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Fターム[2H049BB18]の内容

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【課題】高屈折率、低複屈折、易成形性を有するポリエステル樹脂で構成される光学フィルム、特に延伸成形後も低複屈折を保持する光学フィルムとその製造方法を提供する。
【解決手段】光学フィルムを、下記式(1)


[式中、Aは脂肪族炭化水素残基、脂環族炭化水素残基又は芳香族炭化水素残基、Z、Zは芳香族炭化水素残基を示す。Rはハロゲン原子などを示し、R1a、R1bはアルキレン基、R2a、R2b、R3a、R3bは、アルキル基などを示し、m及びnは0又は1以上の整数、h1及びh2は0〜6の整数、j1及びj2は0〜4の整数、kは0以上の整数を示す]
で表される繰り返し単位を有する少なくとも9,9−ビス(ヒドロキシアリール)フルオレン骨格を有するジオール成分と、ジカルボン酸成分とを重合成分とするポリエステル樹脂で構成する。 (もっと読む)


【課題】 偏光板保護フィルムに適した光学フィルム、及びその製造方法を提供する。また偏光板用保護フィルム自身が偏光散乱異方性を有することで、ディスプレイの光学特性、特に輝度が向上でき、生産性及び耐久性に優れた偏光板用保護フィルム、および該偏光板用保護フィルムを用いた偏光板、並びに該偏光板を用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ドープが支持体上に流延されてから0.2秒以上、30秒以内の間に下式を満たす条件で、支持体上のウェブを乾燥させる。
30≦Z≦−5.40T+420
Z:ウェブ残留溶剤量(重量%)、Z={(M−N)/N}×100、
M:ウェブ重量、N:重量Mのウェブの乾燥後の重量、T:膜平均温度(℃) (もっと読む)


【課題】光漏れ、干渉縞等による色ムラ、着色や外部光の反射による視認不良が起きず、表面硬度が硬く、且つ撓み性を有し、且つ耐擦傷性に優れ、偏光子と保護層との密着性に優れ、高温高湿条件下でも高い偏光度を維持することができる液晶表示用偏光板及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂に数平均粒径2.0μm以下の弾性体粒子を分散させて樹脂組成物を得、熱可塑性樹脂と該樹脂組成物とを共押出成形して、熱可塑性樹脂層−樹脂組成物層−熱可塑性樹脂層の構造を有し、弾性体粒子がフィルムの厚さ方向中央に偏在し、且つ平均厚さが100μm未満である視認側保護層を得る。この視認側保護層と液晶セル側保護層とを活性エネルギー線硬化型溶剤フリー接着剤を介して偏光子の両面にそれぞれ積層し、液晶表示用偏光板を得る。 (もっと読む)


【課題】偏光フィルムを製造する方法及び装置として、偏光性能が一段とアップすると考えられる一つの一段と均質な染色槽を有する偏光フィルムを製造可能なものを提供する。
【解決手段】ポリビニルアルコールフィルム10を膨潤槽11において膨潤水12により膨潤した後、高湿低温温風加熱・加湿器13において高湿低温温風により加熱、加湿し、次いで染色槽14において二色性染料の染色液15により染色し、続いて弱延伸槽16内の延伸液18a中において弱延伸した後、強延伸槽17内の延伸液18b中において強延伸する。 (もっと読む)


上記目的を達成すべく、第1偏光板1、第2偏光板2、第1及び第2偏光板の間に配置され正の誘電率異方性(Dε>0)を有する液晶で埋められた水平配向された液晶セル3、及び第1偏光板と液晶セルとの間に配置される第1保護フィルムを含み、第1偏光板と第2偏光板の吸収軸が相互垂直で配置され、液晶セルの中の液晶の光軸が第1偏光板の吸収軸と平行した面上スイッチング液晶表示装置において、第2偏光板と液晶セルとの間に、二軸性フィルム17に一軸性Cフィルム11をコーティングした第2位相差フィルムを具備し、液晶セルと第2偏光板との間の第2保護フィルムとして使用することを特徴とする面上スイッチング液晶表示装置が提供される。
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【課題】透明性、紫外線遮断性、耐光性、耐熱性、無配向、表面硬度、偏光素子との接着性等の諸性能を備えた保護膜を提供する。
【解決手段】吸水率が0.1%以下、透湿度が150g/m2・24hr以下、耐折度が500回以上、光線透過率が90.0%以上で、実質的に無配向のフィルムからなる、偏光板用保護膜。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、環境負荷の高いハロゲン系溶剤を用いない溶融流延法によるセルロースエステルフィルムの新規な製造法を提供することにより、物理特性である平面性、カール性、寸法安定性、及び光学特性であるリタデーション均一性の改善されたセルロースエステルフィルムを提供し、さらにはこのようなセルロースエステルフィルムを偏光板や液晶ディスプレイに用いることで、高品質な表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルと可塑剤を含む組成物と該セルロースエステルと非接着性の熱可塑性樹脂とを両者とも溶融状態で層状に組合わせ、該セルロースエステルと可塑剤を含有する層(A)の両側に同一種でも異なっていてもよい該熱可塑性樹脂を含有する層(B)を配し、該層(A)、(B)をフラットダイから3層以上積層された状態でフィルム状に押出し、冷却することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、セルロースエステルの原料ポリマーを用いて、溶融流延法により良好な光学特性を有し、着色が少なく、ヘイズ、引き裂き強度に優れたディスプレイ用光学フィルム、該光学フィルムの製造方法、更にそれを保護フィルムや位相差フィルムとして用いた偏光板及び液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 少なくとも1種の安定化剤と少なくとも1種の可塑剤とセルロース樹脂粉体とを含む光学フィルムの製造方法において、該セルロース樹脂粉体と該少なくとも1種の安定化剤とを温度Tmixで粉体混合し、次いで下記関係にある乾燥温度Tdryにより乾燥したフィルム構成材料を溶融流延法によりフィルム製膜することを特徴とする光学フィルムの製造方法。 Tmix<Tm−a≦Tdry<Tg (もっと読む)


本発明は、樹脂材料からなる基材フィルムの少なくとも一面に、直接又はその他の層を介して反射防止層が積層されてなる偏光板保護フィルムであって、前記基材フィルムの光弾性係数が9×10−12Pa−1未満、飽和吸水率が0.05%未満であり、かつ、前記基材フィルムを構成する樹脂材料を、平均厚み50μm、大きさ100mm×100mmのフィルムに成形し、60℃、湿度95%の雰囲気下に500時間放置したときの反り率が1%以下である偏光板保護フィルム、この偏光板保護フィルムの製造方法、この偏光板保護フィルムに偏光板が積層されてなる反射防止機能付偏光板、及びこの反射防止機能付偏光板を備える光学製品である。本発明によれば、長時間にわたり高温・高湿度環境下に置かれた場合であっても、反りや変形、歪み等が生じ難い構造の偏光板保護フィルム及びその製造方法、並びに反射防止機能付偏光板及び該偏光板を備える光学製品が提供される。
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【課題】 着色が少なく、光線透過率が高く、ヘーズが小さい等の光学特性に優れ、良好な耐熱性を有し、更に吸水性が小さく、透湿性に優れた偏光子保護フィルムおよびそれよりなる偏光板を提供する。
【解決手段】 特定のフマル酸ジエステル残基単位50モル%以上からなり、ゲル・パーミエイション・クロマトグラフィーにより求めた標準ポリスチレン換算の数平均分子量が10000以上のフマル酸ジエステル系樹脂よりなり、厚みが10〜250μm、23℃における飽和吸水率が4%以下、40℃90%Rhで測定した透湿度が70g/m・24h以上であることを特徴とする偏光子保護フィルムおよびそれよりなる偏光板。 (もっと読む)


【課題】 高温または高温高湿下で質量変化が少なく、異物の少ない光学フィルム、光もれが起きにくい偏光板及び表示装置を提供する。
【解決手段】 セルロースエステル及び下記一般式(1)で表されるアルコキシケイ素化合物またはその加水分解重縮合物をSiO2に換算して該セルロースエステルに対し0.05〜3質量%含有する、溶剤キャスト法による光学フィルムの製造方法であって、該セルロースエステル及び該アルコキシケイ素化合物またはその加水分解重縮合物を溶解した溶液を、密閉容器内において80〜150℃で加熱する工程を有することを特徴とする光学フィルムの製造方法。
【化1】


(式中、R、R′は水素原子または一価の置換基を表し、nは3または4を表す) (もっと読む)


【課題】 光学等方性に優れた光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 一般式(I)で示されるビニルナフタレン類と一般式(II)で示されるジエン類とを共重合反応させて得られる水素添加ブロック共重合体をTダイ溶融押出法により溶融フィルムとして押し出し、該溶融フィルムを冷却ロールにて冷却しフィルムを製造する際に、引き取り速度を10〜100m/分の範囲で引き取る光学フィルムの製造方法。


(Rは、水素、C1〜12のアルキル基を表わす。)


(R〜Rは水素、C1〜6のアルキル基を表わす。) (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】 TACと溶媒と添加剤とからドープを調製する。ドープを流延ダイ30から回転ドラム31上に流延する。ドープは、流延ビード38を形成した後に回転ドラム表面31a上に流延膜39を形成する。流延ビード背面38aを減圧チャンバ36により減圧にする。減圧チャンバ36は、4室の減圧室70〜73から構成される。複数の減圧室を設けることにより、流延ビード38に同伴風があたることが抑制される。流延ビード38の形成は、連続的に安定して均一に行われる。流延ビード38の安定化により流延膜39の厚みムラが抑制される。流延膜39を乾燥すると厚みムラが抑制されているフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 偏光子の少なくとも片側にポリイミド層を備えた偏光板であって、高温・高湿環境下においても構成する各フィルムに剥れや浮きが生じない耐久性に優れた偏光板を提供すること。
【解決手段】 本発明の偏光板は、偏光子と、偏光子の少なくとも片側に接着剤層を介して貼着された保護膜とを備える。保護膜は、透明フィルム層とポリイミド層とを有する積層フィルムであり、偏光子と保護膜とが、ポリイミド層が偏光子に対向するようにして貼着されている。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、簡便な設備で生産性に優れる製膜法により製造されたフィルムにおいて、フィルムの白化ムラが少なく、活性線硬化樹脂層の硬度ムラや反射防止層の筋状故障が発生しにくく、色ムラが低減された光学フィルム、該光学フィルムを用いた偏光板及び表示装置を提供することにある。
【解決手段】 アシル基の全置換度が2.5〜2.9のセルロース樹脂と可塑剤と重量平均分子量490〜50000の紫外線吸収剤とを含有する加熱溶融物を押出しした後、冷却して形成したことを特徴とする光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】 製膜時に溶媒を使用しない溶融流延法によって製造され、押し出し機のリップ付着汚れが少ない偏光板保護フィルム、該偏光板保護フィルムを用いた耐久性に優れ長時間コントラストが高い偏光板、及び該偏光板を用いた液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 少なくとも1種の可塑剤及びセルロース樹脂を含むフィルム形成材料を加熱溶融して得られる溶融物を用いて溶融流延法によって製造する偏光板保護フィルムであって、該セルロース樹脂の残留硫酸含有量(硫黄元素の含有量として)が0.1〜40ppmであり、非リン酸エステル系可塑剤を1〜30質量%含有することを特徴とする偏光板保護フィルム。 (もっと読む)


【課題】 特に偏光板用保護フィルム及び位相差フィルムに有用なセルロースエステルフィルムの溶液流延製膜法による製造方法であって、流延支持体表面へのカルシウム及びマグネシウム化合物の析出及びこれらが蓄積した付着物(汚れ)の発生を防止する。偏光板の保護フィルムに適した品質の良いセルロースエステルフィルムを、きわめて生産性よく製造する。
【解決手段】 セルロースエステルのドープの作製後に、ドープを溶剤沸点より5℃以下の低い温度にしてから24時間以内に支持体上にドープを流延する。無限移行する無端の支持体のウェブ剥離点から、再びドープを流延する流延地点までの支持体表面近傍の空間に、ウェブを剥離した直後の支持体温度より2℃から10℃の範囲内で低い水露点に制御した風を供給し、かつウェブを支持体から剥離した後、再び支持体上にドープを流延までの時間を1〜5秒とする。 (もっと読む)


【課題】 大型の液晶表示装置に適用した場合でも、ムラを生じることなく、色味変化の小さい表示品位の高い画像を表示することができる光学補償シート等を提供する。
【解決手段】下記式(1)および式(1−1)で表される光学補償シート。一般式(1)


一般式(1−1)
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【課題】 大型の液晶表示装置に適用した場合でも、欠陥を生じることなく面状が良好で、表示画像の色味変化が少なく、且つ視野角の拡大に寄与することができる光学補償シートを提供する。
【解決手段】 例えば下記具体例で表される液晶性化合物を、水平配向させ、該水平配向させた前記液晶性化合物をハイブリッド配向させてなる光学異方性層を有する、光学補償シート。
一般式(DI)
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【課題】 ドープを移送する際に温度調整を行い、ゲル状物質の発生を防ぐ。
【解決手段】 ドープ15をポリマーにTACを用いて調製する。ドープ15を移送装置30を用いて保温しつつ移送する。移送装置30は、熱媒体36によりドープ15の温度調整を行う。熱媒体36の流路35は、シリンダ31とジャケット34により形成する。ジャケット34は、接合用フランジ32,33に取り付けられフルジャケットとなっている。フルジャケット内に熱媒体36を供給するためフランジ32,33の温度もシリンダ31の温度と同一温度になる。このため、移送装置30では低温部分が無く、ドープ15の温度を一定に保持することができる。低温部分で発生する会合体に起因するゲル状物質の発生を防ぐ。 (もっと読む)


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