説明

ザ・ブリガム・アンド・ウイメンズ・ホスピタル・インコーポレイテッドにより出願された特許

1 - 6 / 6


【課題】 リポキシン類は、複数の疾患及び状態に生体内投与することができる効力のある小分子であるが、これらの分子は生体内で寿命が短い。天然のリポキシン類と同じ生物活性を有するが、もっと長い生体内半減期を有する化合物は、有益な薬である。
【解決手段】 本発明は、天然のリポキシンと同じか又は類似の活性領域を有するが、生体内異化作用に対してより抵抗性の代謝的変換領域を有するリポキシン類似体を特徴とする。従って本開示リポキシン類似体は天然のリポキシン類の生物活性を有するが、より長い代謝半減期を有する。本開示リポキシン類似体のあるものはさらに、天然のリポキシン類と比較して増加した生体内力価、より高いリポキシンレセプターへの結合親和力、又は強化された生物活性を有することができる。 (もっと読む)


本発明は炎症性疾患(例えば慢性関節リウマチ)を治療するためのゲルゾリンの使用、及び、炎症性疾患(例えば慢性関節リウマチ)を診断、モニタリング及びその療法を評価するためのゲルゾリンの使用に関する。本発明は血漿中ゲルゾリンレベルは炎症性疾患、慢性関節リウマチ(RA)を有するヒト対象に由来する血液試料中では低減するという意外な発見に基づいている。これらの所見は血漿中ゲルゾリンレベルの低減が慢性関節リウマチの病因物質による間接組織上で生じる一次傷害を反映し、そしてその結果として生じる炎症過程による関節の疼痛及び破壊に進行するという仮説を裏付けている。これらの観察結果は炎症性疾患の顕在化を防止及び/又は抑制するためのゲルゾリンによる治療の根拠を与える。これらの観察結果の1つの相関は血漿中ゲルゾリンレベルのモニタリングが慢性関節リウマチの管理方策の部分となりえることである。
(もっと読む)


本発明は、神経疾患(例えば多発性硬化症)を治療するためのゲルゾリンの使用、ならびに神経疾患を診断する、観測する、および神経疾患の治療を評価するためのゲルゾリンの使用に関する。本発明は、被験体の、将来神経疾患を発症する危険性プロフィールを特徴づけるための方法であって、該被験体においてゲルゾリンのレベルを得ること、該ゲルゾリンのレベルを予め定められた値と比較すること、および該予め定められた値と比較したゲルゾリンのレベルに基づき、該被験体の、神経疾患を発症する危険性プロフィールを特徴づけることを含み、該予め定められたレベルまたはそれ以下のゲルゾリンのレベルは、該被験体が該神経疾患を発症する危険度が高いことの指標であり、該予め定められたレベルまたはそれ以上のゲルゾリンのレベルは、該被験体が該神経疾患を発症する危険度が高くないことの指標である方法を提供する。
(もっと読む)


患者の管腔系を治療する医療器具、方法及びシステムが提供される。医療器具は、患者の標的部位近辺の組織のひだを形成するのに適合して構成される組織ひだ形成器を含む。医療器具は、組織のひだ形成器と連携して操作される把持適用器を更に含む。把持適用器は、医療器具が患者から外された後に、ひだを保持するように把持器をひだに適用するのに適合して構成される。更なる態様によれば、組織ひだ形成器は、組織をクランプで機械的に締めつけることにより組織のひだを形成することができ、及び/又は組織ひだ形成器は、それに吸引を適用し、少なくとの一部の組織のひだを形成することができる。システムは、患者の僧帽弁近辺の組織にひだを形成するのに用いることができる。ひだは、仮に又は恒久的に形成することができる。 (もっと読む)


本発明は、rasまたはFGFR3シグナル伝達経路および/またはc−fos転写が関与する疾患の処置用、とりわけ骨髄腫または多発性骨髄腫の治癒的および/または予防的処置用薬剤の製造のための式A、B、C、D、I、II、III、IV、V、VIおよびVIIのスタウロスポリン誘導体の使用、ならびにrasまたはFGFR3シグナル伝達経路および/またはc−fos転写が関与する疾患の処置法に関する。 (もっと読む)


本発明は、種々の炎症性疾患または障害を治療するために用いることができる天然IgM抗体阻害剤を提供する。 (もっと読む)


1 - 6 / 6