッドからクランクケース内の吸入通路を経て、フィルタケース3の吸入口2から漏れ出てくる。ところが、フィルタケースの吸入口2から出た騒音は、空間32で遮蔽部材7にぶつかることにより軽減され、さらに迂回してからフィルタ5を通ることによっても軽減される。 (もっと読む)


【課題】エアコンプレッサのピストン構造にピストンピンやベアリングの冷却機能を持たせて動力ロスを軽減し耐久性を高める。
【解決手段】エアコンプレッサのピストン構造において、ピストン1の周面に設けられたウエアリング31に切欠き32を形成して、ピストンピン穴22を塞がないようにする。またピストン1の作動時にウエアリング31が回転しないように、ウエアリングをピン状の回転防止部材18で留める。このような構造によれば、ピストンピン21の内部が、ウエアリングの切欠き32を介してクランクケース側と導通できる。すなわち、切欠き32が熱の逃げ路となるため、作動時においてピストンピン21やその周囲を冷却できる。その結果、ピストンピン21を支持するベアリングやウエアリング31の熱変形を回避できるので、ベアリング25の耐久性を向上させることができる。また、熱膨張の影響を緩和できるので、従来生じていた動力ロスを軽減できる。 (もっと読む)


【課題】電源コード及びプラグを保護する手段を備えた可搬式エアコンプレッサを提供する。
【解決手段】可搬式のエアコンプレッサ1は、圧縮エアを生成する圧縮装置3と、圧縮エアを貯留するエアタンク5と、移動補助用のキャスター6及びハンドル7を有している。ハンドル7には、電源コード31のプラグ32を保持するための差込孔75が穿孔されている。エアコンプレッサを引きずって移動する際には、ハンドル7に電源コード31を巻き付け、先端のプラグ32を差込孔75に差し込む。これにより、プラグが差込孔によって保持されるとともに、抜止め部材78によってプラグの脱落が防止される。このような特徴によれば、ハンドルに電源コードを巻き付けてコンプレッサを移動する際に、プラグが地面に接触することがなく、また、電源コードがハンドルから解けることがない。したがって、移動時に電源コードが破断したりプラグが変形する事態を防止できる。 (もっと読む)


【課題】エアコンプレッサを移動させる際の疲労を軽減させる。
【解決手段】エアコンプレッサ1は、キャスター6と折り畳み式ハンドル8を備えている。折り畳み式ハンドル8の補助ハンドル85は、ハンドル本体83に対して回動自在に設けられ、折畳状態から「延出位置b」に展開することができ、また展開状態から「折り畳み位置a」に折り畳むことができる。コンプレッサを移動する際には、補助ハンドル85を回動させ、延出位置bに展開させる。続いて、補助ハンドル85の先端側の握り部を掴んで、エアコンプレッサ1を斜めに持ち上げ、折り畳み式ハンドル8とは反対側にあるキャスター6を接地させる。そして、補助ハンドル85を掴んで、エアコンプレッサを牽引して、現場の作業位置まで移動する。これにより、移動時におけるハンドル位置が高くなる結果、従来強いられていた作業者の中腰姿勢が緩和され、エアコンプレッサ移動時の疲労を軽減できる。 (もっと読む)


【課題】軸受を変形させることなくクランクを軸受に装着する。
【解決手段】クランク3を軸受5に装着する際に、クランクピン31の外周にラバーピン4をセットし、軸受の内輪51とクランクピン31の双方又は一方に接着剤を塗布する。そして、軸受の内輪51とクランクピン31との間でラバーピン4が圧縮状態で介在するように、該ラバーピンを押し込みつつ、クランクピンを軸受の内輪に装入する。このような方法によれば、従来の如くクランクピンを圧入しない結果、嵌合時において軸受に変形を来たすことはない。また、軸受の内輪とクランクピンは接着剤によって接着され、しかも、軸受の内輪とクランクピンにはラバーピンの反発力が作用するので、軸受の内輪とクランクピンが相対的にずれることはない。したがって、クランクピンを軸受に圧入しないにもかかわらず、圧入した場合と同等の状態でクランクピンと軸受とを嵌合させることができる。 (もっと読む)


【課題】操作性が良好で且つ圧力調整操作における労力を軽減させることを可能にする減圧弁を提供すること。
【解決手段】減圧弁1は、二次圧を受けるピストン29を付勢するためのスプリング27と、該スプリングを保持するスプリングリテイナー25と、ピストン29に作用する二次圧をスプリングリテイナー25側へ導くための導通路33とを有している。導通路33を介してバック圧室31に導かれた二次圧は、スプリング荷重を受ける側とは反対の側において、スプリングリテイナー25に作用するようになっている。このような減圧弁によれば、ピストン29に作用する圧力と、スプリングリテイナー25に作用する圧力とのバランスが保たれるので、圧力調整時において、ほとんど抵抗力を感じることなくハンドル3を回転操作することができる。その結果、減圧弁の操作性を飛躍的に改善することができるので、圧力調整操作を行う使用者の労力を大幅に軽減することが可能になる。 (もっと読む)


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