説明

三菱電機メテックス株式会社により出願された特許

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【課題】強度及び導電性の両方に優れる、具体的には、900N/mmを超える引張強度及び20%IACS以上の導電率を有する銅合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】3.3質量%以上8.4質量%以下のNi及び0.6質量%以上2.1質量%以下のSiを含有し、残部がCu及び不可避的不純物で構成される銅合金であって、前記Niと前記Siとの質量比(Ni/Si)が4.0以上5.5以下であると共に、前記銅合金中に析出する介在物の大きさが10μm以下であることを特徴とする銅合金とする。 (もっと読む)


【課題】700N/mm以上の引張強度及び60%IACS以上の導電率を有する銅合金を提供する。
【解決手段】0.8質量%以上1.8質量%以下のCo及び0.16質量%以上0.6質量%以下のSiを含有し、残部がCu及び不可避的不純物で構成される銅合金であって、前記Coと前記Siとの質量比(Co/Si)が3.0以上5.0以下であると共に、前記銅合金中に析出する介在物の大きさが2μm以下であり、且つ前記銅合金における0.05μm以上2μm以下の大きさの介在物が0.5容積%以下であることを特徴とする銅合金とする。 (もっと読む)


【課題】整流子の経時変化、対環境性、変色の低減において改善を図り、これによって、整流子とブラシ間の接触抵抗、それ故に、モータ起動電圧を安定に維持して、長寿命化を図る。
【解決手段】ブラシは、ブラシ摺動部と、該ブラシ摺動部を支持する全体的には細長い板状のブラシ基材とから構成し、かつ、該ブラシ摺動部は、Ni下地めっきをしたブラシ基材の長さ方向の一部の上に、ブラシ摺動部表面層として所定長さに渡ってPdめっきをする。整流子は、整流子基材の上にめっきにより形成した整流子摺動部を有し、該整流子摺動部は、その表面層として、ブラシ摺動部表面層と同一金属であるPdめっきをする。 (もっと読む)


【課題】Beを含まず、800MPa以上の引っ張り強度を有し、かつ50%IACSを超える導電率を有するとともに、メッキ密着性にも優れた銅合金を提供する。
【解決手段】銅合金原料を高周波溶解炉で溶解して鋳造し(S1)、面削りを行い(S2)、圧延および焼鈍を行った後、さらにもう一度圧延を施す(S3)。その後、溶体化処理のため、900℃で1分間の加熱後、水中で急冷する(S4)。次に、時効処理として、500℃で5時間加熱し(S5)、その後、10〜50℃/hの冷却速度で380℃まで冷却を行う(S6)。 (もっと読む)


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