説明

日本ケッチェン株式会社により出願された特許

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【課題】第VIB族金属酸化物および第VIII族金属酸化物を含む、新品の水素化処理触媒または使用されて再生されている水素化処理触媒を活性化する方法を提供する。
【解決手段】触媒を酸並びに80〜500℃の範囲の沸点およびリットル当たり少なくとも5グラムの水中溶解度(20℃、大気圧)を持つ有機添加剤と接触させ、任意的に引き続いて少なくとも50%の添加剤が触媒中に保持されるような条件下に乾燥することを含む方法。 (もっと読む)


【課題】
炭化水素油の水素化処理触媒として、従来以上に優れた水素化処理(水素化、脱硫、脱窒素、脱残留炭素)性能を有する触媒と、その触媒を用いる炭化水素油の水素化処理方法の提供にある。
【解決手段】
アルミナを主体とする無機多孔質担体の細孔表面にホウ素化合物を付着させ、焼成してホウ素担持中間体を得た後、当該中間体に酸化物触媒基準で10〜40質量%の周期表第6族元素の少なくとも1種、0.5〜15質量%の周期表第8〜10族元素の少なくとも1種および、周期表第6族と第8〜10族元素の合計モル数に対して0.15〜3倍量の有機添加剤を添加した後、乾燥処理を行なうことで、周期表第6族元素、第8〜10族元素および有機添加剤を担持させることを特徴とする炭化水素油の水素化処理触媒の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 生成油の硫黄濃度を10質量ppm以下に保ちつつ、かつ色相を大幅に改善する灯油の製造方法を提供する。
【解決手段】 灯油の製造において、95容量%留出温度が300℃以下である灯油留分を95容量%以上含む原料油を、水素の存在下、最初に無機多孔質担体に周期表第6族金属成分、同第9族金属成分及び有機添加剤を含む水素化処理触媒(第1触媒)と接触させ、次いで無機多孔質担体に周期表第6族金属成分、同第10族金属成分及び有機添加剤を含む水素化処理触媒(第2触媒)と接触させることを特徴とする色相に優れた超低硫黄灯油の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 炭化水素油の水素化処理触媒として、従来よりも優れた水素化処理(脱硫、脱窒素、脱残留炭素及び水素化分解)性能を有する触媒を提供することにある。
【解決手段】 アルミナを主体とする無機多孔質担体に、(1)酸化物触媒基準で5〜40質量%のモリブデン、(2)モリブデンとタングステンのモル比率(W/Mo)が0.01〜0.2に相当する量のタングステン、(3)酸化物触媒基準で0.5〜20質量%の周期表第8族元素の少なくとも1種、および(4)モリブデン、タングステンと周期表第8族元素の合計モル数に対して0.15〜3倍量の水溶性有機化合物、が担持されていることを特徴とする炭化水素油の水素化処理触媒である。 (もっと読む)


【課題】 炭化水素油の水素化処理触媒の活性を損なうことなく、水素化処理装置の全スタートアップ工程に要する時間の短縮を可能とするスタートアップ方法を提供することにある。
【解決手段】 炭化水素油の水素化処理装置の操業運転開始に先立って行われる装置のスタートアップおいて、有機硫黄化合物と炭化水素油が添加された水素化処理触媒を水素化処理装置内の反応塔に充填し、水素加圧下、200〜350℃の水素ガスを反応塔内に循環させた後、水素化処理触媒の予備硫化を行なうことを特徴とするスタートアップ方法である。 (もっと読む)


【課題】優れた脱硫および脱窒素性能を併せ持つ炭化水素油の水素化処理触媒を提供する。
【解決手段】多孔質のアルミナ系担体に、触媒成分として ・周期表第VIA族金属の酸化物が15〜25質量% ・周期表第VIII族金属の酸化物が3〜7質量% ・リンが酸化物として0.1〜9質量% ・ホウ素が酸化物として0.1〜7質量% ・ランタノイドが酸化物として0.1〜3質量% ・水溶性有機物が周期表第VIA族金属および周期表第VIII族金属の合計モル数に対して0.01〜3倍量担持され、触媒の ・比表面積が150〜250m2/g、 ・全細孔容積が0.35〜0.55ml/g、 ・水銀圧入法で求めた細孔径分布において、第1のピークが直径70〜100Å、第2のピークが直径100〜200Åの範囲 ・第1のピークの細孔直径±10Åの細孔容積の全細孔容積に対する割合が5〜35% ・第2のピークの細孔直径±10Åの割合が25〜65%である炭化水素油の水素化処理触媒。 (もっと読む)


本発明は、重質炭化水素油の水素化処理のための方法に関し、該方法は、重質炭化水素油を水素の存在下で水素化処理触媒1および水素化処理触媒IIの混合物と接触させることを含み、ここで、触媒Iは少なくとも100m/gの比表面積および少なくとも0.55ml/gの総孔体積を有し、該総孔体積の少なくとも50%を少なくとも20nm(200Å)の直径を有する孔中に有し、該総孔体積の少なくとも65%を10〜120nm(100〜1200Å)の直径を有する孔中に有し、および触媒IIは少なくとも100m/gの比表面積および少なくとも0.55ml/gの総孔体積を有し、該孔体積の30〜80%を10〜20nm(100〜200Å)の直径を有する孔中に有し、該孔体積の少なくとも5%を少なくとも100nm(1000Å)の直径を有する孔中に有し、ここで、触媒Iは、その孔体積の、少なくとも20nm(200Å)の直径を有する孔中における割合が触媒IIよりも大きい。本発明の方法は、高い汚染物除去を高い転化、低い沈降物形成および高いプロセス柔軟性と両立させる。 (もっと読む)


本発明は、重質炭化水素供給物の、好ましくは沸騰床での、水素化処理のための方法に関し、該方法は、上記供給物を特定の孔サイズ分布要件を満たす2つの水素化処理触媒の混合物と接触させることによる。特に、触媒Iは、その総孔体積の少なくとも50%を少なくとも20nm(200Å)の直径を有する孔中に有し、該総孔体積の10〜30%を少なくとも200nm(2000Å)の直径を有する孔中に有し、一方、触媒IIは、その総孔体積の少なくとも75%を10〜120nm(100〜1200Å)の直径を有する孔中に有し、該総孔体積の0〜2%を少なくとも400nm(4000Å)の直径を有する孔中に有し、該総孔体積の0〜1%を少なくとも1000nm(10000Å)の直径を有する孔中に有する。本発明方法は、高い汚染物除去を高い転化、低い沈降物形成および高いプロセス柔軟性と両立させる。 (もっと読む)


本発明は、第VIB族金属酸化物および第VIII族金属酸化物を含む水素化処理触媒を活性化する方法において、該方法が、該触媒を酸並びに80〜500℃の範囲の沸点およびリットル当たり少なくとも5グラムの水中溶解度(20℃、大気圧)を持つ有機添加剤と接触させ、任意的に引き続いて少なくとも50%の添加剤が触媒中に保持されるような条件下に乾燥することを含む、上記方法に関する。水素化処理触媒は、新品の水素化処理触媒または使用されて再生されている水素化処理触媒であることができる。 (もっと読む)


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