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Fターム[2B242CA16]の内容

木質単板の製造 (312) | ロータリーレース系 (130) | 切削部(刃口調整等) (7)

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【課題】原木から厚ベニヤ単板を削成する場合に、厚ベニヤ単板に内在する強い巻き癖に起因して、厚ベニヤ単板の後尾に内向きの巻き込み現象が誘発されるのを阻止する。
【解決手段】原木1から所望厚さ以上の厚ベニヤ単板3Aを削成する単板削成工程の終期に於て、削成を終了するに際し、切削刃2の刃先2aが、規定の最小剥芯半径r1よりも所望量αだけ太い半径r3に至った時期に、切削刃2の刃先2aによる切削軌跡が、符号K1で示した点線に倣うように、単板の剥き厚を、一旦所望厚さ未満の厚さに切替えることによって、展開した場合の断面形状が台形状である不良単板3cに続けて、暫時所望厚さ未満の薄単板3Bを削成し、次いで、切削刃2の刃先2aが、規定の最小剥芯半径r1に至った時期に、削成を切上げることによって、厚ベニヤ単板3Aの後尾に、前記不良単板3cを介して、薄単板3Bを捨て重しとして付帯的に追加削成する。 (もっと読む)


【課題】単板切削切断処理工程に於て、常に良質な薄定尺単板を形成し得る剥き厚の切替え方法を提供する。
【解決手段】ベニヤレースによって原木から削成する厚薄二種の単板の内で、薄単板6Bについては、ベニヤレースに直結した定尺切断装置を用いて所定長さh毎に順次定尺切断し、薄定尺単板6bを順次形成する単板切削切断処理工程に於て、剥き厚を厚剥きから薄剥きへ連続的に切替えるに際し、剥き厚を切替えて以降、各原木を規定の剥芯径まで薄剥きした場合に削成し得る薄単板6Bの全長Wxを予測的に算出すると共に、薄単板6Bに付随する不良単板6cと薄単板6Bとの境界位置kからの距離Lが、前記予測的に算出した全長Wxの範囲内であって、且つ、予め規定した捨切り長さgと薄定尺単板6bの定尺長さhの整数倍の長さとを加算した長さとなる特定箇所Pを算定し、厚剥きから薄剥きへの切替えが前記特定箇所Pに於て終わるように、剥き厚を切替える。 (もっと読む)


【課題】うらごけ材から高品質な単板を高い歩留まりで、低コストで製造できる方法を提供する。
【解決手段】うらごけ材を用いて単板を製造するに当たり、伐採した樹木から枝や樹皮等を取り除いた樹幹の短径部を上面とし大径部を底面とする円錐台状の切削用原木を作成し、該原木をベニヤレースにより原木の投影側面に切れ刃線が平行になるようにして、該円錐台状の原木の円周表層部から一定の厚さで単板を切り出してゆくことにより、弾性率、曲げ強さなどの品質にすぐれた単板を高い歩留まりで低コストにて製造する。 (もっと読む)


【解決手段】 ハンドル部22bを下方向へ下げ始めると、軸受け22aを中心に握り部22も下方向へ回動を始める。それにより、連結された爪部材13も下方へ押し下げられると共に、基端は連結部材31にも連結されて爪部材13の角度が変わり、ほぼ直線状に爪部材21が下降していき、肉原木Mに垂直に突刺されて保持歯26aとにより確実に突刺される。
【課題】 爪部材の爪先は円弧状にではなく、円滑に垂直方向に動き、肉原木の端部が小さかったり丸い形状の肉原木であっても、爪先が滑らずに刺さり、爪部材の表側部分が肉原木を切断部の方向へ押し出すことがない。 (もっと読む)


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