説明

株式会社ビーエルにより出願された特許

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【課題】インフルエンザウイルス抗原を高感度に測定し、さらには、簡便に測定できる方法及び装置を提供する。
【解決手段】抗インフルエンザウイルス抗体を用いるインフルエンザウイルス抗原の免疫測定法において、ノイラミニダーゼで処理した検体を含有する被験試料を前記抗体との抗体抗原反応に供する。免疫測定法は、インフルエンザウイルス抗原に対する第一の抗体と第二の抗体との間に該抗原をサンドイッチするサンドイッチ式免疫測定法が好ましく、特に、イムノクロマトグラフィー測定法であることが好ましい。ノイラミニダーゼは、検体を希釈してインフルエンザ抗原の免疫測定に供する被験試料を得るための抽出液や、イムノクロマトグラフィー測定に使用する展開溶媒に含有させてよく、使用時に該抽出液や展開溶媒に投入したり、クロマト用膜担体に配置して使用できるように、凍結乾燥状態で含浸部材に含浸させて形態としてもよい。 (もっと読む)


【課題】インフルエンザウイルスH5亜型を特異的に迅速かつ簡便に検出できる方法および測定器具を提供する。
【解決手段】インフルエンザウイルスH5亜型のヘマグルチニン蛋白の特定のエピトープに特異的に反応する抗体、特に、モノクローナル抗体を得た。該エピトープは、配列番号1に示されるヘマグルチニン蛋白のアミノ酸配列の88番目、145番目、157番目、159番目又は205番目のアミノ酸を含むものであり、弱毒株及び強毒株を広範囲に検出するためには、157番目又は205番目のアミノ酸を含むものが好ましい。かくして、当該抗体を用いる免疫測定法、特に該ヘマグルチニン蛋白に対する第一の抗体と第二の抗体とを用いたサンドイッチ式免疫測定法、特に、イムノクロマトグラフィー測定法、イムノクロマト法テストストリップが提供される。第一の抗体と第二の抗体の少なくとも何れか一方はモノクローナル抗体であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】消化器系腫瘍を非侵襲的に診断できる方法及び装置を提供する。
【解決手段】プロトポルフィリン類からなる群より選ばれた1つの化合物に対する抗体を用いて生体試料中のプロトポルフィリン類を検出する免疫測定法からなることを特徴とする、生体試料中のプロトポルフィリン類の検出方法及び装置。抗体を膜担体の所定位置に固定して捕捉部位を形成し、生体試料中のプロトポルフィリン類を、標識されたプロトポルフィリン類と競合的に捕捉部位に結合させるイムノクロマトグラフィー測定法で検出してもよい。 (もっと読む)


【課題】抗原に対する結合性を有する組換え蛋白を用いたサンドイッチ式免疫測定法、とりわけイムノクロマトグラフィー測定法、並びに、これに用いるに好適な組換え蛋白を提供する。
【解決手段】測定対象である抗原に対する第一の結合物と第二の結合物とを用いたサンドイッチ式免疫測定法であって、第一の結合物と第二の結合物の少なくとも一つが、該抗原に対する抗体の重鎖可変部と軽鎖可変部とを備えた組換え蛋白からなる。組換え蛋白はファージディスプレイ法で得られた一本鎖(単鎖)可変部断片型抗体(scFv抗体)であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
特殊な機器及び熟練した技術を必要とせず臨床の場面で簡便かつ迅速な診断に使用可能なバイオピリンの測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】抗ビリルビン抗体を予め所定位置に固定せしめて形成された捕捉部位(41)を備える膜担体(3)、及び、バイオピリンと高分子化合物との結合物を標識物質で標識した標識体を用意し、該標識体と被験試料との混合液を、前記捕捉部位に向けて前記膜担体にてクロマト展開せしめることにより、前記標識体と前記被験試料中のバイオピリンとを競合的に前記捕捉部位に捕捉せしめるバイオピリン検出用イムノクロマトグラフィー測定方法及び装置。 (もっと読む)


【課題】犬や猫などの動物の感染症の原因ウイルスであるパルボウイルスの抗原を高感度かつ特異的に検出するための免疫検出法および測定器具を提供する。
【解決手段】犬のパルボウイルスに対するIgMモノクローナル抗体を使用する免疫測定法、特に該ウイルスに対する第一の抗体と第二の抗体とを用いたサンドイッチ式免疫測定法、とりわけイムノクロマトグラフィー測定法およびイムノクロマト法テストストリップが提供される。前記第一の抗体と第二の抗体の少なくとも何れか一方は前記IgMモノクローナル抗体である。 (もっと読む)


【課題】 検体を簡単に抽出溶剤と混合し、検体に含まれる分析対象物質とそれに免疫学的に結合される標識物質とを迅速かつ十分に混合して、迅速にイムノクロマト展開に供する。
【解決手段】 検体を展開溶媒と混合して該検体から分析対象物質を抽出するための抽出用容器と、この抽出された分析対象物質を該展開溶媒とともにクロマト展開せしめるための膜担体とを少なくとも有してなるイムノクロマトグラフィー測定用キットであって、前記膜担体は、前記分析対象物質と免疫学的に結合する第一の物質を固定化して形成された捕捉部位を少なくとも備え、前記抽出用容器は、前記分析対象物質と免疫学的に結合する第二の物質を前記分析対象物質と免疫学的に結合可能な状態で含んでなり、該第二の物質は標識物質で標識されていることを特徴とするイムノクロマトグラフィー測定用キット (もっと読む)


【課題】 綿棒で拭うことで採取した検体を抽出用溶媒中に簡便な操作で抽出することができ、かつ、使用後も安全に廃棄することのできる検体抽出用容器及びキットを提供する。
【解決手段】 開口端(11)とそれに対向する閉止端(12)とを備えたチューブ状の本体(1)と、本体(1)の開口端(11)に着脱可能に取り付けられる第一の蓋体(2)と、第一の蓋体(2)と交換して本体(1)の開口端(11)に着脱自在に取り付けられるノズル(3)と、ノズル(3)に着脱自在に取り付けられる第二の蓋体(4)とからなり、本体(1)は綿棒(5)を収容するに十分な内のり寸法を備えていることを特徴とする検体抽出用容器。本体(1)の閉止端(12)に隣接する側壁部分(13)は、本体(1)の開口端(11)に隣接する側壁部分(14)よりも肉厚を薄くするなどの方法で柔軟にされていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
広範囲のインフルエンザA型ウイルスを迅速かつ簡便に検出できる方法および測定器具を提供する。
【解決手段】
各種のインフルエンザA型ウイルスに共通する非構造蛋白であるNS1蛋白をコードする遺伝子の断片をクローン化し、組換えNS1蛋白およびそれに対するモノクローナル抗体を得た。かくして、インフルエンザA型ウイルスのNS1蛋白に対する抗体を用いる免疫測定法、特に該NS1蛋白に対する第一の抗体と第二の抗体とを用いたサンドイッチ式免疫測定法、とりわけイムノクロマトグラフィー測定法およびイムノクロマト法テストストリップが提供される。前記第一の抗体と第二の抗体の少なくとも何れか一方は前記モノクローナル抗体であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】広範囲のフラビウイルス科ペスチウイルス属ウイルスを迅速かつ簡便に検出できる方法および測定器具を提供する。
【解決手段】フラビウイルス科ペスチウイルス属ウイルスのNS3蛋白に対する第一の抗体と第二の抗体とを用いたサンドイッチ式免疫測定法からなることを特徴とするフラビウイルス科ペスチウイルス属ウイルスの検出法、とりわけ、イムノクロマトグラフィー測定法およびイムノクロマト法テストストリップ。前記第一の抗体と第二の抗体の何れか一方または両者がNS3蛋白と免疫染色法およびウエスタンブロット法の何れにおいても反応するモノクローナル抗体であることが好ましい。 (もっと読む)


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