説明

シーメンス・ファオアーイー・メタルズ・テクノロジーズ・ゲーエムベーハーにより出願された特許

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本発明は、冷間圧延ラインあるいは熱間圧延ラインの油圧システム、あるいは鉄材料、鋼材料あるいはアルミニウム材料のためのストリップ処理設備の油圧システムにおける、圧力振動あるいは圧力脈動を能動的に抑制するための方法と装置とに関する。本発明の課題は、冷間圧延ラインあるいは熱間圧延ラインの油圧システム、もしくはストリップ処理設備の油圧システムにおける、圧力振動あるいは圧力脈動を能動的に抑制するための方法と装置とを提供することであり、当該方法と装置とによって、出現する圧力振動もしくは圧力脈動は、単純かつ価格的に有利な装置を用いて特に効果的に抑制され得る。この課題は、以下の方法ステップが実施される方法によって解決される。すなわち、a)油圧システムにおける圧力を永続的に測定することによって、圧力センサを用いて圧力信号を検出するステップと、b)圧力信号の交流成分を算出するステップと、c)少なくとも一つの目標値と交流成分とを考慮に入れて、時間的に可変の少なくとも一つの動作変数を、レギュレータを用いてリアルタイムで算出するステップと、d)少なくとも一つのアクチュエータに動作変数を適用するステップであって、アクチュエータは、動作変数に対応しかつ油圧システムと関連する容量を変化させ、それによって油圧システムにおける圧力振動が抑制されるステップと、である。
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本発明は、酸素含有ガスを銑鉄製造ユニットに注入するためのノズル(4)に関し、ここで耐火性材料から製造された注入器挿入パイプ(5)はノズルのガスチャネルに配置され、注入器挿入パイプを包囲する、ガスチャネルの壁と注入器挿入パイプ(5)の外壁との間の間隙(7)が、注入器挿入パイプ(5)の全長に渡って存在する。注入器挿入パイプ(5)は、少なくともガスチャネルの出口を含むノズルの端面(11)のところまで延在する。注入器挿入パイプ(5)により包囲される空間が、酸素含有ガス(6)のための供給ラインに接続され、そして、ガスチャネルの壁と注入器挿入パイプ(5)の外壁との間の間隙(7)が、防護ガス(8)のための供給ライン又は酸素含有ガスのための供給ラインと接続されている。さらに、本発明は注入器挿入パイプ(5)、並びに酸素含有ガスを本発明に係るノズル(4)から注入するための方法に関し、当該方法においては、酸素含有ガスは注入器挿入パイプの内壁により包囲される空間に供給されるとともに、注入器挿入パイプを貫流した後、酸素含有ガスは酸素ガス流入速度で銑鉄製造ユニットに流入し、同時に、注入器挿入パイプの外壁とガスチャネルの壁の間に存在する間隙(7)にガスが貫流し、当該ガスは間隙(7)を貫流した後に、ガス流出速度で銑鉄製造ユニットに流出し、酸素ガス流入速度はガス流出速度よりも大きい。
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例えば冶金プロセスからの送出ガスを素材とする合成プロセスにおける化学的利用のための原材料としての、水素(H)並びに一酸化炭素(CO)を含むガスを発生させるための方法並びに装置について示す。送出ガスの一部は、水蒸気の添加によるCO転換にかけられ、COに対するHの既定された分量比を有する合成生ガスが形成される。さらに、CO転換に必要とされる水蒸気は、本方法における少なくとも1つの蒸気発生器において、少なくとも部分的に発生させることができる。
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粒子状固体をガスフローから、特に前記粒子状固体を搬送するためのキャリアガスフローから分離するための方法および装置が示されている。前記装置は、分離室(5)に合流する搬送導管(2)と、粉塵および/または微粒子状固体を分離するための接続された乾式フィルタ(9)であって、洗浄されたガスフローを排出するための排出導管(12)を有する前記乾式フィルタと、分離された粒子状固体を受容するための貯蔵容器(1)とを有している。前記乾式フィルタは、前記乾式フィルタを洗浄するための逆洗装置を有している。
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高炉(1)あるいは還元アセンブリ(R1)からの送出ガスの少なくとも一部がガスタービンで熱的に使用され、このガスタービン(24)の排出ガスが蒸気を発生させるための排熱蒸気発生器(16)で利用される、溶融還元法を行うための方法および装置が提供される。送出ガスの残りの部分は、二酸化炭素分離装置(8)に供給され、その際に発生する排ガスが排熱蒸気発生器(16)に供給され、蒸気を追加で発生させるために燃焼される。本発明によって、排ガスの燃焼可能な部分が、蒸気発生器での熱的な使用のために供給され、その結果、送出ガスの熱的利用のエネルギーバランスが全体的に改善される。また送出ガスの追加部分が二酸化炭素分離装置(8)によって質的に改善され、それによって、冶金の利用のために供給される、価値の高い還元ガスが発生させられる。
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示されるのは、微粒子状の鉄担体と、冶金プロセスのための供給材料としての少なくとも1つのバインダーとから、凝集体を製造する方法である。凝集体は、少なくとも1つのさらなる凝集ステップにおいて、鉄担体と少なくとも1つのバインダーとから成る層で覆われ、凝集体の表面領域のバインダーのみが硬化するよう加熱される。供給材料と場合によっては添加材料と凝集体とから、液状銑鉄あるいは液状鋼半製品を製造するための方法においては、凝集体は、予熱段階を備える還元領域で、凝集体が予熱段階で完全に硬化するよう予熱される。
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本発明は、エネルギーと排出とが最適化された製鉄のための方法及び当該方法を実施するための設備に関する。その際、溶融ガス化装置内で生産されたジェネレーターガスの第1部分量は、第1還元領域において第1還元ガスとして用いられ、第2部分量は、少なくとも一つのさらなる還元領域に第2還元ガスとして供給される。加えて、第1還元領域から取り出された炉頂ガスの部分量は二酸化炭素が洗除された後、溶融ガス化装置からジェネレーターガスが出された後に、当該ジェネレーターガスに混合され、ジェネレーターガスの冷却が行われる。
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少なくとも1つの還元反応炉(3)と、溶融ガス化炉(4)とを備える溶融還元システム(1)のためのプロセスガス高純度化装置(2)を開示する。このプロセスガス高純度化装置においては、還元反応炉(3)からブラスト炉ガス(6)を運び去るための第1ラインシステム(5)と、溶融ガス化炉(4)からジェネレータガス(8)を運び去るための第2ラインシステム(7)とが設けられ、両方のラインシステム(5、7)はそれぞれの湿式スクラブ洗浄システムにつながり、ブラスト炉ガス(6)又はジェネレータガス(8)の流れは、好ましくは制御ギャップ(40)を変化させる1つ以上の制御要素(41)によって絞ることができ、スクラブ洗浄液又は冷却液(49)は回収し排出することができる。本発明によれば、ブラスト炉ガス(6)を搬送するための第1ラインシステム(5)の第1湿式スクラバーシステム(11)と、ジェネレータガス(8)を搬送するための第2ラインシステム(7)の第2ベンチュリスクラバーシステム(12)との両方が、共通の液滴分離装置(14)の中に開口している。
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本発明は、保護要素を有する、製鋼用の酸素吹き込みランスに関し、酸素主管のランスヘッド側の端部は、1つ以上の吹出し口を備えるカバーシェルが備わっており、それぞれの吹出し口には、酸素吹出しノズルが取り外しと交換可能に固定されており、酸素吹き込みランスのランスヘッド側の端部は保護要素が取り外しと交換可能に備わっており、酸素吹き込みランスのランスヘッド側の端部と保護要素との間には中間空間があり、保護要素内には通路があり、当該通路を通じて酸素吹出しノズルが、シェルから外部に通されており、当該通路はそれぞれ、酸素吹出しノズルと保護要素との間に間隙が残るような寸法になっており、保護要素には開口部があり、酸素吹き込みランスのランスヘッド側の端部と保護要素との間の中間空間に合流する、少なくとも1つの保護ガス管がある。さらに本発明は、酸素吹き込みランスを作動するための方法に関し、当該方法においては、保護ガスが、保護ガス管から、カバーシェルと保護要素との間の中間空間に送り込まれ、かつ当該中間空間から、酸素吹出しノズルと保護要素との間の間隙および保護要素の開口部を通って外部に運ばれる。
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熔融還元ユニット(1)、特に溶融ガス化炉において銑鉄又は液状鋼原材料を生産するプロセスであって、鉄鉱石含有装入材料と、必要に応じて添加剤とが、少なくとも1つの還元ユニット(R,R,R,R)において還元ガスの手段によって少なくとも部分的に還元される。本発明によれば、少なくとも部分的に還元された装入材料の第1の部分は、炭素担持体と、酸素含有ガスとを供給されつつ熔融ユニット中において熔融され、同時に還元ガスが形成される。この還元ガスは、還元ユニット(R,R,R,R)に供給され、還元ユニットを通過した後に炉頂ガスとして引き抜かれ、少なくとも部分的に還元された装入材料の第2の部分は、還元と熔融とのために熔融還元ユニットに供給される。
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