説明

株式会社エッチアンドビーシステムにより出願された特許

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【課題】コンクリート構造物の表面に所定間隔に配置された送信探触子及び受信探触子にて、コンクリート構造物の超音波伝搬速度を計測する超音波非破壊計測装置、超音波非破壊計測方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】送信探触子から、超音波を発生するよう制御する超音波発生手段(64)と、受信探触子から、コンクリート構造物の底面で反射した受信信号を、前記超音波の発生時刻を起点とした受信信号波形として取得するよう制御する受信信号処理手段(65)と、前記受信信号波形についてノイズが重畳した受信信号であるか否かを判断し、ノイズが重畳していないと判断される受信信号波形の前記単一周波数及び前記中間点から算出される反射波到達時間を前記コンクリート構造物における正規の反射波到達時間として決定し、異なる探触子間隔にそれぞれ対応する算出した反射波到達時間から超音波伝搬速度を決定する、制御部(62)とを備える。 (もっと読む)


【課題】非破壊により、コンクリート1中の鉄筋3の腐食を定量的に検査することが可能なコンクリート1内の鉄筋3の腐食程度の非破壊検査方法を提供すること。
【解決手段】鉄筋コンクリート内の鉄筋の上に、送信探触子と受信探触子とを距離L離して設置するステップ、前記送信探触子から超音波を発信し、前記受信探触子において伝播波形fo(t)を受信するステップ、前記伝播波形fo(t)から時間t=Ts〜Te間の波形fp(t)を抽出するステップ、前記波形fp(t)から周波数関数のスペクトルS(f)を求めるステップ、前記スペクトルS(f)のスペクトルピーク周波数Smの規格化されたピーク強度の1/Zとなる点に対応する周波数Suを求めるステップ、
を有することを特徴とするコンクリート構造物内の鉄筋腐食程度の非破壊検査方法。
Ts:前記発信から受信までの時間、Te:定数、Z:1以上の任意の正数 (もっと読む)


【課題】煉瓦間の空隙の厚さを非破壊にて検査可能な耐火物煉瓦間の空隙検査方法を提供する。
【解決手段】検量線スペクトル群取得工程にて、空隙厚さが異なる複数種のモデル構造物の各空隙に対応する検量線スペクトルFB(f)〜FB(f)を重ね合わせて、検量線スペクトル群FBを取得する。対象スペクトル取得工程にて、検査対象となる空隙に対応する対象スペクトルFB(f)を取得する。比較工程にて、検量線スペクトル群FBと対象スペクトルFB(f)とを比較することにより、検査対象となる空隙Aの厚さΔwを計測することができる。非破壊にて耐火物煉瓦間の空隙の厚さを検査できる。 (もっと読む)


【課題】腐食の程度を定量的に非破壊で行うことが可能な超音波法によるコンクリート構造物内の鉄筋腐食程度の非破壊検査方法及び検査装置を提供すること。
【解決手段】次の処理により求めた加算スペクトルSS(f)により腐食程度を判定するコンクリ−ト中の鉄筋腐食程度の非破壊検査方法。
(1)鉄筋からの反射波を平均化して平均化波形F(t)を求める処理、(2)平均化波形F(t)において、鉄筋反射波を含む時間間隔での波形を抽出して成型波形FF(t)を求める処理、(3)成型波形FF(t)をFFTにより周波数領域に変換しパワースペクトルS(f)を求める処理、(4)加算スペクトルΣS(f)(n=1〜k)を求める処理 (もっと読む)


【課題】熟練を必要とせずに音速を決定することができ、これにより、正確なコンクリー卜構造物の厚さ、クラック深さ、空洞などを計測することが可能なコンクリート中の超音波伝播速度の自動演算法及び演算装置を提供すること。
【解決手段】 超音波を用いて、コンクリート構造物の厚さ、クラック深さ、空洞などを計測する際に必要となるコンクリート中での音速を、送受信探触予を一定の距離d離してコンクリート表面上に設置し、波形を取得し、超音波が送信されてから受信されるまでの伝播時聞Toを自動的に算出し、一定の距離dを伝播時間Toで除すことにより、音速を計測する。 (もっと読む)


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