説明

有限会社マルマツ繊維により出願された特許

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【課題】 全方向への伸縮性を発揮させながら、留め具による脱着操作をしても、容易によれたり解けたりしない細幅織物の多重構造体と、細幅織物の多重構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】 緯糸と経糸に各々熱融着ウレタン糸を配置して製織して得られる細幅織物において、上記経糸を上側と下側の2面でそれぞれ織る二丁織りやそれ以上の多丁織りにより、上記経糸を上側と下側の面でそれぞれ織った後、前記上側を下側になるように、かつ、上記下側を上側になるように交差させ、次に交差状態を戻して、これの繰り返しにより上方側の細幅織物1bと下方側の細幅織物1aを上下で所定間隔に接合して、接合部1eと非接合部1fとを交互に形成し、前記接合部1eを加熱圧着してなる。 (もっと読む)


【課題】伸縮性を備えた細幅織物に関し、緯糸や経糸にウレタン糸を用いた細幅織物の切断辺のほつれの問題や経割れの問題を解決する。
【解決手段】緯糸と経糸の所定本数毎に熱融着ウレタン糸13、23を配置して製織し、得られた織物を加熱処理することにより、経緯の熱融着ウレタン糸13、23の表面相互がそれらの糸の交点3で融着している。熱融着ウレタン糸13、23は、融点の低いポリウレタンフィラメントの芯糸に粗くカバーリングした糸である。製織したあと加熱処理を施すことにより、経緯の低融点ポリウレタンフィラメント相互がそれらの交点で熱融着して、緯糸のほつれや経割れが防止できる。 (もっと読む)


【課題】衣服に取り付けるフックの基布として用いる伸縮性を備えた織テープ及びそのような織テープにフックやフック掛けリングを縫着したテープに関し、伸縮性を備えた織テープ製の基布へのフック及びフック掛けリングの縫着作業をより正確にかつ迅速に行うことができるようにする。
【解決手段】幅方向に伸縮性を有し、長手方向には伸縮性を有しない織テープを提供する。この織テープを用いたフック付きテープは、織テープの長手方向に所定間隔で配置された多数のフックが、当該テープの長手方向に縫いつけたミシン糸5で一括して縫着されている。また、上記織テープを用いたフック掛けリング付きテープは、その幅方向に複数列にしてその長手方向に所定間隔で多数配置したフック掛けリング3が、当該テープの長手方向に縫いつけたミシン糸5でカバーテープ4と共に各列のものを一括して縫着されている。 (もっと読む)


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