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Fターム[3G016FA20]の内容

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Fターム[3G016FA20]に分類される特許

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【課題】無潤滑または境界潤滑環境下での使用において、DLCなどの従来の非晶質炭素皮膜と同等の低摩擦性を有し、かつ従来の非晶質炭素皮膜よりも優れた耐摩耗性を有する皮膜が形成された摺動部品を提供する。
【解決手段】本発明に係る摺動部品は、無潤滑または境界潤滑環境下で使用される摺動部品であり、前記摺動部品を構成する基材の摺動面に非晶質硬質皮膜が形成された摺動部品であって、前記非晶質硬質皮膜は、硼素、炭素、窒素および酸素を少なくとも含有し、前記硼素、前記炭素、前記窒素および前記酸素の合計を100原子%とした場合に、前記炭素の含有率が12原子%以上であり、前記窒素の含有率が10原子%以上であり、前記硼素の含有率が前記炭素および前記窒素のそれぞれの含有率よりも高く、前記酸素の含有率が5原子%以上12原子%以下であり、前記非晶質硬質皮膜の厚さが0.08μm以上10μm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジン用シャフトを組立式として一体型の転がり軸受の使用を可能とし、内輪や外輪のずれを懸念することなく、低フリクションで、耐久性が高い、エンジン用シャフトを提供するものである。
【解決手段】組立式のエンジン用シャフトのジャーナル軸5の外径面に配置された転がり軸受4を、一体型の内輪4a、8aと外輪4c、8cの間に、保持器4d、8d付きのころ4b、8bを収容した一体型転がり軸受によって構成し、内輪4a、8a、外輪4c、8c、ころ4b、8bのうちの少なくとも一つの部材を、窒素富化層を有する部材で構成し、耐久性を向上させた。 (もっと読む)


【課題】表面起点剥離などの表面損傷や内部起点剥離に対して長寿命になり、かつ軸端面がかしめ加工が可能な転がり軸受およびその転がり軸受を用いたローラ付きカムフォロアを提供する。
【解決手段】ローラ軸2の製造方法は、鋼からなる部材にA1点以上の浸炭窒化処理温度で浸炭窒化処理を行なうことにより窒素富化層を形成する工程と、窒素富化層が形成された上記部材をA1点よりも低い温度に冷却することにより、当該部材の内部にフェライトとセメンタイトとを生成させる工程と、内部にフェライトとセメンタイトとが生成した上記部材の表面層を高周波焼入れする工程とを備えた熱処理が実施されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 各部品表面の潤滑状態を良好な流体潤滑にできて、各部品の耐久性向上を図れ、エンジンの運転開始初期状態等での表面損傷を防止して、焼き付き防止を図れるだけでなく、その後の潤滑状態を良好にして、十分な耐久性の確保を図れるロッカアームアッシーを提供する。
【解決手段】 DLC被膜12が軸8Mに施され、このDLC被膜12は、最外層の表面層27と、下地層25と、これら表面層27と下地層25との間に介在されるクロム-炭化タングステン層26とを有し、軸基材8の硬化層における軸基材表面から深さ10μmまでの部分の硬度をHRC58以上とした。 (もっと読む)


【課題】外輪を回転自在に支持する軸受の内部に潤滑油を容易に供給することができるロッカーアーム用カムフォロアを提供する。
【解決手段】ロッカーアーム用カムフォロアは、外周面がカムに当接する円筒形状の外輪11と、外輪11を支持する支持軸6と、これら支持軸6および外輪11間の環状領域に配置される複数のころ12と、支持軸6が貫通するリング形状の円盤であってころ12の端面15と向き合い、外径Dsが外輪11の内径Drよりも小さい側板16とを備え、側板16はころ12の両端にそれぞれ配置され、ころ12の軸長をLk、外輪11の軸長をLr、側板16の厚みをtとすると、Lr<Lk+2tを満たす。 (もっと読む)


【課題】潤滑油を軸受内部に容易に供給することができるロッカアーム用カムフォロアを提供する。
【解決手段】ロッカーアーム用カムフォロアは、支持軸6と、この支持軸6に回転自在に軸支されるローラ11と、これら支持軸6およびローラ11間の環状領域に配置される複数のころ12とを備える。ローラ11は外周面、内周面、および端面16を有する。ローラの外周面はカム4に当接する。そして、ローラ端面16の径方向外側端16oと内側端16iとの間の領域が、径方向外側端16oよりも軸方向に突出した部分16mを含む。 (もっと読む)


【課題】十分な潤滑油を軸受内部に供給することができるカムフォロアを提供する。
【解決手段】外周面がカムに当接する円筒形状のローラ11と、一対の脚部7の間に架設されたローラの支持軸6と、これら支持軸6およびローラ11間の環状領域に配置される複数のころ12とを備える。そして、ころ12の全長をローラ11の軸長よりも長くする。 (もっと読む)


【課題】 軸受の摩耗の一形態である硬質異物混入潤滑下での摩耗を低減することができる軸受を提供する。
【解決手段】 軸8の少なくとも軸方向中間部が熱処理により硬化され、軸8、外輪9、および転動体10の少なくともいずれか一つの転走面に硬質被膜12を施し、この硬質被膜12を形成すべき基材の表面硬度をHV650以上HV1000以下とし、この硬質被膜12の膜厚δ2を1μm以上5μm以下とし、且つ、この膜厚δ2を、硬質被膜12の軸方向中央P1の膜厚δ2を基準として±2μm以下の範囲とした。 (もっと読む)


【課題】ローラの耐摩耗性を確保することができると共に、摺接する相手部材を摩耗させにくくすることができ、これにより、耐久性の向上を図ることができるタペットローラ軸受を提供する。
【解決手段】タペットローラ軸受10は、ロッカーアーム4に支持される支持軸11と、支持軸11に回動自在に支持される少なくとも1個のローラ12と、を備え、ローラ12の表面に窒化処理による化合物層が形成され、化合物層の厚さは6μm〜20μmであり、化合物層の最表面には、ポーラス層が形成される。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化を図りつつ、寿命の低下を抑止することのできるロッカーアーム用転がり軸受を提供する。
【解決手段】本発明のロッカーアーム用転がり軸受50においては、ローラ4、ローラ軸2、およびころ3の全てが窒素富化層を有している。ローラ軸2およびころ3の両方の部材における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号が10番を超える範囲にあり、残留オーステナイト量が11体積%以上25体積%以下であり、窒素含有量が0.1質量%以上0.7質量%以下であり、ローラ4における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号は、ローラ軸2およびころ3の両方の部材における窒素富化層のオーステナイト結晶粒の粒度番号よりも小さく、ローラ4における窒素富化層の残留オーステナイト量は、ローラ軸2およびころ3の両方の部材における窒素富化層の残留オーステナイト量よりも多い。 (もっと読む)


【課題】エンジン作動中にアジャストスクリュが回転して押し込み方向に移動するのを防止する。
【解決手段】シリンダヘッド2の上面に開口した収容穴11に挿入される筒状のハウジング12と、そのハウジング12の内周に形成された雌ねじ13にねじ係合する雄ねじ14を外周に有するアジャストスクリュ15と、そのアジャストスクリュ15をハウジング12から上方に突出する方向に付勢するリターンスプリング17とを有し、アジャストスクリュ15のハウジング12からの突出端19が半球状であり、その突出端19で動弁装置のアーム7を揺動可能に支持するラッシュアジャスタ1において、アジャストスクリュ15の突出端19を、表面粗さがRa0.4以上の梨地とする。 (もっと読む)


【課題】端面の硬度を低下させ、かつ、硬度のばらつきを抑制することのできる、転動軸を提供する。
【解決手段】本発明にかかるローラ軸2は、ロッカーアーム1用軸受に使用される。ローラ軸2は、軸受鋼で形成される。またローラ軸2には、A1点以上で浸炭窒化処理する処理と、A1点未満にまで冷却する処理と、転走領域を高周波焼入する処理と、端面2cの表層部を除去する処理とがなされている。 (もっと読む)


【課題】長寿命化をはかったエンジンのローラ付きカムフォロアの製造方法を提供する。
【解決手段】ローラ付きカムフォロアの製造方法は、エンジンのカムと転がり接触するローラと、ローラの内側に位置し、カムフォロア本体に固定されたローラ軸と、ローラとローラ軸との間に介在する軸受とを備えたローラ付きカムフォロアの製造方法である。A1変態点を超える浸炭窒化処理温度で鋼を浸炭窒化処理した後、A1変態点未満の温度に冷却し、その後、A1変態点以上で浸炭窒化処理の温度未満の焼入れ温度域に再加熱し、焼入れを行なうことにより、ローラ、ローラ軸、および軸受のうち少なくともいずれか1つの部材が製造される。 (もっと読む)


【課題】従来の硬質皮膜形成方法により硬質皮膜が形成された動弁装置の摺動部品に対して、耐焼付性、耐摩耗性を向上させた硬質皮膜を有する動弁装置の摺動部品を提供する。
【解決手段】内燃機関の動弁装置を構成するカムシャフトのカム面、あるいはその相手材となるスリッの摺接面に硬質皮膜が形成された動弁装置の摺動部品、即ち、カムシャフト、スリッパ等において、硬質皮膜を、窒化処理により形成された窒化鉄がクロムを含有した塩浴に浸漬されて窒化鉄中の鉄原子がクロム原子に置換されることにより形成された窒化クロム皮膜とした。 (もっと読む)


【課題】バルブリフタに形成された油孔の入口開口縁に対する揺動カムの押圧力による表面処理層の剥離現象や摩耗の発生を防止する。
【解決手段】駆動カムが設けられた駆動軸と、吸気弁の上端部に設けられたバルブリフタ8の冠部19の上面19aを転接しながら押圧して、前記吸気弁を開作動させる揺動カムと、前記駆動カムの回転運動を揺動運動に変換して前記揺動カムに伝達する伝達機構とを備え、機関運転状態に応じて揺動カムによる吸気弁のリフト量を可変にする可変動弁装置において、バルブリフタの冠部に上下方向へ貫通した油孔21を形成すると共に、この油孔を、揺動カムのカム面が冠部上面の内周側から外周側で揺動ストロークの折り返し地点(B地点)付近において油孔の入口開口縁21bがカム面の外側縁に接触する位置を避けた内周部位に形成した。 (もっと読む)


【課題】安価な費用で製作することができ、摺動面に対して潤滑油が保持される保油性を向上させることができる摺動装置を提供する。
【解決手段】カムロブ1が回転してバルブリフタ4の頂部4aに当接すると、バルブリフタが上下方向に往復運動する。潤滑油は、リフタ頂部に供給され、さらにリフタ頂部から互いに摺動しているバルブリフタ用ガイド穴7の内周面及びバルブリフタのリフタ外周面4bの間の上部に流れていく。リフタ外周面の全域には、ブラスト加工により多数の凹部11が形成されている。バルブリフタ用ガイド穴の内周面及びリフタ外周面の間に流れ込んだ潤滑油は、リフタ外周面の全域に形成した多数の凹部に入り込んで保持され、即座にリフタ外周面の下方に流れ落ちて行かない。このため、バルブリフタ用ガイド穴の内周面及びリフタ外周面の間の摩擦が低減され、バルブリフタの上下方向の往復運動が円滑に行なわれる。 (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制しつつ、転走面を含む領域の硬度を十分に高くするとともに、転動疲労に対する高い抵抗性を付与して十分な転動疲労寿命を確保し、かつ塑性変形する領域の硬度を安定して制御可能な軌道部材の製造方法を提供する。
【解決手段】軌道部材の製造方法は、炭素量およびクロム量を抑制した鋼製部材を準備する鋼製部材準備工程と、熱処理工程と、仕上げ加工工程とを備えている。熱処理工程は、鋼製部材が加熱されて浸炭窒化される浸炭窒化工程と、鋼製部材がM点以下の温度に冷却されて焼入硬化される焼入硬化工程と、鋼製部材が650℃以上A点未満の温度に加熱されて焼戻される高温焼戻工程と、鋼製部材において、軌道部材の転走面となるべき領域を含む高硬度領域以外の領域である低硬度領域が焼入硬化されることなく、高硬度領域が高周波焼入される高周波焼入工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制しつつ、転走面を含む領域の硬度を十分に高くするとともに、転動疲労に対する高い抵抗性を付与して十分な転動疲労寿命を確保し、かつ塑性変形する領域の硬度を安定して制御可能な軌道部材の製造方法を提供する。
【解決手段】軌道部材の製造方法は、炭素量およびクロム量を抑制した鋼製部材を準備する鋼製部材準備工程と、熱処理工程と、仕上げ加工工程とを備えている。熱処理工程は、鋼製部材が加熱されて浸炭窒化される浸炭窒化工程と、鋼製部材が、A点よりも100℃低い温度以上A点未満の温度域に冷却されて当該温度域に60分間以上180分間以下の時間保持される温度保持工程と、鋼製部材において、軌道部材の転走面となるべき領域を含む高硬度領域以外の領域である低硬度領域が焼入硬化されることなく、高硬度領域が高周波焼入される高周波焼入工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】軟窒化処理に伴って、転がり摺動面19と面取り部21aとの境界部分に窒化物製の突条が生成されるのを防止若しくは抑制しつつ、この面取り部21aの寸法L21を短くできる製造方法を実現する。
【解決手段】軟窒化処理層を形成する為の軟窒化処理を行なう以前の状態で、上記面取り部21aを、傾斜角度αが急な外側傾斜面部17と、傾斜角度βが緩やかな内側傾斜面部18とにより構成する。そして、これら外側、内側両傾斜面部17、18から成る上記面取り部21a及び上記転がり摺動面19に、上記軟窒化処理層を形成する。転がり摺動面19と面取り部21aとの境界部分の角度を180度に近くできて、上記突条の生成を防止若しくは抑制し、この突条により相手面が摩耗する事を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 苛酷な潤滑条件下で使用された場合であっても、優れた耐久性を有する転がり支持装置を提供する。
【解決手段】 タペットローラ軸受を構成するローラ6及び支持軸5を、鋼からなる素材を所定形状に加工した後、窒化処理を含む熱処理を施すことにより作製する。そして、ローラ6の内周面(摺接面)6aをなす表層部において、硬さをHv650以上とするとともに、支持軸5の外周面5a(摺接面)をなす表層部において、N含有率を3.0質量%以上とし、硬さをHv700以上とする。 (もっと読む)


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