説明

株式会社エアレックスにより出願された特許

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【課題】適切な除染条件を容易に決定でき、また、該除染条件を容易に管理し得る除染装置を提供する。
【解決手段】室外から気密的に遮断された除染室2と、該除染室2に過酸化水素ガスを供給する過酸化水素ガス供給装置6とを備え、少なくとも一部が多孔性包材からなる除染用包装容器Dに封入された除染対象物Aを該除染室2に収納し、該除染対象物Aの表面を過酸化水素ガスで除染する除染装置1にあって、前記除染用包装容器D内の除染状態を推測するために、前記除染室2内に、周囲雰囲気に露出する凝縮形成部に凝縮する凝縮膜の膜厚に応じた出力を行う凝縮センサ19を、除染用包装容器Dと同等のセンサ用包装容器D1に封入して設置した。 (もっと読む)


【課題】アイソレーター装置内に設置された内部装置の給排気フィルターを交換する際に、作業室の外部から容易に作業することができ、作業が安全であり、且つ、フィルター交換作業の毎に作業室の内部洗浄を伴うなどの煩雑な作業を必要とすることがないアイソレーター装置を提供する。
【解決手段】内部装置の給排気フィルターの2つのケーシングは、アイソレーター装置の作業室の壁部に設けられ、当該ケーシングは、作業室の外部及び内部にそれぞれ開口する筒体と、両開口部にそれぞれ開閉可能に支持される両蓋体とを具備し、ケーシング内のフィルターは、筒体内を筒軸方向に外側筒部、中央筒部及び内側筒部に区画して、この中央筒部に脱着可能に設けられ、外側筒部の周壁部には、作業室の外部に連通する外側送風口を形成し、一方、内側筒部の周壁部には、内部装置内に連通する内側送風口を形成する。 (もっと読む)


【課題】過酸化水素ガスを用いて、プレフィルドシリンジのクリアランス部まで適切に除染し得る除染方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が多孔性包材Eからなる包装容器Dに封入されたプレフィルドシリンジAの表面を除染する除染方法において、前記包装容器に封入されたプレフィルドシリンジAを除染室2に収容し、該プレフィルドシリンジAの表面温度を28〜32℃にする除染前工程と、該除染前工程の後に、19〜23℃、相対湿度30〜50%の空気を常圧の除染室内に導入するとともに、ガス化した過酸化水素水を除染室2内に導入する、若しくは、過酸化水素水を除染室2内に導入してガス化させる常圧除染工程と、該除染工程の後に、除染室2内から過酸化水素を排出する除染後工程とを行うようにした。 (もっと読む)


【課題】除染対象室を効率的に除染できる室内除染装置を提供する。
【解決手段】室内除染装置1を、除染ガスを発生させる除染ガス発生装置を具備してなり、除染対象室に設置される親機2と、除染対象室に除染ガスを放出する除染ガス放出口6を具備してなり、前記除染対象室に親機2とは離して設置され、除染ガス供給用のパイプ4を介して前記親機2と連結される子機3とにより構成した。かかる室内除染装置1では、親機2よりもコンパクトな子機3から除染ガスを放出することにより、除染対象室の狭い場所からも除染ガスを放出できる。また、1台の除染ガス発生装置から発生した除染ガスを室内の複数箇所に放出でき、除染対象室の隅々に効率よく除染ガスを行き渡らせることができる。 (もっと読む)


【課題】除染室内にある除染対象物の除染効果が向上する除染方法、及び除染システムを提供する。
【解決手段】制御装置30により送風装置15を制御して、アイソレーター2内で流動する室内空気の風速を、凝縮膜が形成されるまで所定の第一風速αで所定時間維持した後、該風速を変更して前記第一風速αより遅い第二風速βで所定時間維持する。このとき、第一風速αとしている第一風速維持時間Tx1は第一供給量で過酸化水素ガスを供給し、第二風速βとしている第二風速維持時間Tx2では過酸化水素ガスの供給を第一供給量より少ない第二供給量とする。 (もっと読む)


【課題】生産ライン内で除染対象物を除染し、除染ガスの使用量を抑制し得る除染装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ガス流動装置3から供給される除染ガスを長尺状の除染管2,52内に流し、該除染管2,52内で除染対象物8を移送することにより、該除染対象物8を除染するようにした除染装置1,51である。そして、除染管2,52内で除染対象物8を移送する移送手段として、スクリューコンベア31や噴出ガスコンベア61を適用することにより、除染管2,52を、その内径や外径が除染対象物8に応じて比較的小さい小型のものとすることができる。そのため、除染管2,52を比較的省スペースに設置できるから、生産ラインに設置し易いと共に、除染管2,52内に充満させる除染ガスの使用量を抑制することができ得る。 (もっと読む)


【課題】作業効率を向上させるアイソレーターを提供する。
【解決手段】本発明に係るアイソレーター1は、ワーク投入口21とワーク排出口29とを備えたチャンバー3と、軟質塩化ビニール樹脂(PVC)で構成された作業用隔絶袋体5と、排気装置7とを備えている。そして、ワークWをチャンバー3から作業用隔絶袋体5の作業空間58に入れ、当該作業空間58でワークWを取扱う作業を行った後、当該作業用隔絶袋体5を廃棄するようにした。 (もっと読む)


【課題】操業工程実行時にその操業を阻害することなく、しかも所望箇所の除染状況を把握することができる除染方法を提供する。
【解決手段】第一凝縮センサー31及び第二凝縮センサー32を、アイソレーター1内で各々異なる位置に配置し、各々凝縮量相当値P1,P2を測定し、測定した凝縮量相当値P1,P2とで相対比K(=P2/P1)を算出する除染前工程と、前記除染前工程での配置位置を保持した第一凝縮センサー31により凝縮量相当値P’1を改めて再測定し、該凝縮量相当値P’1と前記相対比Kとで、除染前工程で用いた第二凝縮センサー32の配置位置における凝縮量相当値、すなわち推定凝縮量相当値P’2を算出し、該推定凝縮量相当値P’2に基づきアイソレーター1の除染状態を制御してアイソレーター1内の機械装置Wの表面を除染する除染工程とを実行することとした。 (もっと読む)


【課題】過酸化水素ガスがフィルターに吸着されず、また該ガスを除染室内に均一に供給することができる除染システムを提供する。
【解決手段】過酸化水素ガス供給管21の端部を、HEPAフィルター5と多孔性隔壁板6との間に形成された挟間隙17に配設した。そして、各過酸化水素ガス供給管21から過酸化水素ガスを吐出し、挟間隙17に一時的に過酸化水素ガスが滞留させてから、徐々にクリーンルーム2内に過酸化水素ガスが流出するようにした。 (もっと読む)


【課題】測定精度が高く、設置が容易で、しかも小型化が可能な凝縮センサーを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る凝縮センサー1aは、レーザ光Lを照射する投光装置4と、凝縮検知用プリズム20と、レーザ光Lを受光する受光装置7とで構成した。そして、投光装置4、凝縮検知用プリズム20、及び受光装置7をアイソレーター2内にそれぞれ設置した。さらに、投光装置4から照射されたレーザ光Lが、凝縮検知用プリズム20を通過し、この凝縮検知用プリズム20により直角に偏向されたレーザ光Lを受光装置7で受光するようにした。そして、アイソレーター2内に過酸化水素ガスXを投入し、凝縮検知用プリズム20の表面に凝縮液30を形成し、受光装置7で受光量を測定し、凝縮の有無を把握するようにした。 (もっと読む)


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