【課題】長尺の工具専用の工具マガジンや工具交換アームが不要で、長尺の工具の自動交換が可能な工作機械の自動工具交換装置を提供する。
【解決手段】延長具４のハウジング４３は、その軸心に貫通孔４４を有する。貫通孔４４の前端部にはテーパ孔４５が形成され、テーパ孔４５に工具３６のテーパ部３６２が嵌合する。延長具４の貫通穴４４内には、中空の延長具側ドローバー４７が中心軸線４６と平行に移動可能に内嵌している。駆動機構６２のピストン６２４を上方に移動し、皿ばね６４の付勢力で主軸側ドローバー６１をクランプ方向に移動する。その結果、延長具側ドローバー４７がクランプ方向に移動し、係合駆動部４８がコレット４９を拡開させて、工具３６Ｂのテーパ部３６２の内周面に強く押圧し、工具３６Ｂのテーパ部３６２を延長具４のテーパ孔４５に強固にクランプする。 （もっと読む）

【課題】工作機械の主軸の取付面や工具の着座面に付着している切粉をより確実、効果的に除去する。
【解決手段】工作機械の制御部１００は、工具交換時に、霧状体生成装置１０４を作動させて、主軸の取付面に形成した霧状体放出口から、工具の着座面と主軸の取付面との間の空隙に向けて、エアに液体が拡散混合された霧状体を放出する。工作機械の加工中に工具の近傍にクーラント液を供給するクーラント液供給装置７２が備えられ、前記霧状体生成装置１０４は、このクーラント液供給手段７２で用いられるクーラント液を液体として用いて前記霧状体を生成する。 （もっと読む）

【課題】切粉除去用エアを放出するための複数のエア放出口を主軸の取付面に形成する場合に、エアによる切粉除去効果及び切粉進入防止効果を均一化させる。
【解決手段】複数のエア放出口１７ａ…１７ａは、エアを主軸の軸方向に放出するようにそれぞれが形成され、かつ主軸の嵌合孔１１ｃと同芯の円周上に並ぶように配置されている。複数のエア放出口１７ａ…１７ａのそれぞれについて、主軸の径方向に延び、一端がエア放出口１７ａに連通し、他端が主軸の取付面１１ｄの外周縁部に至る凹溝１１ｅを主軸の取付面１１ｄに形成する。 （もっと読む）

【課題】交換自在なトーチを備えるレーザ加工機において、集光位置をプログラムで自動調整する装置を提供する。
【解決手段】レーザ加工部１００は、加工ヘッド１１０に交換自在に装着されるトーチ１３０を備える。トーチ１３０はアシストガス室１４０とバランス室１４２を有し、アシストガスＡＧが供給される。両室には常に同等の圧力が作用し、また受圧面積が等しい為、レンズホルダ１５０に作用する上向きの第１の力Ｆ_１と下向きの第２の力Ｆ_２が相殺される。ガススプリング室１４４にガスＡＳを供給し、レンズホルダ１５０に上向きの一定の力を与える。駆動装置２００はサーボモータ２２０で駆動されるアーム２６０を有し、アーム２６０はピン１８０に当接し、レンズホルダ１５０を所定の位置に移動させて、集光レンズ１６０の焦点位置ＦＣを自動で調整する。 （もっと読む）

【課題】工具の交換に手間がかからない上、コストパフォーマンスにも優れた工作機械を提供する。
【解決手段】主軸８と工具台９とが設置された主軸台４をベッド２上で左右方向へ移動可能に設けるとともに、ベッド２上の右方に交換アーム６を設置し、当該交換アーム６によって主軸４及び工具台９の両方に装着する工具の交換を可能とした。したがって、主軸４と工具台９との２つの工具取付部を有しているにも拘わらず、それらに対する工具交換を非常に迅速に行うことができ、交換作業の容易化に加え、作業効率の向上等を図ることができる。 （もっと読む）

【課題】共通の工具ポットと工具引抜レバーを使用して、工具引抜レバーによるテコの原理の支点と作用点の位置関係を２種類の工具に対して同等にする。
【解決手段】工具12、41を収納するための筒状工具ポット13、51の先端に、内端面25、53および外端面26、54が設けられている。内端面25、53および外端面26、54間に、内端面25、53から外端面26、54を後退させた段差27、55が設けられている。段差27、55の大きさＳは、工具12、41を工具ポット12、51から引抜く際に用いられる板状工具引抜レバー15、52の厚みＴよりも大である。 （もっと読む）