説明

ポーライト株式会社により出願された特許

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【課題】軸受内径面とシャフトとの潤滑特性を向上させることによりモータの耐久性を向上する。
【解決手段】シャフトの少なくとも軸受内径面と接触する部分の外周面に、平坦面あるいは軸受内径面との間に鋭角を形成できる断面形状をした溝状などのカット部を形成するようにした。これにより軸受内径面との接触面積が減少するばかりでなく、モータの回転に伴い焼結体軸受より滲み出た潤滑油が、該軸受内径面とシャフト外周面との間に形成されるオイルポケット(カット部)に溜まり、これがシャフトの回転に伴って軸受内径面との間に鋭角を形成できる断面形状をしたカット部付近において強固な油膜を形成することができ、シャフトの回転振れを抑制するとともに高速回転時の軸受との摩擦抵抗が激減して発熱を少なくすることもできる。 (もっと読む)


【課題】軸受に四三酸化鉄(Fe3O4)皮膜を形成することにより、表面粗さを改善し、耐食性や耐摩耗性の向上をはかる。
【解決手段】圧粉成型金属焼結体の多孔質素材に400〜600℃の雰囲気温度内において水蒸気処理を施すことにより、Fe3O4皮膜を形成する。これにより、耐食性や耐摩耗性の向上をはかることができ、またメッキの下地処理としても好都合であり、とくに流体動圧軸受として最適である。さらにはコストの低減も期待できる。 (もっと読む)


【課題】金属部品類の加工用油の基油組成を加工後における洗浄剤の組成と近づけることにより、良好な加工性及び洗浄性を維持しながら洗浄後の洗浄剤の蒸留回収率を高める。
【解決手段】洗浄剤として少なくとも90容量%以上の炭素数10〜13の飽和炭化水素成分を基油としたものを用いるとともに、これに極圧剤、油性剤、粘度指数向上剤、酸化防止剤、流動点降下剤、さび止め剤のうち、1種または2種以上を添加剤として混合したものを加工用油として用いるようにした。これによりとくに細孔を多く有する構造を持つ焼結金属部品などのような物理的に汚れと洗浄剤が接触し難い複雑な構造を有する部品等の洗浄や、多数の部品等を洗浄籠に入れて密着した条件下で洗うような高い洗浄性が要求される条件下の部品等に対して、良好な加工及び洗浄ができ、しかも洗浄工程管理が容易であるとともに、洗浄剤消費量が少なく、経済性にも優れた加工及び洗浄が可能となる。 (もっと読む)


【課題】高速スピンドルモータとして汎用されるスラスト軸受ユニットのハウジング内におけるシャフト端部まわりに潤滑油の循環経路を確保することにより十分な潤滑油補給を可能にする。
【解決手段】ハウジングと、該ハウジング内に嵌合される焼結含油軸受もしくはハウジングと一体化した流体動圧軸受からなる軸受部と、該軸受部に支承されるシャフトと、該シャフトのスラスト端を支持するべくハウジング内底面部に嵌め込まれるスラストプレートとからなり、上記スラストプレート中心部には貫通孔が貫通されているとともに、スラストプレートとハウジング内底面および壁面間には上記貫通孔を介してハウジング内を循環する油路を形成してなる。これによりモータの高速連続回転特性の向上とスラスト軸受ユニットの長寿命化をはかり、しかも低振動で静粛性をより向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】インナー部に対する潤滑油の供給を効率化することにより軸受ユニットの長寿命化をはかる。
【解決手段】両端部にそれぞれ軸受部を有した圧粉成形焼結金属体からなるインナー部と、該インナー部を内周面側に同心状に圧入させるためのアウター部とからなり、アウター部は上記インナー部より低密度の圧粉焼結金属組織体により構成した。これによりアウター部側からインナー部へと潤滑油が逐次吸引・移動しやすくなる結果、低振動で静粛性に優れ、しかも長寿命化された軸受ユニットを得ることができる。また軸受ユニットの製造時、インナー部をアウター部内に圧入する際にアウター部が応力を吸収することができ、その結果インナー部の軸受内径寸法を狂わせることがない。 (もっと読む)


【課題】 使用バルク温度領域では、グリースと同様に半固体ゲル状であり、油漏れを防止でき、グリースでは実現不可能な卓越した低摩擦特性を有することによリ、高級脂肪酸の吸着膜が一旦形成されると大幅な省エネ性能を示すゲル状潤滑剤組成物を提供する。
【解決手段】 鉱油系及び/又は合成系の液状潤滑油に、均一なゲルを生成する高級脂肪酸を配合したことからなり、好ましくは前記液状潤滑油100重量部に対して、高級脂肪酸を1〜200重量部配合したゲル状潤滑剤組成物。
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