説明

カドヤ工業株式会社により出願された特許

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【課題】 建築現場や土木現場で生じるセメント,粘土等の懸濁水を現場処理して,清澄化した水を廃棄し,二次フロックをリサイクル利用可能とした無機系粉末凝集剤を提供する。
【解決手段】 懸濁水に先行して溶解するように粉末とした一次フロック形成用のカチオン系高分子凝集剤と,これと時間差を置いて後から溶解するように顆粒とした二次フロック形成用のノニオン系及び/又はアニオン系高分子凝集剤と,二次フロックに付着してその沈降ウエイトをなす急速沈降用の無機物と,ハードケーキ化防止用のバルキー剤を均一に混合することによって,セメント懸濁水バッチ処理用の無機系凝集剤とする。これを懸濁水に添加撹拌することによって数十秒で処理することができる。二次フロックは新たなセメントに混練してリサイクル利用できる。 (もっと読む)


【課題】可使時間を必要とする用途にセメント組成物を使用するにあたり、セメント組成物の凝結時間及び初期強度を最適にすることのできる急結剤を提供すること
【解決手段】
カルシウムアルミネートと、高炉スラグと、消石灰とを含有してなり、当該消石灰の全急結剤に占める割合が1質量%〜3質量%となるようにしてセメント急結剤を構成する。この場合、凝結が穏やかになって可使時間を確保することができ、且つ、初期硬度が高まる。さらには、前記カルシウムアルミネートの全急結剤に占める割合が30質量%〜70質量%、前記高炉スラグの全急結剤に占める割合が27質量%〜69質量%とすれば、より確実に効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 左官作業における使い勝手と作業性を高度に確保するとともにエフロレッセンスの発生を抑制することができるセメント混和材を提供する。
【解決手段】 セメント混和材を,緑泥石粉を65〜85wt%,ガラス繊維を8〜17wt%,硬質ウレタン粉を7〜18wt%含有したものとする。この混和材を用いることによって,セメント量に対して2〜3wt%の極く少量を混和することで,セメントモルタルが適度の粘性,好ましい揺変性,モルタルの流動性を発揮して,モルタルの延び,ベタツキ,こて切れ,こての軽さ等の使い勝手と作業性を高度に確保するともにエフロレッセンスの発生を抑制し得るものとなる。緑泥石粉が多いことによって安価に提供でき,またガラス繊維及び硬質ウレタン粉として,これらを含む軌条用の枕木等硬質ウレタン製品の加工屑等の産業廃棄物を分級したものを使用することによって更に安価に提供することができる。 (もっと読む)


【目的】 作業現場においてセメントのような水硬性物質材料による粉塵の発生を抑制する。
【構成】 液体を含有するパーライト,シラスバルーン,フライアッシュバルーンのような単孔性物質、或いは木粉,活性炭,バーミキュライトのような多孔質組織部材をセメントや石灰のような水硬性物質に混入、配合する。 (もっと読む)


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