説明

日新運輸工業株式会社により出願された特許

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【課題】 電解複合研磨したアルミニウム合金円筒管1の外周面に白変色(化学的な溶解作用で粗面化した箇所)が発生するのを防止し、OPCドラムの製造歩留まりを向上させる。
【解決手段】 電解複合研磨に用いる電解液(硝酸ナトリウム水溶液)が、電解複合研磨装置を出た後、沈殿槽16,20及びフィルター槽22を含む液路を循環して再び前記電解複合研磨装置に戻されるようになってる。pH測定器17により測定した電解液のpH値が、基準値(pH6〜8の範囲で適宜設定される)を超えている場合、その超過量に応じて、薬品槽18から第1沈殿槽16に硝酸が供給され、pH調整が行われる。 (もっと読む)


【課題】 電解複合研磨後のアルミニウム合金円筒管1の表面に付着した異物を除去し、感光膜を塗工したときに塗工欠陥が発生するのを防止し、OPCドラム製品の歩留まりを向上させる。
【解決手段】 円筒管1の抜き出し経路の近傍に払拭体15を配置し、電解複合研磨後に円筒管1を装置から抜き出す際、柔軟で吸水性のある払拭体15を円筒管1の表面に接触させ、円筒体1の軸方向全長にわたって異物を払拭する。払拭体15は一対の分割体16,17からなり、各分割体16,17は集合及び分離可能で、集合したとき円弧状のくぼみ面16a,17aが合わさって円形の払拭穴を構成する。円筒体1の外周面は払拭穴の内周面に接触した状態で、該払拭穴を通過する。 (もっと読む)


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