説明

株式会社田定工作所により出願された特許

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【課題】 杭などの構造部材の接続作業を安全かつ容易に行うことができるとともに、継手に作用する荷重を確実に伝達することができる十分な強度を有する継手構造を提供する。
【解決手段】 第1の鋼管杭の上端側に下端が固定される第1の接続部材40と、第2の鋼管杭の下端側に上端が固定されるとともに、下端の開口部51から第1の接続部材が挿入される筒状の第2の接続部材50と、第1の接続部材の側面部43の外周面に形成されたキー嵌合凹部41と、第2の接続部材の側面部54であって、キー嵌合凹部に対応する位置に形成されたキー嵌合孔53と、第1の接続部材が第2の接続部材へ挿入され、かつキー嵌合凹部とキー嵌合孔とが合致した状態において、キー嵌合凹部とキー嵌合孔からなるキー嵌め込み部65に嵌め込むことで、第1の接続部材と第2の接続部材とを固定するキー部材60とを備える。 (もっと読む)


【課題】設計位置から軸ズレしている第1の柱状部材に対する第2の柱状部材の接合を従来より短時間で簡便に高精度でズレ補償して行える柱状部材接合用ジョイントの提供。
【解決手段】第1と第2の柱状部材の端部同士を接合するジョイントであって、第1の柱状部材の端部に嵌合部を介して固定され、嵌合部周りに複数個の貫通穴を有する第1ジョイントプレートと、第2の柱状部材の端部に予め溶接固定された第2ジョイントプレートと、これらプレート同士を締結するために前記貫通穴に回転自在に挿嵌される座金部材を介して挿入されるボルトとこれに螺合するナットと、を備え、座金部材は、中心軸位置から半径方向に沿って外周側へ延びるように穿設されたスリット状ボルト孔を備えている。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも曲げ力と共にひねり力に対しても強い抗力を発揮することのできる鋼管抗継手の提供。
【解決手段】 第1の鋼管杭の後端と第2の鋼管杭の前端とを繋ぐ鋼管杭継手において、一端側内周面が第2の鋼管杭の前端外周に予め溶接固定され、他端側に内周面に沿って第1の鋼管杭の後端部が挿入されるスリーブ部を有している外側継手管と、該外側継手管の径方向に互いに直交する2方向の各対向する位置に設けられた2対の貫通孔と、第1の鋼管杭のスリーブ部への挿入状態にて、外側継手管の2対の貫通孔に重なる各位置に形成された同一形状の2対の貫通孔と、それぞれ上下に重なった合致状態にある外側継手管と第1の鋼管杭の各貫通孔に嵌合してこれら継手管と鋼管杭同士の軸方向移動を規制する2対の座金部材と、を備え、これら2対の座金部材は、それぞれ対向する座金部材同士が一本以上の通しボルトで十字状に固定されるものとした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、構造物の杭・柱・梁等の構造部材の継手装置に関し、とくに、鋼管杭の回転貫入工法に好適な継手装置として利用できるもので、十分な継手強度を有し、かつ、構造部材同士の接合作業が容易で、回転貫入時の貫入抵抗を増加させず、しかも、引き抜き時の逆回転トルクも伝達可能な継手装置を経済的に実現することが課題である。
【解決手段】上部構造部材下端に接合される継手装置上部10aと、下部構造部材上端に接合される継手装置下部20aと、挿入方向に断面が縮小するテーパーを有する楔30と、によって構成される継手装置であって、前記継手装置上部は、その基部から下方に突出した係合部を有し、前記継手装置下部は、その基部から上方に突出した係合部を有し、これら係合部の一端は、互いに非同一鉛直面で係合されるとともに、他端が前記楔を挿入可能な空間を形成し、該空間に前記楔を挿入することによって前記上部構造部材10bと前記下部構造部材20bとを接合する継手装置Aとする。 (もっと読む)


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