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Fターム[2H033BE04]の内容

電子写真における定着 (113,285) | その他の定着 (4,600) | 高周波(マイクロ波)定着 (84)

Fターム[2H033BE04]に分類される特許

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【課題】簡易な構成によって、加熱ムラの発生の抑制を可能にして加熱効率を高めたマイクロ波加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱室5は、導電性材料で構成された障壁部によって複数の空間(11,12,13)に分割されている。少なくとも一以外の空間内(12,13)には、終端部5aの位置に、方向d2に係る長さが相互に異なる、空気よりも誘電率の高い誘電体で構成された移相器31,32が挿入されることで、各空間内に形成される定在波W1,W2,W3の節の方向d2に係る位置が相互に異なる。また、少なくとも一以外の空間内には、前記被加熱体の通過領域よりも上流側の位置に、加熱室5の入口から終端部5aまでの移相器31,32を含めた各空間のインピーダンスの差異を減少させるように、方向d2に係る長さが相互に異なる、空気よりも誘電率の高い誘電体で構成されたインピーダンス調整器33,34が挿入されている。 (もっと読む)


【課題】効率的にマイクロ波のエネルギーの伝送を可能にすることで、消費エネルギー量の低減と加熱効率の向上の両立を可能にしたマイクロ波加熱装置を提供する。
【解決手段】 マイクロ波を出力するマイクロ波発生部3と、マイクロ波が導かれ、前記マイクロ波の進入方向の終端部5aが短絡されている導電性の加熱室5と、マイクロ波発生部3と加熱室5の間に設けられた整合器7と、を有する。加熱室5は、その内部を被加熱体が通過するための開口部6を有し、整合器7は、加熱室5の終端部5aで反射された反射マイクロ波を加熱室5側に再反射する構成であり、マイクロ波発生部3のマイクロ波出力端から整合器7までの間は導電性材料で構成された筒状の導波管で連結され、整合器7から加熱室5の終端部5aまでの間は、前記被加熱体を通過させるための開口部6を除いて導電性材料で構成された筒状の導波管で連結されている。 (もっと読む)


【課題】画像加熱部に対する通紙前のシートの水分量と排紙後のシートの水分量の差をできるだけ小さくする。
【解決手段】熱及び圧力をトナー及びシートに加えることでシートにトナーを定着させる定着装置を有する電子写真装置においてシート搬送途中に、シートを冷却する機構を有し、定着装置と冷却装置ニップ間の上部まで冷却装置のベルトを拡張しその内部にベルト冷却装置を配置する。冷却されたベルトに水蒸気が付着するとその水分はベルトによって冷却装置ニップ内に搬送されシートとベルトにニップされ再びシートに戻る。これにより効率的にシートの水分を留めることができシート波打ち及びカールを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】画像形成時に商用電源の許容電力を従来よりも有効に利用して、定着加熱装置に効率よく電力を供給可能にする。
【解決手段】画像形成装置1は、励磁コイル43の電圧値、ローラ温度、及び励磁コイル43に供給すべき電力に基づいて算出されるテーブル制御により励磁コイル43の高周波電流の周波数を設定する第1周波数制御部411と、上限電力算出部513によって算出された上限電力が、定着電力算出部511によって算出された定着電力を下回った場合には、第1周波数制御部411が励磁コイル43の高周波電流の周波数の算出に用いる上記電力として上限電力を選択し、当該上限電力が上記定着電力を下回っていない場合には、第1周波数制御部411が当該周波数算出に用いる上記電力として上記定着電力を選択する選択部とを備える。 (もっと読む)


【課題】照射効率に優れ、中高速で十分な定着性を与えることができ、さらに、定着したトナー画像を擦ったときでもトナーによる汚染を抑制することができる画像形成方法及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】少なくとも感光体に静電潜像を形成する露光工程と、露光工程により形成された静電潜像をトナーにより現像する現像工程と、感光体上のトナー像を転写材に転写する転写工程と、トナー像を転写材に加熱定着する定着工程と、を含む画像形成方法であって、トナーは、金属又は金属酸化物の少なくとも一方を含むマイクロ波吸収剤を含有し、定着工程では、転写材にトナー像が転写した面の裏面からマイクロ波を照射する。 (もっと読む)


【課題】泡状定着液の使用効率が高く構造を簡易化可能な定着装置、この定着装置を備えた画像形成装置、かかる泡状定着液を用いる定着方法、この定着方法を用いる画像形成方法の提供。
【解決手段】樹脂の少なくとも一部を溶解または膨潤させることで樹脂を含有する微粒子Tを軟化させる軟化剤を含有した泡状定着液45を生成する泡状定着液生成手段30と、泡状定着液生成手段30によって生成された泡状定着液45を担持する泡状定着液担持部材41と、泡状定着液担持部材41に担持された泡状定着液45の表面側の密度を高めるために泡状定着液45に霧状の液体を噴き付ける噴き付け手段60とを有し、噴き付け手段60によって霧状の液体を噴き付けられた、泡状定着液担持部材41に担持された泡状定着液45を媒体P上の微粒子Tに付与して同微粒子を媒体に定着する。 (もっと読む)


【課題】定着回転体に対する電磁誘導加熱による加熱効率が充分に高くて、定着回転体の昇温時間がさらに短縮化される、定着装置、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】励磁コイル部25によって電磁誘導加熱される第1発熱層を具備する定着回転体21と、定着回転体21を介して対向する励磁コイル部25によって電磁誘導加熱される第2発熱層を具備する発熱部材23と、を備える。そして、励磁コイル部25に流れる交流電流の周波数を可変することで、励磁コイル部25によって第1発熱層のみを電磁誘導加熱して定着回転体21を加熱する第1の加熱状態と、励磁コイル部25によって第1発熱層及び第2発熱層を電磁誘導加熱して定着回転体21を直接的に加熱するとともに発熱部材23によって定着回転体21を間接的に加熱する第2の加熱状態と、が切り替えられる。 (もっと読む)


【課題】定着部材から離間した状態にある接触部材からの回転駆動力をこの定着部材に伝達する部材を設けた場合に生じうる定着部材の歪などを抑制可能な定着装置等を提供する。
【解決手段】用紙Pの搬送方向における上流側に向かって用紙Pが引っ張られる場合、定着ベルト61に外力が作用し定着時における移動方向とは逆方向に定着ベルト61が移動する(矢印13A)。また定着ベルト61のこの移動に伴い、動力伝達部材62B,62Cも定着時における回転方向とは逆方向に回転する(矢印13B)。ここで動力伝達部材62B,62Cと加圧ロール62との間に、ワンウェイクラッチCLが設けられている。このため、動力伝達部材62B,62Cが上記のように逆方向に回転する際、動力伝達部材62B,62Cは加圧ロール62に対し空回りするようになる。 (もっと読む)


【課題】ベルト状部材を加熱部材により加熱する際の熱損失を低減しベルト状部材の加熱効率を高める。
【解決手段】感温磁性部材64の裏面に接触配置され感温磁性部材64を加熱する発熱体620が設けられている。また感温磁性部材64の裏面から突出した第1突出部641および第2突出部642が設けられている。また発熱体620よりも定着ベルト61の内方側に金属板630が設けられている。定着ベルト61の内方側に発熱体620から放射される熱は金属板630により回収される。そして金属板630により回収された熱は、第1突出部641および第2突出部642を介して感温磁性部材64に供給され、その後、定着ベルト61に供給される。 (もっと読む)


【課題】記録媒体のシワの発生を防止できる定着装置を提供する。
【解決手段】加熱手段23によって加熱される定着部材21と、定着部材21を加圧して定着ニップNを形成する加圧部材22とを備え、定着ニップNを通過する記録媒体P上の画像を定着する定着装置である。当該定着装置は、加圧部材22の加圧力を変化させる加圧力可変手段24を備える。記録媒体Pが定着ニップNを通過する途中で、加圧力可変手段24によって加圧部材22の加圧力を変化させるように構成した。 (もっと読む)


【課題】
定着性の悪化による画像ムラを防止しつつ、定着ニップ部における非通紙部の温度が過剰に上昇することに起因する加熱ローラおよび加圧ローラ等の劣化を抑制することができる定着装置および該定着装置を備える画像形成装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
被定着体上のトナー画像を定着する定着装置であって、熱源によって加熱される第1定着部材と、第1定着部材に対して圧接することで一方向に伸びた定着部を形成する第2定着部材と、一方向に伸びた形状であり、第1定着部材または第2定着部材の何れか一方である被接触定着部材に接触する均熱部材を有しており、均熱部材は、被接触定着部材に対して、被接触定着部材の長手方向の中心軸と均熱部材の長手方向の中心軸とが略平行になるように接触する第1状態と、被接触定着部材に接触する面積が第1状態より小さい第2状態とを取り得る。 (もっと読む)


【課題】 超微粒子を好適に除去することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像形成装置1の内部に超微粒子除去装置250を設ける。超微粒子除去装置250は,吸引ファン251と,定着ローラ210の軸方向の両端面に対向する位置に開口部263,264の形成された終端部261,262を備えるダクトを有する。終端部261,262における定着ローラ210の軸方向の両端面に対向する面の反対側の面に吸引口271,272が形成されている。そして,ダクトには,加圧ローラ220の軸方向の両端面に対向する位置に開口部483,484の形成された終端部481,482が設けられている。 (もっと読む)


【課題】電磁誘導作用で発熱する発熱金属層の誘導加熱効率が低下するのを抑制することができる定着ベルト、定着装置、画像形成装置を得る。
【解決手段】定着ベルトに備えられた金属層は、2層の非磁性金属層と、この非磁性金属層に挟まれると共に電磁誘導作用で発熱する発熱金属層と、が設けられている。そして、金属層の層厚は30〜60μmであって、発熱金属層の厚さを1とするとき、夫々の非磁性金属層の厚さは1〜2とされている。これにより、電磁誘導作用で発熱する発熱金属層の誘導加熱効率が低下するのを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】定着ベルトに備えられた金属層の表面に生じる割れを抑制することができる定着ベルト、定着装置、画像形成装置を得る。
【解決手段】定着ベルト10と加圧ロール104との接触部では、定着ベルト102が加圧ロール104に押されて、内側に凸となるように変形する。範囲Bの領域では、定着ベルト102の金属層の外表面側に圧縮方向の応力が生じ、曲率が切り替わる範囲Cの領域では、金属層146の外表面側に引張方向の応力が生じる。この範囲Cを通過する定着ベルト102の金属層146の外周面側に、引張方向の応力が繰り返し生じることで、割れが生じる虞がある。金属層146の外周面には、圧縮方向に残留応力が生じる表面処理部が設けられているため、範囲Cで定着ベルト102の外表面側に生じる引張方向の応力が、相殺(キャンセル)される。これにより、定着ベルト102に備えられた金属層146の表面に生じる割れが抑制される。 (もっと読む)


【課題】定着回転体に対する電磁誘導加熱による加熱効率が充分に高くて、定着回転体の昇温時間がさらに短縮化される、定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】励磁コイル部25によって電磁誘導加熱される第1発熱層を具備する定着回転体21と、定着回転体21を介して対向する励磁コイル部25によって電磁誘導加熱される第2発熱層を具備する発熱部材23と、を備える。そして、励磁コイル部25によって第1発熱層のみを電磁誘導加熱して定着回転体21を加熱する第1の加熱状態と、励磁コイル部25によって第1発熱層及び第2発熱層を電磁誘導加熱して定着回転体21を直接的に加熱するとともに発熱部材23によって定着回転体21を間接的に加熱する第2の加熱状態と、を切り替え可能に構成する。 (もっと読む)


【課題】定着部材の目標温度に対する実際の温度の追従性を向上させることができる定着装置及び画像形成装置を得る。
【解決手段】定着装置100は、定着ベルト102と、定着ベルト102の温度を検知するサーミスタ170と、定着ベルト102の検知温度Tが目標温度Tgに保たれるようにPID制御を行う制御部20と、を有している。ここで、制御部20では、検知温度Tが目標温度Tgを下回ったとき又は目標温度Tgを下回ることが予測されるときに、PID制御の比例ゲインKpを大きくするように設定されている。これにより、比例ゲインKpを一定とする構成に比べて、定着ベルト102の目標温度Tgに対する実際の温度の追従性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】定着部により加熱された記録媒体の冷却をヒートポンプの吸熱部を用いて行い、吸熱部で吸収された熱を用いて定着部の加熱を行う画像形成装置において、ヒートポンプの起動時における吸熱部の結露や凍結を効果的に防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ20は、膨張弁37と第1吸熱部8aとの間の作動流体の流路30aと、第1吸熱部8aと圧縮機33との間の作動流体の流路30bとに、第2吸熱部26に作動流体を循環させるバイパス流路30eを連結し、流路30a、30bとバイパス流路30eとの連結部に切換弁29a、29bを配置している。印字命令が入力されると、第1吸熱部8bの無端状ベルト21bの表面温度T2を検知し、T2≦T0である場合は第2循環経路を使用する。そして、通紙が開始されT2>T0となった時点で切換弁29a、29bを作動させて第2循環経路から第1循環経路に切り換える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、非通紙領域での過剰な昇温を抑制すると共に、定着ベルトの温度分布に局所的な温度ムラを形成させない電磁誘導加熱方式の定着装置と画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の定着装置と画像形成装置は、電磁誘導コイル23と、電磁誘導コイル23から発生した磁界によって発熱する定着ベル卜22と、電磁誘導コイル23に対向して配置され、所定の温度で非磁性の特性を示す整磁金属材料からなる発熱制御部材と、非磁性金属からなり定着ベルト22と発熱制御部材を透過した磁束を打ち消す磁束制御部材25と、を備え、電磁誘導コイル23の長手方向に沿った線を境にして長尺片31_1と長尺片31_2とに分離して構成されると共に、互いに電気的に絶縁されて配置されることを主な特徴とする。 (もっと読む)


【課題】構造の簡略化を図りつつ、非通紙域の過昇温防止と昇温特性の向上との両立を達成できる定着装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に画像を定着するための定着装置(14)であって、磁界の電磁誘導によって発熱する発熱層を有するとともに、搬送される記録媒体の幅方向に延びた軸線周りに回転し、記録媒体上のトナー画像を加熱してこの記録媒体に定着させる発熱回転体(45)と、発熱回転体の内面にて巻き回されて発熱層を誘導加熱するための磁束を発生させるコイル(52)を備えた電磁誘導加熱ユニット(50)と、発熱回転体の外側であって、この発熱回転体を挟んでコイルに対向する位置に配置されており、発熱層を貫通した磁束を通過させる非磁性の磁束抑制部材(60)とを具備する。 (もっと読む)


【課題】本発明における式(1)及び式(2)を満たさない場合に比べて、廃棄時に容易に層分離される定着部材、定着装置、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】基体12と、弾性層16と、離型層20と、をこの順に有し、下記式(1)及び式(2)の少なくとも一方を満たす定着部材10である。常温における弾性層16と基体12との層間剥離力<常温における弾性層16の凝集破壊力・・式(1),常温における弾性層16と離型層20との層間剥離力<常温における弾性層16の凝集破壊力・・式(2) (もっと読む)


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