説明

東京ボード工業株式会社により出願された特許

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【課題】耐水化剤等の副資材を、炭酸ガスの排出がなく、環境負荷の少ない天然資源由来の動植物油脂等に、できる限り切り替えることにより、地球環境に優しい木質ボードを製造する方法を提供する。
【解決手段】木質材料にユリア樹脂、メラミン樹脂又はフェノール樹脂等のホルマリン系樹脂を主成分とする第1接着剤を噴霧又は塗布し、第1接着剤を噴霧又は塗布した木質材料を熱圧成形して単層又は多層からなる木質ボードを製造する方法において、第1接着剤を噴霧又は塗布するのと同時に又は別々に、動植物性油脂及び/又はその誘導体を木質材料に、木質材料100質量部に対して1〜5質量部の割合で噴霧又は塗布する工程を含む
ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】界面活性剤を含まない均一で安定した懸濁液であって、接着層への水分の浸透と接触を防ぎ、接着剤の加水分解によるホルムアルデヒドの発生と耐水接着性能の低下を抑えることができるホルムアルデヒド捕捉剤を提供する。
【解決手段】動植物性油及び/又はその誘導体と、尿素と、水又は水系液状物とを混合して調製された水系懸濁液からなるホルムアルデヒド捕捉剤であって、
前記動植物性油及び/又はその誘導体を100質量部とするときに、前記尿素を30〜500質量部、前記水又は水系液状物を30〜1000質量部含み、かつ前記水又は水系液状物が前記尿素100質量部に対して70質量部以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リサイクル木質チップやリサイクル木質繊維を主原料として製造した木質ボードにおいて、その製品から放散するホルムアルデヒド量が建築基準法で規制された厳しい規制値に合格し、かつMDI系化合物を接着剤に使用したときの生産コストを低減し、地球環境改善効果を有する木質ボードの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の木質ボードの製造方法は、MDI系化合物を主成分とする液状化合物100重量部に、水に難溶性若しくは不溶性の植物性タンパク質、水に難溶性若しくは不溶性であって1分子中に1個以上のアミノ基を有する植物性炭水化物及びその炭水化物の誘導体からなる群より選ばれた1種又は2種以上の植物資源由来の添加剤粉末を1〜40重量部の割合で混合してなる接着剤を木質小片又は木質繊維に塗布して加熱加圧成形することにより、地球環境負荷を低減した木質ボードを得ることを特徴とする。 (もっと読む)


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