説明

株式会社九州日昌により出願された特許

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【課題】製造が容易であり、500〜1000℃の温度範囲において、安定した電気抵抗値と、優れた耐久性を発揮する面状発熱体を提供する。
【解決手段】面状発熱体10は、窒化アルミニウム製の基材11の表面11aに電熱被膜12がパターン模様に融着され、電熱被膜12が、珪素及び二珪化コバルトを含有する複数の発熱層で一体的に形成されている。電熱被膜12の両端部12a,12bは、四角板状の基材11の隣り合う角隅部に位置し、それぞれの端部12a,12bに給電用のターミナル13a,13bが導通状態で固着されている。基材11は窒化アルミニウムで形成され、電熱被膜12は、基材11の表面11aに珪素及び二珪化コバルトを含有する基礎発熱層を融着し、この基礎発熱層の表面に、珪素及び二珪化コバルトを含有する3層の発熱層を順次融着することによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】簡素な構造で、取り扱いも容易であり、被加熱物全体をムラなく均等に加熱することができ、加熱効率も良好である加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱装置10は、断熱材11aで形成されたケーシング11内に、被加熱物Wを収容する円筒状の収容部材12と、収容部材12の外周面12aから隙間Vを隔てて配置された円筒状発熱体13と、収容部材12内にその軸心12c方向に沿った一定方向の気体流Rを発生させる送風ファン14と、を備えている。収容部材12はステンレス鋼管で形成されている。円筒状発熱体13は収容部材12の外周面12aを囲繞するような状態で、且つ、収容部材12の軸心12cと、円筒状発熱体13との軸心13cとが同軸をなすように配置されている。収容部材12の後方開口部12rに臨む領域に配置された送風ファン14の回転軸14aも軸心12c,13cと同軸をなしている。 (もっと読む)


【課題】均一加熱性及び耐久性に優れ、電気的短絡も発生しない加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱装置10は、密着状態に積層された複数の電気絶縁性基材11,12と、電気絶縁性基材11,12同士を接合するため電気絶縁性基材11の凹溝15内に充填された状態で融着された抵抗発熱材13と、を備え、抵抗発熱材13はケイ素若しくはケイ素化合物を含んでいる。抵抗発熱材13は、電気絶縁性基材11,12同士の接触領域14における一方の電気絶縁性基材11に形成された凹溝15内に隙間無く充填された状態で融着されている。電気絶縁性基材11,12は、窒化アルミニウムを主成分とするセラミックスで形成されている。また、電気絶縁性基材11,12同士の接触領域14の外周14aの一方の電気絶縁性基材11の全周に渡って形成された開先部11a内にも抵抗発熱材13aが充填された状態で融着されている。 (もっと読む)


【課題】被加熱物収容スペースに被加熱物を出し入れするときの不活性ガスの漏れを最小限に止め、熱処理時間の短縮と、不活性ガスの浪費を抑えることのできる熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1を構成する加熱炉の正面に、被加熱物収容スペースの数と同数の被加熱物出入用穴を形成した複数枚のシャッター板21〜24を、それぞれ所定高さ上下動可能に、厚み方向に密着させて設置し、各シャッター板21〜24にそれぞれ形成される被加熱物出入用穴は、初期位置では被加熱物収納スペースが全閉となるように、また、各シャッター板21〜24のいずれか1つまたは複数が順次、所定高さ上下動したときには、被加熱物収容スペースのいずれか1つのみが順次開くように、n個の均等配列に対してずらした配置で形成する。 (もっと読む)


【課題】複数の被加熱物が収納されたマガジンをそのまま熱処理することができ、複数の熱処理工程を並行して実行可能な熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置30は、略直方体形状のラック30aと、ラック30a内に出し入れ可能に収納された7台の加熱装置10と、これらの加熱装置10の熱処理工程をそれぞれ独立して制御する制御装置32と、を備えている。各加熱装置10は、被加熱物が収納されたマガジンを出し入れ可能に収容して熱処理するためのマガジン室を有している。各加熱装置10の上方には、それぞれの熱処理装置10の稼働状態を示すためのパイロットランプ33a,33bを備えた表示パネル33が配置されている。 (もっと読む)


【課題】複数の被加熱物を収容したマガジン単位での出し入れおよび熱処理が可能であって、温度分布の均一性にも優れた加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱装置10においては、断熱性を有する壁体(背壁、底壁、側壁および天壁)で形成された箱体状の外部炉体11内に二つの加熱用側壁12が対向配置され、その間にマガジン室13が設けられ、マガジン室13の背面側に加熱用背壁14が配置されている。加熱用側壁12および加熱用背壁14にはそれぞれ発熱手段であるプレートヒータ12h,14hが設けられている。そして、マガジン室13の正面側の加熱用側壁12の端面から離れた位置に扉体15が開閉可能に配置されている。背壁、底壁、側壁、天壁および扉体15はそれぞれ隙間を隔てて互いに平行に配置された複数の板材11p,15pで形成されている。 (もっと読む)


【課題】複数の被加熱物を収容したマガジン単位での装入、熱処理および取り出しが可能であって、温度分布の均一性およびクリーン度の安定性にも優れた加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱装置10は、断熱材で形成された箱体状の外部炉体11内に対向配置された二つの加熱用側壁12の間に形成されたマガジン収容室13と、このマガジン収容室13の背面側に配置された加熱用背壁14と、発熱手段として加熱用側壁12および加熱用背壁14にそれぞれ設けられたプレートヒータ12h,14hと、マガジン収容室13の正面側の加熱用側壁12から離れた位置に開閉可能に配置された扉体15と、この扉体15とマガジン収容室13との間に配置された補助扉体と、を備えている。扉体15は複数の蝶番15aによって回動可能に軸支され、扉体15を閉止状態に保つためのロック機構15bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】発熱手段から気体への不純物混入が発生せず、均一加熱された気体を広範囲に吹き出すことができ、簡素な構造でメンテナンスも容易な気体加熱装置を提供する。
【解決手段】気体加熱装置30は、気体導入口14dを有する背面壁体14cと、複数の貫通孔14xを有する中間壁体14bと、複数の気体吹出口14yを有する正面壁体14aと、それぞれの壁体の間に配置されたスペーサ26と、加熱手段として背面壁体14cの外面に付設されたプレートヒータ14hと、このプレートヒータ14h全体を被覆する保護部材31とを備え、背面壁体14cの気体導入口14dには給気管18が連結されている。枠状のスペーサ26をそれぞれ介在させることにより、背面壁体14cと中間壁体14bとの間に第一気体拡散室27が形成され、正面壁体14aと中間壁体14bとの間に第二気体拡散室28が形成されている。 (もっと読む)


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