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Fターム[2E001DF14]の内容

建築環境 (50,610) | 音に関する機能 (1,022) | 音響効果 (71) | 周波数の調節 (9)

Fターム[2E001DF14]に分類される特許

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【課題】比較的低周波の騒音に対して、騒音の周波数が異なる場合でも容易に対応することができ、また、たとえ騒音の周波数が経年により変化しても、容易に対応することの可能な干渉型消音壁。
【解決手段】騒音源に対して設けられる消音壁3が、騒音源に対して遠近方向に間隔を置いて配置される第1壁体4と第2壁体5による2重壁構造に構成され、第1壁体4からの音と第2壁体5からの音が干渉することによって騒音源からの騒音を低減する干渉型消音壁で、第1壁体4と第2壁体5が、それぞれ騒音源からの騒音を反射して、第1壁体4からの第1反射音と第2壁体5からの第2反射音が、その位相を互いに逆転された状態で干渉するように構成され、第1壁体4と第2壁体5との間隔Lが、騒音源に対して遠近方向に相対的に変更固定自在に構成されている。 (もっと読む)


【課題】室空間における比較的低い周波数の音圧を低減させ、特に、利用者が音を聞き取る場所で奏する効果を高める。
【解決手段】音響室の室空間の高さ寸法Hは、例えば2.0〜2.7mなどとをされることが多く、この場合、室空間の利用者の耳の高さ付近であるH/2の高さに、その高さ方向に音圧が分布する二次の固有振動姿態の音圧の腹が位置する。固有振動が減衰しにくく、且つ低周波数の音波が伝播する室空間のような音場では、比較的低い周波数の騒音は固有振動姿態の態様に強く依存する。これに対し、固有振動姿態の音圧の腹の場所を制御対象として音圧を低減させることで、固有振動姿態による作用を抑制することができると発明者らは考えた。よって、固有振動姿態の音圧の腹の場所付近に音響管10の開口部11が位置するようにすれば、室空間における音圧を低減させて、利用者が音を聞き取る場所で奏する効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】天井板の直下で部屋と部屋とを連通させているような状況の下で、隣の部屋で発生する会話や物音等が此方に聞こえ伝わるのを有効に抑制する。
【解決手段】天井板5の下方に配置されフロアを複数の部屋R1、R2に区画するとともに天井板5との間に欄間空間7を形成する間仕切1と、天井板5の上方に敷設され間仕切1によって区画される複数の部屋R1、R2に対してサウンドマスキング用の音声Sを出力するサウンドマスキング用音源2と、天井板5における欄間空間7に対応する部位に設けられ会話や物音等の騒音を吸音する吸音材3とを具備するサウンドマスキング設備を構成した。吸音材3は、天井板5に当たって反射する等して欄間空間7を経由し一の部屋R1/R2から他の部屋R2/R1へと伝わる騒音を吸音、低減する。これにより、サウンドマスキングシステム単体で用いる場合と比較して、隣の部屋の会話や物音等の了解度が低下する。 (もっと読む)


【課題】ピーク周波数の異なる微細穿孔板又は気密振動板を組み合わせて吸音帯域幅を広げることができる広帯域吸音構造及び吸音材を提供する。
【解決手段】表面を音場2に臨ませた微細穿孔板1又は気密振動板7の背面に接する空気層を、その穿孔板1又は振動板7と直交する気密隔壁3により音場2からの入射音の波長λより小さい口径w(<λ)の複数の筒状空隙6a、6bに区画する。各筒状空隙6a、6bに気密蓋5a、5bを設けて穿孔板1又は振動板7と直交する空気層の厚さD1、D2を限定し、隔壁3を介して隣接する筒状空隙6a、6b毎に空気層の厚さD1、D2を相違させる。好ましくは、微細穿孔板1又は気密振動板7の背面に、その穿孔板1又は振動板7と直交する空気層の厚さD1、D2の異なる複数種類の筒状空隙6a、6bを等面積比で設ける。 (もっと読む)


【課題】種々の音に対応して吸音をすることができるようにする。
【解決手段】吸音体1は、断面の形状が凸形状の凸部11と、断面の形状が凹形状の凹部12を複数有しており、膜部20が、基部10の上辺部11Aに塗布された接着剤により、複数の上辺部11Aに張力を掛けられた状態で接着されている。そして、この膜部20と凹部12により、膜部20と基部10との間において、凸部11に沿った空気層30が形成されている。膜と空気層を利用したバネ−マス系の吸音機構においては、膜に掛かる張力を変化させると、共振周波数が変化する。このため、移動体130を移動させて吸音体1の撓み量を変化させると、膜部20の張力が変化して共振周波数も変わり、吸音される音も変化する。 (もっと読む)


【課題】小型の吸音パネルを用いて低音域での吸音特性が得られる吸音構造体を提供する。
【解決手段】吸音パネル10−1,10−2はそれぞれパネル体で構成される。各吸音パネル10−1,10−2は前面の背後に複数本の空洞20,26が配列されている。各空洞20,26の端部は吸音パネル10−1,10−2の側端面に開口している。吸音パネル10−1,10−2の前面には各空洞20,26に連通する開口部22,24が形成されている。吸音パネル10−1,10−2の側端面10a,10bどうしを突き合わせて空洞20,26どうしを連結する。これにより個々の吸音パネル10−1,10−2の空洞20,26よりも長い空洞を形成する。 (もっと読む)


【課題】音場を大きい自由度で変えることことができ、一旦好ましい音場を設定できた場合にそれを容易に再現することができる音響反射板の駆動装置を提供する。
【解決手段】複数の反射部材2、2…を第1の連結部および第2の連結部を交互に介在させ回動自在に連結して九十九折り構造とし、前記第1の連結部を同一直線上を移動可能とすると共に個別に前記同一直線上を平行移動するように駆動する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造でありながら、広帯域の床衝撃音を効果的に吸音することができる建物の吸音構造を提供する。
【解決手段】この吸音構造は、一端側に音波入射口20が形成され、他端側に音波反射面21が形成された音響管として機能するような吸音用の空洞部分2を、例えば間仕切り壁1内にその面方向に沿って設けている。空洞部分2における音波入射口20から音波反射面21までの長さは、例えば音波反射面21を傾斜面とすることで、間仕切り壁1の厚み方向において異なっている。 (もっと読む)


本発明は、特に低周波数(必ずしもこれに限定されるものではないが)において空間の残響時間を変更するための、吸音装置、アセンブリ、並びにシステム及び対応する方法に関する。本発明による吸音装置は、基本的に、1つ以上のキャビティ4を含み、その外表面の少なくとも一部が音場Sと接触しており、且つ、前記少なくとも1つのキャビティ4にガスを供給している間、膨張可能/拡張可能であり、またそこからガスを除去している間、折畳み可能/圧縮可能である本体を備え、それにより、前記本体の吸収係数α及び/又は共振周波数を変化させる、従って、最大吸収が起こる吸収係数及び/又は周波数域を決定することができる。 (もっと読む)


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