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Fターム[2F105CD07]の内容

ジャイロスコープ (14,042) | 振動ジャイロの構成 (4,837) | 駆動手段 (1,500) | 電磁誘導 (59)

Fターム[2F105CD07]に分類される特許

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【課題】 電磁駆動型角速度センサにおいて、静電誘導により、駆動電極の電位変動の影響が回転検出用電極に及ぶことで発生する静電誘導ノイズを低減する。
【解決手段】
駆動電極101の両端に互いに逆位相の駆動信号を供給し、また回転検出用電極102の両端からの誘導起電力の検出を差動アンプ104によって差動検出する。さらに振動体である重り100をNまたはP型のシリコンで構成し、それをアース電位に接続する。これにより、駆動電極101の電位変動に起因して、静電誘導効果によって回転検出電極102に現れるノイズを抑制する。 (もっと読む)


【課題】 振動型角速度センサにおいて、振動する重りを支持する支持梁の加工精度の誤差に起因して、離調率にばらつきが発生し、それにより角速度の感度にばらつきが発生することを抑える。
【解決手段】 重り302を枠構造体301に支持する8個の支持梁303a〜dおよび304a〜dにおいて、各支持梁に調整部305および306を設け、この延出長を調整することで、支持梁303a〜dおよび304a〜dのそれぞれにおけるX方向の剛性とY方向の剛性との比と、支持梁による支持構造全体におけるX方向の剛性とY方向の剛性との比とを一致させる。これにより、部分的に支持梁の加工精度に誤差が生じても、それが離調率に及ぶ影響を小さく抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 電磁駆動型角速度センサにおいて、駆動信号が生成する磁場に起因して回転検出用電極に誘導されるノイズを低減する。
【解決手段】
十字型の重り102上に、一対の駆動用電極201aおよび201bを、この重りの中心点10を通過するY軸に対して線対称な位置に配置する。そして、駆動用電極201aと201bに同位相の駆動信号を供給することで、この駆動信号が両駆動用電極間に生成する磁場の影響を互いキャンセルさせる。これにより、回転検出用電極202a、202b、203aおよび203bに誘導される電磁誘導ノイズ(駆動信号が生成する磁場によって誘導されるノイズ)を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 一つの装置で、加速度と角速度を検出する加速度・角速度検出装置では、まず、加速度による力と角速度による力の合力を求め、その合力から加速度と角速度を求めるが、加速度による力と角速度による力を分離するのに複雑な処理が必要であった。
【解決手段】 タイミング部17により出力する周波数波形を示す駆動信号の出力値が零近傍になったときに、変位検出部40の検出結果を抽出するためのタイミング信号をサンプリング部13に出力するとともに、該駆動信号の位相を略180度遅らせたタイミングでも、タイミング信号をサンプリング部13に出力する。そして、駆動信号が零近傍になったときに出力されるタイミング信号に基づいて検出された変位検出部40の検出結果と、該駆動信号の位相を略180度遅らせたタイミングで出力されるタイミング信号に基づいて検出された変位検出部40の検出結果を用いて、重錘体3に作用する加速度と角速度を求めるものである。 (もっと読む)


【課題】 振動子に与えられた角速度を駆動信号と検出信号の位相差に基づいて検出する振動型ジャイロセンサを用い、コイルによりパルス電流によって振動子に振動を与え、この振動子の振動をMRセンサなどの電流磁気効果を利用する検出素子で検出して角速度を求める場合に、角速度を精度良く求めることができる技術を提供する。
【解決手段】 振動子30として永久磁石からなるものを使用し、駆動素子としてコイル46を使用し、検出素子としてMRセンサ48などの電流磁気効果を利用するものを使用する。また、駆動素子によりパルス電流によって振動子に振動を与え、パルス電流がオフのときの駆動素子の駆動信号の位相と検出素子の検出信号の位相との位相差に基づいて振動子に与えられた角速度を求める。 (もっと読む)


【課題】 ノイズ信号に対し、力学量センサによって検出された検出信号を大きなものとして、力学量センサによる検出信号の正確性を好ましく向上させる。
【解決手段】 ジャイロセンサ2aは、一対のガラス基板20(20a,20b)と、一対のガラス基板20(20a,20b)の間に挟まれた状態で接合された、半導体材料とされるシリコン基板21と、シリコン基板21と一対のガラス基板20とで囲まれ密閉された検出室22と、検出室22内に収容され外部から作用した角速度(力学量)を検出する検出部23とを備え、支持部15をプルーフマス32及び柱状部34とから電気的に独立させる絶縁層を、支持部15とプルーフマス32との間に及び支持部15と柱状部34との間に設けると共に、第1のガラス基板20aのうち入力電極47と出力電極48との間を電気的に絶縁している。 (もっと読む)


【課題】 静電容量検出型の力学量センサにおいて、静電容量素子を構成する電極間の空隙をより効率よく形成すること。
【解決手段】 支持層1と活性層3の間に絶縁層2が形成されている3層構造を有する積層基板を加工して力学量センサを形成する。フレーム11、梁12および錘体13は、支持層1をエッチングして形成される。電極支持部21、ギャップ22は、絶縁層2をウェットエッチングして形成される。固定電極31は、活性層3をエッチングして形成される。梁12は、フレーム11に固定された可撓性を有する部材であり、錘体13を可動な状態に支持する。錘体13は、外部より加わる力により振動させたり、捩れる動きが可能となっている。さらに、固定電極31には、ギャップ22を形成する際のエッチング液の回り込み特性を向上させるための孔が形成されている。
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【課題】振動子に作用するローレンツ力を発生させる磁性体に磁性薄膜を用いることで、装置の薄型化、小型化を可能とするとともに、磁束を効率よく電流路に与えることを可能とする。
【解決手段】磁束を発生させる磁性薄膜1124と、前記磁性薄膜1124より発生するローレンツ力が作用される振動子1101(第1振動子1101−1)とを備え、前記ローレンツ力により前記振動子1101(第1振動子1101−1)を振動運動させるものである。 (もっと読む)


【課題】角速度検出装置の振動系の振動に節に一端を固定した弾性体を接続することで、外乱による影響を低減し、想定外の振動モードの発生を抑制することを可能とする。
【解決手段】第1基板100の表面に設けられた支持部103−1〜6に一方端が接続された支持弾性体102−1〜6によって、第1基板100に対して変位可能な浮遊状態に支持された第1,第2振動子101−1,2を備えた角速度検出装置1において、第1,第2振動子101−1,2および支持弾性体102−1〜6とからなる振動系の少なくとも一つの振動の節となる位置に一方端が接続され、かつ第1基板100の表面に設けられた弾性体支持部142−1,2に他方端が支持された弾性体141−1,2を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】振動子に対する電極の配置位置を工夫することで、角速度検出装置の振動子系に回転方向の振動を発生させることなく並進運動をさせることを可能とする。
【解決手段】基板10の表面に設けられた支持部13−1,2に一方端が接続された支持弾性体12−1,2によって、第1基板10に対して変位可能な浮遊状態に支持された振動子11と、振動子11を一定の励振方向に振動させる磁性体14と、振動子11に設けられた電極15とを備えた角速度検出装置1において、電極15は、磁性体14の磁力線Mと電極15を流れる電流とにより発生する力Fの方向と、振動子11および電極15からなる振動子系の重心Gとが一致する位置に配置されているものである。 (もっと読む)


【課題】 振動型の角速度センサの実装構造において、角速度の検出軸が水平面と平行な場合であっても、振動子の駆動振動を極力安定化する。
【解決手段】 振動子20をx方向へ駆動振動させ、この駆動振動のもと角速度Ωが印加されたときにx方向と直交するy方向への振動子20の振動に基づいて角速度Ωを検出するようにした角速度センサ100を、基材である実装基板200に実装してなる実装構造において、角速度の回転軸であってx方向およびy方向と直交する検出軸zは、水平面であるxz平面と平行であり、振動子20が駆動振動するx方向は、水平面であるxz平面と平行であって且つ検出軸zと直交する方向となっている。 (もっと読む)


【課題】 電磁式のジャイロセンサにおいて、外乱要因の影響を低減する。
【解決手段】 リング状の振動子である可動リング12にバイアス電路13および検知電路14を設け、前記可動リング12の軸線(Z)方向に配置される永久磁石によって前記軸線方向にバイアス磁界を与えつつ、前記バイアス電路13に交番電流を与えることで、フレミングの左手の法則によって発生したローレンツ力によって、前記可動リング12を予め定める共振周波数で同心円状に膨縮させる。この状態で可動リング12の軸回りの角速度が加わると、該可動リング12が変形し、それによる検知電路を形成するピエゾ抵抗R1〜R4の抵抗値変化から、コリオリカを検出し、前記コリオリカと前記共振周波数とに基づいて前記角速度を算出する。したがって、リング型の構造物を同心円状にバイアス振動させるので、外乱要因の影響を最も受けにくくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 駆動質量体を支持基板に交差する方向に振動させ、それに駆動ばねを介して連結された検出質量体における前記振動の方向とは垂直な面内での変位量から前記面内の所定軸線回りの角速度を検出するジャイロセンサにおいて、検出値の温度依存性を低減する。
【解決手段】 シリコンを彫り出して形成される主基板1の一方の面にガラス基板から成る支持基板が、他方の面にガラス基板から成るキャップが積層されて封止されるジャイロセンサにおいて、主基板1を、検出質量体12を中心として、その両側に駆動質量体11A,11Bを一対で対称に配置し、かつ同位相で振動させることで、検出質量体12に発生する支持基板に交差する方向の振動を抑制し、さらに基端部が前記支持基板に接続される一対の検出ばね15の遊端部を前記検出質量体12の中央部に接続し、片持ちで支持させることで、主基板1と支持基板との線膨張率に差があっても、熱応力の発生を無くす。 (もっと読む)


復元素子と結合され及び共振逆位相運動で駆動される2つの振動体を有する2軸回転レートセンサーを有し、前記2つの振動体は、等しくしかし単一の軸に沿って逆の振幅を有し振動する。振動構造はまた、振動軸と直交する平面内の振動体の運動を有する。この平面内の2軸での振動体の運動の測定は、2つの直交軸の周りのセンサーの回転に直接応答する信号を提供する。測定及び駆動は、磁性体の利用及び電磁気駆動及び検知トランスデューサーにより実現される。
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2軸振動回転レートセンサーの同期信号処理回路は、アナログ/デジタルのハイブリッド設計を利用し、デジタル化の前に、段階的な合成された補正信号をアナログ領域に追加することにより、寄生直角位相誤差の補正を提供する。誤差補正、振動復調及びデータ変換は、振動体の測定された運動に位相を固定された信号と同期する。同様に、交差軸誤差補正信号は、交差軸信号から直接に合成される。これら正確な位相基準の利用は、信号雑音及び誤差正号(追跡)において幅広い動作条件に亘って種々の利益を提供する。

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X−Y面内に横方向に配置され、フレーム(34)に間接的に連結されている2つの質量(22,24)を有する角速度センサ。2つの質量(22,24)は、これらの質量が、Z方向に沿って必ず反対方向に移動するように、リンク装置(28,56,58)により連結されている。Y軸を中心にするセンサの角速度は、2つの質量(22,24)をZ方向に反対位相で振動させ、それによりフレーム(34)に加わる角振動の振幅を測定することにより感知することができる。好ましい実施形態では、角速度センサは、バルクMEMSジャイロスコープ・ウェハ(20)、キャップ・ウェハ(42)および基準ウェハ(44)から製造される。他の好ましい実施形態では、ウェハのこのアセンブリは、質量(22,24)と周囲環境との間に密封バリアを形成する。
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振動式ジャイロスコープの監視方法であって、該振動式ジャイロスコープは共振器であり、少なくとも1つの制御回路の一部であり、該制御回路は振動式ジャイロスコープを、該振動式ジャイロスコープの固有周波数を有する励振信号の供給によって励振し、振動式ジャイロスコープから出力信号が取り出され、該出力信号からフィルタリングと増幅によって励振信号が導出される。共振器のQを測定し、該Qが既知を下回る場合、エラー通報を形成する。
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振動式ジャイロスコープを備えるヨーレートセンサの監視方法であって、該ヨーレートセンサはバンドパスフィルタであり、かつ少なくとも1つの制御回路の一部であり、該制御回路はデジタルコンポーネントおよびアナログコンポーネントからなり、かつ前記振動式ジャイロスコープを、その固有周波数の励振信号の供給によって励振し、前記振動式ジャイロスコープから出力信号が取り出され、該出力信号からフィルタリングと増幅により励振信号とヨーレート信号が導出される形式のヨーレートセンサの監視方法において、冗長的アナログコンポーネントと少なくとも1つのA/D変換器によってアナログ信号を測定し、特徴値をデジタルコンポーネント内で読み出し、それぞれ限界値と比較する。
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【課題】 駆動質量体と感知質量体とを両方デカップルド構造とする。
【解決手段】 X軸を中心に揺動自在な駆動質量体10、Z軸を中心に揺動可能な感知質量体30、及びX軸を中心に駆動質量体10と共に揺動しZ軸を中心に感知質量体30と共に揺動する媒介質量体20を備える。駆動質量体10はX軸を中心に捻れ変形する第1捻れバネ51により基板に、媒介質量体20はZ軸を中心に曲げ変形する第1曲げバネ61により駆動質量体10に、感知質量体30はX軸を中心に捻れ変形する第2捻れバネ52により媒介質量体20に、かつZ軸を中心に曲げ変形する第2曲げバネ62により基板に、各々連結する。駆動質量体10が駆動電極110によってX軸を中心に振動中に外部から角速度が印加されれば、コリオリの力によって感知質量体30がZ軸を中心に回転し感知電極130はこれを感知する。 (もっと読む)


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