説明

株式会社九州山光社により出願された特許

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【課題】 異物(例えば、火炎、粉塵、蟻等の虫、ホコリ等)の侵入を防止させるための異物侵入防止用通気膜を設けると共にこの異物侵入防止用通気膜の破損を防止させ、かつ水蒸気の処理能力を超える水が侵入した場合等に対処すべく、多孔質シール体を利用した非常時排水構造を備えた水蒸気移動制御装置の提供。
【解決手段】 箱体9内から外部に至る排水経路6が形成され、外部通気口38を塞ぐように難燃性フェルトによる異物侵入防止用通気膜5が取り付けられ、この異物侵入防止用通気膜は上下の補強用メッシュプレート50、51によってサンドウイッチ状態に挟持され、補強用メッシュプレートの外周には排水経路6を連通させるための多数の切欠部53が一定ピッチPで形成されている。 (もっと読む)


【課題】函体・管・物品収納箱等の非開放の室空間の水蒸気を透過膜をもって移動させ、室内の湿度を除湿・加湿又は湿度変動の抑止をするにつき、室空間容積が大きくなっても、水蒸気移動量を増加でき且つ膜が空気圧で変型して破損することがないようにする。
【解決手段】高さ100m以上で内径30cmの中空管1の内部空間と連通するようにキャップ体10を中空管1の最上端に取り付け、同キャップ体の外周に設けた小孔10bそれぞれに連通筒11dを一端を嵌合し、他端を外側の固定板12・メッシュネット13でもって支持し、各連通筒11dの内部には3枚の防水性透過膜11a,11b,11cを設けて水蒸気移動制御器を形成し、固定板12・メッシュネット13はスプリング12cでキャップ体10方向に付勢されるように取り付けられ、キャップ体10、連通筒11d、固定板12・メッシュネット13とを包被する筒状外套14を設けている。 (もっと読む)


【課題】橋・建造物等で使用される垂直又は斜めに設置された長尺中空管の内部で生じる高湿度と低湿度の一日一サイクルの高い湿度変動を、無電源で抑制して結露・溜水を抑えることで、錆等による中空管の劣化を少なくして高い耐久性を保持できるようにする。
【解決手段】垂直の鋼管製中空管1の最上端に、中空管1の内部空間1cと連通するようにキャップ体10を設け、同キャップ体10の外周面に多数の小孔10bを設け、各小孔10bに対し連通筒の内部通気路に所要間隔離して3枚の防水性透過膜を設けた小型湿度変動抑制器11を水平に取り付け、同小型湿度変動抑制器11の外端部を支持する固定板12とメッシュネット13を取り付け、これらを包被して下方の通気路15aを形成するように外套14を取り付ける。 (もっと読む)


【課題】 水蒸気移動制御装置を箱体等の内部に収まるように取り付けて箱体外部への水蒸気移動制御装置の突出形状が機器配置にとって不都合を生じさせず、外観的に目立ち難くする。又、水蒸気の処理能力を超える水の排水経路を備え、排水経路に設けた多孔質リング体が水に濡れて膨潤しても取り付けに緩みが生じないようにした水蒸気移動制御装置の提供。
【解決手段】 下端雄ネジ筒部31を取り付け穴40に箱体4の内部から外部に貫通させ、箱体の外部から取付ナット32を螺合させ、箱体の内部に溜まった水を外部に排水する排水経路Wを形成させ、常時は多孔質リング体7aに含浸させた水溶性シール物質により排水経路を閉塞させ、水の侵入時には水溶性シール物質を溶解させて排水経路を開通させ、多孔質リング体の厚みを一定の厚みに保持させるための保持リング8aを備えている。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単で、安全性を確保でき、しかも安価なコストで箱体等の気密漏洩場所を確実に発見し特定することができるようにした気密検査技術の提供。
【解決手段】 ドライアイス(D)を収容する発煙容器(2)と、水タンク(3)と、水蒸気移動制御装置(S)を取り付けるために箱体(K)等に形成された取付け孔(91)と、発煙容器と水タンクとを接続する通水路(4)と、箱体の内部を与圧するポンプ(5)とを備え、発煙容器内に水を供給してドライアイスから発煙させ、その白煙を箱体等の内部に充満させて空気圧で与圧させることにより、気密漏洩場所から白煙を漏洩させ、これを目視により視認することにより気密漏洩場所を発見し特定する。 (もっと読む)


【課題】 水蒸気移動制御装置を箱体等の内部に収まるように取り付けることで、箱体外部への水蒸気移動制御装置の突出形状が機器配置にとって不都合を生じさせることがなく、又、外観的に目立ち難くする。又、水蒸気の処理能力を超える水が浸入した場合等に対処すべく、非常用の排水構造を備えた水蒸気移動制御装置の提供。
【解決手段】 下端雄ネジ筒部(31)を箱体等(4)の底壁(41)に形成した取り付け穴(40)に内部から挿入させ、外部から取付ナット(32)を螺合させる取り付け構造とする。箱体等の内部に溜まった水が、多孔質リング体(7)から下端雄ネジ筒部に形成したスリット(36)を通して下端雄ネジ筒部の内部に流入して外部に排水する排水系路(W)を形成し、常時は多孔質リング体に含浸させた水溶性シール物質によって排水系路を閉塞させ、水の浸入時には水溶性シール物質を溶解させて排水系路を開通させる。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単で箱体との連結部分の気密保持が確実にでき、箱体やシール部にストレスを与えことなく、箱体の気密漏洩箇所を確実に発見し特定することができるようにさせ、特に、ヘリウムガスの使用量を少なくさせ、汚損や漏電の発生原因となる水を使用することなく乾燥環境のまま、騒音環境においても漏洩箇所の検出を簡素に短時間で確実に行なうことができる気密検査装置の提供。
【解決手段】 水蒸気移動制御装置Sを取り付けるための取付け穴91に本体部2を取り付け、この本体部の上端から下端に貫通して形成された通気孔22を介して箱体Kの内部に送気装置8によってヘリウムガスを供給し箱体の漏洩箇所を発見する気密検査装置であり、送気装置が10〜20KPa程度の圧力を膨張限界とした拡縮可能なエアバッグ8aと、このエアバッグに着脱可能に連結されるヘリウムガスボンベ8bを備えている。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単で、箱体との連結部分の気密保持が確実にでき、箱体にストレスを加えることがないような一定の圧力を加えながら気密状態を検査できるようにした気密検査装置の提供。
【解決手段】 押えリンク50を縮小させた状態で、挿入ヘッド5を箱体Kに形成した取付け穴91に挿入させると共に嵌合部20を取付け穴に嵌合させる。この状態で押えリンクを拡大ストッパ52により拡大状態にロックさせて、その下端を取付け穴の周辺壁部内面に当接させ、その取付け穴の周辺壁部外面を環状パッキン30に密接させる。次に、2連球手動ポンプ8を手動で拡縮させることにより通気孔22を通して箱体の内部に空気を供給させ、圧力計7の計測値が一定値を示している場合は空気の漏洩がなく気密性が保持され、又、圧力計の計測値が次第に低下していく場合には、箱体のどこかに空気の漏洩が生じて気密性が損なわれていると判断する。 (もっと読む)


【課題】振動装置自体が直線的な方向性を持って振動できるようにすることで、この振動装置を取り付けた機体等の被振動体を直線方向に振動させることができるようにした振動装置の提供。
【解決手段】圧縮可能なガス溶質が溶解されている磁性流体を充填封入した循環管路1の途中に循環ポンプ2が設けられ、循環管路は、下流端が循環ポンプの吸入口21に接続された直線管路10と、循環ポンプの吐出口20と直線管路の上流端の間に接続された複数本の放熱管路11で形成され、直線管路を挟んで異なる磁極同士が対向するように1対の電磁石3,3が配設され、循環ポンプにより磁性流体を循環管路内で循環させた状態で、磁性流体の磁性体密度が繰り返し交互に密状態と粗状態とに切り替わるように電磁石をON/OFFさせて、直線管路内において磁性流体の流れを抑制/開放させて振動を発生させる。 (もっと読む)


送気装置のポンプの駆動調整を測定開始時刻から測定対象とする気密性検査を行う容積に合わせて、送気する空気振動の共鳴や反射波による圧力変動を安定化させることができる測定方法の提供である。水蒸気移動制御装置を備えた箱体の気密検査装置における測定方法であって、通気路内の音圧変化が低い測定間に相当する時間に測定結果として差圧測定を得るように、送気装置のプログラム運転と、差圧計の接点情報のタイマーAND出力の組み合わせによって、差圧表示が特定の時間区間により測定された結果の通気路内の音圧変化が低い測定区間で測定された正確な誤差の小さい測定結果として表示することができるように、送気装置を圧力変化量が台形の昇圧経過を辿るようにプログラム運転する。
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