説明

Fターム[2B095AA01]の内容

Fターム[2B095AA01]に分類される特許

161 - 180 / 302


【課題】唐箕からの送風が有効に穀粒の選別に利用され、被処理物からの穀粒の選別性能、選別効率を高めた脱穀装置の提供である。
【解決手段】扱室66から漏下する被処理物から穀粒を選別するための選別網63を、選別部50における被処理物の移送方向に向かって上手側の第1選別網63aと第1選別網63aの下手側で第1選別網63aよりも下方にある第2選別網63bとから形成し、第2選別網63bを第1選別網63aと一番棚板64との間に配置する。このような簡易な構成により、被処理物を唐箕79からの選別風によって選別する風選別に加えて、被処理物の一部を第1選別網63a下方の第2選別網63bに再び導くことができる。したがって、被処理物を第2選別網63bによって再選別することにより、被処理物がバラバラになりやすくなるため、風選別や比重選別の効率が高まって一番棚板64上に漏下する穀粒の選別能力が向上する。 (もっと読む)


【課題】朝霧が付着した穀稈や小雨に濡れた穀稈等の湿材を対象に脱穀作業を行ったときでも、唐箕ファンやシーブ等による選別が精度よく行えるコンバインを提供する。
【解決手段】コンバインは、エンジンを冷却した後の冷却風を吸入可能として風選別を行う唐箕ファン26と、刈取穀稈量を検知する手段と、唐箕ファン26の吸入を調整する吸入調整手段と、唐箕ファン26を被装すると共にその吐出口57を形成する唐箕ファンケース56と、吐出口57より吐出される吐出風の向きを変更する風向変更手段と、コントローラ165を具備するとともに、湿材モード切換手段を具備し、湿材モード切換手段の切換と穀稈量に応じて、吸入調整手段と風向変更手段を変更することとした。 (もっと読む)


【課題】唐箕からの送風が有効に穀粒の選別に利用され、被処理物からの穀粒の選別性能、選別効率を高めた脱穀装置の提供である。
【解決手段】扱室66から漏下する被処理物を風力選別し後方に移送するチャフシーブ53,54の複数のシーブ(53a,53b…,54a,54b…)の下端部連結線A1、B1が側面視で山形状になるようにシーブを配置する。山の頂点部と選別網63間の空間部によりシーブ53,54と下方の選別網63間の距離が大きくなり、揺動運動による穀粒の分離が良好となる。また、複数のシーブの上端部連結線A2、B2が側面視で頂点が一つの山形状になるようにし、後方側の第2チャフシーブ54の上端部連結線B2は前方側の第1チャフシーブ53の上端部連結線A2よりも水平面に対する傾斜角度を小さくすると、第1チャフシーブ53では、被処理物が安易に後方に流されることがなく、被処理物の濾過が促進される。 (もっと読む)


【課題】 コンバイン全体としての左右幅を極力小さくする。
【解決手段】 脱穀装置6に、扱胴41が回転駆動されることにより刈取穀稈に脱穀処理を施す脱穀部39と、脱穀処理で得られた処理物に選別処理を施して穀粒を回収する選別回収部40とを、脱穀部39の下方に前記選別回収部40が位置するように装備し、選別回収部40により選別回収した穀粒を、脱穀装置6の横側方に隣接配備した穀粒貯留部7に、脱穀装置6と穀粒貯留部7との間に立設した揚送コンベヤ68を介して供給し、選別回収部40を、その左右中心Cが扱胴41の回転中心a1の真下または真下近くに位置するように配置してある。 (もっと読む)


【課題】脱穀部により脱穀された後の排藁の内部又は上部に含まれるささり粒を回収することが可能な脱穀部の拡散装置を提供するものである。
【解決手段】穀稈の株元を挟扼して搬送するフィードチェン7と、フィードチェン7により搬送される穀稈を脱穀する扱胴8と、を具備するコンバイン1の脱穀部5内に設けられ、扱胴8によって脱穀された後の排藁を拡散する脱穀部の拡散装置40であって、扱胴8の扱胴入力軸8bと水平方向に略直交する拡散装置入力軸40aを有し、拡散装置入力軸40aより放射状に延びる羽根体42・42・42・42・42・42を有する拡散胴41を具備するとともに、拡散胴41は、搬送される穀稈に対して羽根体42が搬送下流側から衝突する方向に回転する。 (もっと読む)


【課題】 グレンシーブと一番物横送り搬送装置との配置関係に工夫を凝らすことによって、選別処理構造の占有スペースを小さくして、コンバインのコンパクト化を達成する点にある。
【解決手段】 扱室2から漏下する扱き処理物を選別処理する選別処理装置Aを設けるとともに、前記選別処理装置Aに、前記扱き処理物に対して選別を行う粗選別部Cと、粗選別部Cから送られる選別物を選別する精選別部Dとを備える。精選別部Dに、穀粒を選別し選別した穀粒を下方に漏下させるグレンシーブ7を設ける。グレンシーブ7から漏下する穀粒をガイド部bを介して一番物横送り搬送装置21に導入すべく構成する。グレンシーブ7を一番物横送り搬送装置21の上方に配置してある。 (もっと読む)


【課題】拡散処理胴の回転によって処理物を揺動選別棚上に円滑に拡散すると共に、この処理物に含まれる穀粒の損傷の発生を少なくする。
【解決手段】揺動選別棚(3)の終端部のストローラック(3c)の上方に横断流ファン(5)を横向きに軸架し、該横断流ファン(5)の吸塵口(6)を下方に向けると共に排塵口(33)を機外に向けて設け、横断流ファン(5)よりも低い位置で揺動選別棚(3)の上面に接近した位置に拡散処理胴(10)を設け、該拡散処理胴(10)を脱穀装置の左側の側板(9)の外に設けた拡散処理胴駆動ケース(43)に軸架し、該拡散処理胴(10)に連続した螺旋形状の螺旋処理歯(42)を取り付け、該螺旋処理歯(42)によって処理物を横断流ファン(5)の前方側の揺動選別棚(3)上に跳ね出しながら送る構成とする。 (もっと読む)


【課題】穀粒の乾燥を選別室内でまんべんなく、かつ汚染させないで行うことができる脱穀装置を提供すること。
【解決手段】穀稈から穀粒を脱粒させる扱胴(69)を軸架した扱室(66)と、該扱室(66)の下方に設けて該扱室(66)から落下する被処理物を後方に搬送しながら穀粒を選別する選別室(50)を備えた脱穀装置において、選別室(50)に備えた唐箕(79)のケース(79b)と、揺動棚(51)から落下する被処理物を受けて移送螺旋(65a,86)側へ案内する板体(64,85)を、空間部を間に形成した二重構造とした。 (もっと読む)


【課題】脱穀装置を構成する前側板を利用して選別風量調節装置の調節レバーを取り付けることにより、別途専用の取付装置を製作することなく、脱穀装置の構成部材を活用して構成の簡略化を図り、製造コストを低減する。
【解決手段】コンバインの脱穀装置5は、その左側に圧風唐箕6の選別風量調節装置7を装備し、選別風量調節装置7の調節レバー9を前側板8の右側上部に設け、調節レバー9は、車体上の操縦席から調節が可能な範囲に設け、調節レバー9と選別風量調節装置7とを連繋する連繋機構12を穀稈供給口4の右側から下側を迂回させて配置する。 (もっと読む)


【課題】排出口からの藁屑の排出がスムーズであるとともに、穀稈量が少ない場合に、排出口からの穀粒の飛散を防止して、穀粒のロス量を少なくできるコンバインを提供することを目的とする。
【解決手段】揺動選別装置27の前下方に配設される唐箕ファン28と、揺動選別装置27の後部に配設されるストローラック33と、ストローラック33の上方に配設される吸引ファン30と、吸引ファン30を覆う吸引ファンケース35の下部カバー前部43aに取り付けられる遮蔽部材44と、を備えるコンバイン100において、遮蔽部材44は、回動部45を備えて、上下回動可能に構成されるとともに、穀稈量検出手段50と遮蔽部材44の回動部45とが連動連結され、穀稈量が少なくなると、遮蔽部材44の下端とストローラック33との間の隙間Dが小さくなるように遮蔽部材44が上下回動されるものである。 (もっと読む)


【課題】コンバインの旋回時や条合わせ時等の非刈取作業時でも、エンジンからの熱気をプレファンにより吸引して有効活用できるコンバインの脱穀部を提供することを目的とする。
【解決手段】揺動選別装置106の前下方に配設される唐箕ファン119と、揺動選別装置106の前方に配設され、エンジン112から熱気を吸引して送風するプレファン120と、揺動選別装置106の前フィードパン127と唐箕ファンケース142との間に形成され、プレファン120からの送風を導く第一送風路176と、を備えるコンバイン101の脱穀部105において、プレファン120からの送風を唐箕ファンケース142内に導く第二送風路177が、唐箕ファンケース142の前部に形成されるものである。 (もっと読む)


【課題】湿材収穫時においても扱室下部に配設される受網を乾燥状態に保ち、塵挨が受網の目に詰まることがないコンバインの脱穀部を提供することを目的とする。
【解決手段】エンジン112と、エンジン112の近傍、かつ、脱穀部105前方に配置されるプレファン120と、脱穀部105の扱胴122下方に配設される受網124と、脱穀部105の下方に配設される揺動選別装置106と、を備えるコンバイン101の脱穀部105において、エンジン112とプレファン120の吸入口163bとの間に冷却風導入通路180を形成し、脱穀部105の前壁であって、受網124と揺動選別装置106(前フィードパン127)との間にプレファン120の送風路163aを延設して、プレファン120の吐出口163cより吐き出される風を送る連通路を形成した。 (もっと読む)


【課題】脱穀処理により排出される排藁を処理する排藁処理部の駆動に同調して吸引ファンの吐出風量及び唐箕ファンの選別風量を調整することで、調整部の構造を簡単にし、且つ穀粒の選別性能を向上する。
【解決手段】脱穀処理により生じる塵挨を吸収して機外に排出する吸引ファンと、脱穀処理により選別される穀粒をさらに精選するための選別風を送るファンであって、選別風量を調節する選別風量調節部を有する唐箕ファンと、脱穀処理により排出される排藁を処理する排藁処理部と、を具備するコンバインにおいて、吸引ファンが吐出風量を調節する風量調節部を有し、排藁流量に応じて駆動する排藁処理部の駆動に同調して風量調節部が吐出風量を調整し、且つ選別風量調節部が選別風量を調整する。 (もっと読む)


【課題】コンバインの旋回時に唐箕の吸気口を確実に閉じる動作が可能なシャッター80を備えて脱穀で得た穀粒が排塵として機外に放出されてロスされることを防ぐことができる脱穀装置を提供すること。
【解決手段】脱穀装置15で穀稈から穀粒を脱粒させた後に、送風選別するための唐箕79の両側に位置する壁面に吸気口54を開閉するためのシャッター80の回動支点80aに対して吸気口54とは反対側のシャッター80の端部に刈取装置6が上動するとシャッター80が回動して吸気口54を閉じ、刈取装置6が下動するとシャッター80が回動して吸気口54を開くように刈取装置6の上下動に連動するスプリング25とワイヤ26を接続している。またスプリング25とワイヤ26を刈取装置6の上下動用の支持機構を構成する刈取アーム24の端部に接続し、刈取装置6で刈り取った穀稈を導入する脱穀装置15の入口部に配置する入口漏斗13を刈取アーム24の上方に配置する。 (もっと読む)


【課題】一番穀粒に付着している枝梗を搬送途中で除去することによって穀粒回収率を上昇させることができ、また枝梗処理を後行程で設ける必要がないコンバインを提供する。
【解決手段】脱穀部で脱粒処理し、選別部で選別した後の一番穀粒を、一番コンベアから揚穀コンベア44により揚上させて貯留するようにしたコンバインであって、前記揚穀コンベア44の搬送処理胴44a上下中途部に枝梗処理装置81を設けた。また前記枝梗処理装置81は前記揚穀コンベア44のスクリュー軸82から外側に突出して設けられた複数の処理歯84・84・・・と、前記搬送処理胴44aの内周から内側に突出して設けられた複数の受歯85・85・・・とによって構成し、前記処理歯84の先端外径は、前記揚穀コンベア44のスクリュー羽根83外径及び前記受歯85の先端内径より大きく構成した。 (もっと読む)


【課題】できるだけ揺動棚前方からシーブに向けて選別風を送ることで、被処理物のシーブでの濾過を促進し、選別性能を向上させることができる脱穀装置を提供すること。
【解決手段】扱胴69を軸架した扱室66の隣接位置に二番処理室58で脱穀後の二番物を処理する二番処理胴70を設け、二番処理室58の後方に排塵処理室59を設け、扱室66と二番処理室58と排塵処理室59の下方に落下する被処理物を後方に搬送しながら穀粒を唐箕79による送風とシーブ53,53’と選別網63を備えた揺動棚51の揺動で選別する選別室50を備え、唐箕79による送風路を3つに分割し、その中の最上送風路をシーブ53,53’の下方であって選別網63の前上方部位に通じるようにし、さらに、揺動棚51内に配置した穀粒は通さない孔を有する通風流穀板67に選別風を当てるようにした脱穀装置である。 (もっと読む)


【課題】機外に排出される藁屑などを圃場上で散乱させないで圃場上に排塵物の層を均一に分散させる、排塵物の拡散放出性能が優れた脱穀装置を提供すること。
【解決手段】 排藁を外部に排出するために扱室66の後方に分離板93を設け、選別室50の揺動棚51の後端部から外部へ排出される排塵物をガイドする後下がりの傾斜板98を設け、該傾斜板98上に背面視で右下がりの風ガイド97を少なくとも1つ設け、傾斜板98の後部が、分離板93の仮想延長線よりも後方に配置されるように設けた脱穀装置である。
揺動棚51の後端部から傾斜板98上を流下する排塵物に排塵ファン91の風を効果的に作用させて既刈側の圃場面(コンバインより右側の圃場)に分散して排出できる。これにより圃場面上に排出された藁屑の層厚の偏りを少なくでき、土質の偏りを小さくして安定した収量を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 風力排塵経路の排塵制御体の適切な自動開閉を小規模な操作機構で行わせることができ、しかもその操作機構の作動不良の発生を回避しやすくする。
【解決手段】 選別部からの塵埃を機体外に排出するファン付き排塵経路Aと、選別部からの塵埃を選別風によって機体外に排出する風力排塵経路Bと、風力排塵経路Bを開閉する排塵制御体60とを備えている。排ワラ搬送装置20の搬送ガイド杆22からファン付き排塵経路Aの上方及び脱穀フィードチェーン側とは反対側での外側を通り、排塵制御体60の脱穀フィードチェーン側とは反対側に至って排塵制御体60に連結した連動機構70を設けてある。搬送ガイド杆22が無端回動チェーン21に対して設定間隔以上離間するよう移動するに伴って排塵制御体60が開き姿勢に切り換え操作され、搬送ガイド杆22が無端回動チェーン21に対して設定間隔未満に位置するよう移動するに伴って排塵制御体60が閉じ姿勢に切換え操作されるよう搬送ガイド杆22と排塵制御体60とを連動させてある。 (もっと読む)


【課題】プレファンからの送風力を調節する手段を備え、機体をコンパクトに構成することができるコンバインの脱穀部を提供することを目的とする。
【解決手段】揺動選別装置106の前下方に配設される唐箕ファン119と、揺動選別装置106の前方に配設されるプレファン120と、揺動選別装置106のフィードパン127,128と唐箕ファン119のファンケース142との間に形成され、プレファン120からの送風を導く送風路163aと、を備えるコンバイン101の脱穀部105において、前記送風路163a内にプレファン120からの送風力を調節する開閉弁161が設けられているものである。 (もっと読む)


【課題】送風ファンからの選別風を効率よく吹かせることにより、吸引排塵ファンを設けることなく、安価かつ軽量化し、しかもきれいな選別を行えるようにした脱穀機を提供する。
【解決手段】扱室10で脱穀した脱穀物を、揺動選別体21と送風ファン50により選別し、選別された排塵物を前記送風ファン50の空気流により排塵口33から排出するようにした脱穀機1において、前記揺動選別体21は、無孔移送板23と、チャフシーブ25とを有し、前記送風ファン50から前記チャフシーブ25を通った空気流を前記排塵口33に導く排塵室32を備え、前記無孔移送板23は、その後端が、前記送風ファン50の吹出口51と前記排塵室32の天板31の前端とを結ぶ直線Cと略々交差する位置に配置される。 (もっと読む)


161 - 180 / 302