説明

不二コンクリート工業株式会社により出願された特許

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【課題】改質硫黄固化体層及びセメント層の二層構造を有し、耐酸性、耐塩性等に優れると共に、製造コストの増大を抑制して比較的容易に製造することにできる、水路設備用の複合構造物を提供する。
【解決手段】水路設備用の複合構造物の一例としての水路用のボックスカルバート1は、溶融改質硫黄に骨材を混ぜて固化させた改質硫黄固化体からなる内側層3と、この内側層3の外側にセメントコンクリートを打設して形成されたコンクリート層5と、を備える。そして、改質硫黄固化体からなる内側層3が水路内面として用いられる。 (もっと読む)


【課題】1種類のサイズのものであっても型枠の内側に保持する鉄筋に対して異なる被りを設定することを可能とする。
【解決手段】鉄筋コンクリート製品を型枠により成型する際に、上記型枠の内側に該型枠の内面から所定の間隔を保って鉄筋を保持する鉄筋スペーサであって、一部に鉄筋を挿入するための切り欠け部6を形成した多角形状の外周枠2と、上記外周枠2の内方にて多角形の中心からずれた位置に形成され、内側に鉄筋を嵌着する鉄筋嵌着部3と、上記外周枠2の切り欠け部6の縁から上記鉄筋嵌着部3に渡って形成され、鉄筋の挿入を案内する案内リブ4と、上記外周枠2と鉄筋嵌着部3とを連結して補強する補強リブ5と、を備えたものである。これにより、上記鉄筋嵌着部3回りに鉄筋スペーサ1の配置を変えることで、1種類のサイズの鉄筋スペーサ1であっても型枠の内側に保持する鉄筋に対して異なる被りを設定することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融状態の硫黄含有資材を補修材料として要補修箇所に流し込んで荒仕上げした後、該補修部分を硫黄の融点未満の温度に冷却しながら上記補修材料を仕上げ削りして最終仕上げする硫黄固化体製品の補修方法を提供する。
【解決手段】硫黄の融点以上の設定温度範囲内に加熱して溶融状態の硫黄含有資材を冷却硬化させて成型した硫黄固化体製品の表面の要補修箇所を補修する硫黄固化体製品の補修方法であって、上記硫黄含有資材を冷却硬化させた硫黄固化体を補修材料として硫黄の融点以上の設定温度範囲内に加熱して溶融し、上記溶融状態の補修材料を上記要補修箇所に流し込み、上記流し込まれた補修材料を徐冷硬化させ、上記補修材料が硬化した補修部分について該補修材料を荒削りして荒仕上げを行い、上記荒仕上げ後の補修部分を硫黄の融点未満の温度に冷却しながら上記補修材料を仕上げ削りして最終仕上げを行うものである。 (もっと読む)


【課題】型枠本体のキャビティ内に充填された硫黄含有資材が冷却して収縮するのに従って加圧状態の補充タンク内の硫黄含有資材をキャビティの内部に補充して硫黄固化体製品を成型する。
【解決手段】密閉可能とされたキャビティを有する外型6の内部が硫黄の融点以上の設定温度範囲内に加熱される型枠本体1のキャビティ内に、一杯に充填された硫黄含有資材が該キャビティ内で冷却して収縮するのに従って、上端開口部11に蓋を取り付けて内部が密閉可能とされると共に所定圧力に加圧され、かつ内部が上記の設定温度範囲内に加熱される補充タンク2内に収容された硫黄含有資材を、上記キャビティの内部に該補充タンク2内の加圧圧力により補充するものである。これにより、余計な手間がかからず、また硫黄固化体製品としての強度を高めると共に、仕上がりがきれいになり製品価値を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】溶融状態の硫黄含有資材を、密閉可能で設定温度範囲内に加熱された型枠内に所定圧力をかけて注入し、その後型枠内で冷却固化させて硫黄固化体を成型する。
【解決手段】溶融状態の硫黄含有資材を、硫黄の融点以上の設定温度範囲内に加熱された材料ホッパー1に収容し、この収容された硫黄含有資材を圧力発生器2a,2bにより吸引して上記の設定温度範囲内に加熱されたシリンダ11a,11b内に引き出し、この引き出された硫黄含有資材を上記圧力発生器により所定圧力をかけて該シリンダから押し出し、内部に密閉可能状態のキャビティを有し上記の設定温度範囲内に加熱された型枠5内に注入口24から注入し、上記キャビティに硫黄含有資材が一杯に注入された後の型枠の注入口を閉じ、上記型枠の加熱を停止して上記キャビティ内に注入された硫黄含有資材を徐冷し、上記キャビティ内の硫黄含有資材が冷却固化して成型された硫黄固化体を上記型枠から取り出す。 (もっと読む)


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