説明

株式会社ヒメノにより出願された特許

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【課題】 鋼スリーブを傷付けることなく、アルミスリーブに切り込みを入れ、ジャンパー線接続部切断後の引留クランプを弱体化させない切断装置用の縦切り刃を提供する。
【解決手段】 切断装置1は可搬式油圧プレス機2に対向一対の横切り刃3又は縦切り刃4を装着して、一方を他方に対して進退自在に移動でき、横切り刃3でアルミスリーブに軸線方向の切り込みを入れた後に、縦切り刃4で軸線直交方向に切り込みを入れる。縦切り刃4は、取付基部4aの板面から断面山形に突出し対向一対の斜面で形成される頂部稜線の中間部に円弧状の刃先4dを有する。この刃先4dの両端部に、互いに突き合わせた刃先同士の接触を阻止して刃先の切り込み深さを規制する干渉部を設けると共に、刃先4dの厚みを約4mmとし、さらに厚み方向先端断面を円弧状とすることにより、鋼スリーブC1を傷付けることなくアルミスリーブC2に切り込みを入れることができる。 (もっと読む)


【課題】縦横の切り込みを入れる刃を容易に交換できる引留クランプのジャンパー線接続部の切断工具を提供すること。
【解決手段】 引留クランプCに切り込みを入れる切断工具3は、取付金具から引留クランプCと平行に延びるガイドレール4を介してジャンパー線接続部に配置する。切断工具3は、ガイド体11によりガイドレール4に移動可能に支持する。ガイド体11に固定した可搬式油圧プレス12の対向部に固定刃ユニット14と可動刃ユニット15を装着する。各ユニット14,15は、横切り刃18、中間片19、縦切り刃20に回転軸17を貫通させて一体に連結し、フレーム13に固定した取付部材16に移動可能に支持させる。縦切り刃20又は横切り刃18の一方を、取付部材16の溝16a内に出没する係合ピン21により、所定の切り込み動作位置に固定すれば、他方を退避位置で刃先を突き合わせないように反転できるので切り込み動作を妨げない。 (もっと読む)


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