説明

日鐵セメント株式会社により出願された特許

1 - 6 / 6


【課題】 広い範囲でセメント粒子を注入することができるとともに、極超微粒子セメントの使用量の抑制を図ることができるセメント系注入材の注入方法を提供する。
【解決手段】 強化対象地盤における所定箇所に注入口を挿入する。続いて、注入口から、平均粒径が1〜3μmである極超微粒子セメント系注入材を先行注入する先行注入する。さらに、注入口から、平均粒径が3〜5μmである超微粒子セメント系注入材を後行して注入する。こうして、注入口の遠方に極超微粒子セメント系注入材を注入し、注入口の近傍に超微粒子セメント系注入材を注入する。 (もっと読む)


【課題】セメントミルクを地盤に注入する地盤強化工法において、所定の強度レベルが得られる地盤領域を、できるだけ少ないセメント使用量で注入口からできるだけ広範囲に安定して形成する手法を提供する。
【解決手段】セメントを水に分散させてセメントミルクとし、そのセメントミルクをグラウトとして圧力が付与された状態で地盤に注入するに際し、
(a)注入開始時の水セメント比[W/C]0が1200%以下であること、
(b)累積グラウト注入量が全グラウト注入量の50体積%となった時点において、累積セメント注入量が全セメント注入量の60〜100質量%であること、
を満たすように、注入するグラウトの水セメント比を注入開始後に段階的または連続的に変化させる地盤強化工法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維FRP格子筋を使用し、コンクリートのかぶり厚さを従来に比して低減することができ、且つ、酸性腐食環境下でも耐久性の良好なコンクリート構造物の補修方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維強化樹脂とされる複数の補強筋を格子状に配置して形成されたFRP格子筋を、酸性腐食環境下におけるコンクリート構造物のコンクリート面に固定して、コンクリート構造物を補修する方法であって、(a)コンクリート面を高圧の水洗浄にて下地処理する工程、(b)下地処理したコンクリート面にFRP格子筋を固定する工程、(c)固定されたFRP格子筋側から耐硫酸性モルタルを増厚する工程、を有する。 (もっと読む)


【課題】高い注入性を長時間保持し、注入後は速やかに凝結を開始し、短期強度の発現が良好な特性を兼備し、凝結時間を調整することのできる注入材の提供。
【解決手段】セメントクリンカーを3〜40質量%、高炉スラグを60〜97質量%、セメントクリンカー及び高炉スラグの合計を100質量部としたとき石膏をSO3換算で0.5〜3質量部含有し、その最大粒径が15μm以下の超微粒子材料に対し、前記超微粒子材料100質量部としたとき(i)カルシウムアルミネート系速硬性混和材を0.7〜7質量部、(ii)凝結調節剤を0.01〜0.13質量部、及び(iii)高性能減水剤を0.2〜1.0質量部を含有する組成物に対し、前記超微粒子材料および前記成分(i)〜(iii)の合計を100質量部としたとき、炭酸ナトリウムを0.03〜0.2質量部含有することを特徴とする注入材。 (もっと読む)


【課題】分散性及び分散保持性に優れ、極微小な地盤の粒子間隙、岩盤の亀裂などに容易に注入することができる極超微粒子注入材組成物、及び、このような極超微粒子注入材組成物製造する方法を提供する。
【解決手段】(a)3CaO・Alの含有量が5質量%以下であるセメントクリンカー2〜25質量%、(b)高炉スラグ74〜97質量%、(c)石膏1〜5質量%を含み、粉体中の粒径1〜5μmの粒子量が60〜80体積%である極超微粒子セメント及びポリカルボン酸系分散剤を必須成分として混合してなることを特徴とする極超微粒子注入材組成物。該製造方法は、周速314m/min以上で混合攪拌する高速攪拌工程を有し、極超微粒子セメント及び水を必須成分として混合攪拌後、更に加水して再攪拌する工程を有する極超微粒子注入材組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】分散性及び分散保持性に優れ、微小な地盤の粒子間隙、岩盤の亀裂などに容易に注入することができる超微粒子注入材組成物を提供する。
【解決手段】高炉スラグ及び石膏を含む粒径16μm以上の粒子量が10体積%以下である超微粒子セメントと、下記一般式(1)とアクリル酸又はその塩あるいは該酸の二重結合炭素に結合する水素原子がメチル基、カルボキシル基又はその塩あるいはカルボキシメチル基又はその塩で置換された単量体との共重合体とからなる超微粒子注入材組成物。


(式中、Rは、水素原子又は炭化水素基を表し、Rは、水素原子又はメチル基を表す。AOは、オキシアルキレン基を表す。p、q、rは、整数である。)で表される単量体に由来する繰り返し単位。 (もっと読む)


1 - 6 / 6