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Fターム[3G031GA11]の内容

吸気又は排気の慣性を用いるもの (3,712) | 機関運転状態 (306) | 負荷領域 (63) | 低負荷 (19)

Fターム[3G031GA11]に分類される特許

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【課題】低速低負荷領域において多量の高温の排気を気筒内に残留させつつ、低速高負荷領域において、気筒内の高温排気の残留量を少なく抑えることのできる多気筒エンジンを提供する。
【解決手段】排気マニホールド50内の排気の流通状態を、各独立排気通路52内の排気が、流路面積が下流側ほど小さくなる通路を通る第1状態と、各独立排気通路52内の排気が第1状態よりも流路面積の大きい通路を通る第2状態とに変更可能な通路状態変更手段55fを設け、低速高負荷領域A1において、前記流通状態を第1状態にし、排気弁の再開弁動作を停止し、かつ排気順序が連続する気筒間において一方の気筒のオーバーラップ中に他方の気筒の排気弁を開弁させる一方、低速低負荷領域A2において、前記流通状態を第2状態にするとともに排気弁の再開弁動作を実施する。 (もっと読む)


【課題】サージタンクに貯留される液体が多量に燃焼室に流入することで、燃焼状態が悪化することを抑制する。
【解決手段】
吸気導入口28及びブローバイガス導入口29を有するサージタンク23の内部にはサージタンク23の内壁及び隔壁27によって吸気通路が形成されている。この吸気通路は、サージタンク23と常時連通される主管路21と所定期間ごとに成立する条件に基づいて閉弁駆動される開閉弁33の動作により選択的にサージタンク23と連通/遮断される副管路22とに分割されている。一方、隔壁27の底部には前記両導入口から導入された吸気及びブローバイガス中に含まれサージタンク23内にて分離したエンジンオイルが貯留される液体溜り部32が形成されている。液体溜り部32に溜まったエンジンオイルは液体戻し孔31を通じて主管路21に導入される。液体溜り部32より鉛直方向上方に副管路22の吸気導入口22aが配設されている。 (もっと読む)


【課題】燃費向上とエミッション低減に好適な内燃機関の吸気制御装置を提供する。
【解決手段】スロットルバルブ51が所定開度以下のとき、スロットルバルブ51の下流側吸気通路71Bにエンジン10が低負荷低回転時に連通するように成した吸気チャンバ61を設け、この吸気チャンバ61の容積を、少なくともスロットルバルブ51下流の吸気管容積との合算容積が行程容積の60%以上とした。 (もっと読む)


【課題】過給機付きエンジンにおいて吸気温度を低下させながら、過給圧の減少を抑制する。
【解決手段】吸気通路8と蓄圧タンク21とを連結する分岐流路弁22の開弁によって、分岐流路20の接続点の近傍の空気の圧力を急激に低減させ、これに伴い脈動する吸気圧力の極小部分となる負圧波を、吸気弁11の開弁期間内に燃焼室2に到達させる。吸気圧力の低減によって吸気温度を低下させることができる。分岐流路弁22の開弁及び閉弁が1燃焼サイクル中に少なくとも各1回行われると、その閉弁中には過給圧の減少が抑制されるので、過給圧の減少を全体として抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】慣性過給が可能な一弁式の吸気系を備えた内燃機関において、複数の気筒各々における効率的且つ効果的な掃気を実現する。
【解決手段】吸気管204及び連通管206を含む吸気通路に単一のインパルス弁224を備え、吸気弁207の作用角及び位相を可変に制御する作用角可変型VVT226を備えるエンジン200に対し、ECU100は、弁駆動制御を実行し、車両の運転条件がインパルスチャージ領域に該当する場合に、吸気の脈動を利用したインパルスチャージを実行する。この際、インパルス弁224は、インパルス弁224下流側の連通管206が正圧に保持されるタイミングで閉弁制御され、一方で、作用角可変型VVT226が、一の気筒における吸気弁207の開弁期間と、当該一の気筒に替わって吸気行程が開始される他の気筒におけるバルブオーバラップ期間とが重複しないように制御される。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガス、EGRガス、燃料のパージガスなどを吸気系に導入するエンジンにおいて、全開性能の確保とコレクタへのガス溜まりによる燃焼性悪化を防止する。
【解決手段】ブローバイガスを、高出力領域では、連結配管11からガス通路切換弁12を介して、ブローバイガス通路8の上流側のガス導入口9から、コレクタ6に内包される吸気通路5の吸気導入口近傍に導入し、低出力領域では、ガス通路切換弁12を切り換えて、ブローバイガス通路8の下流側のガス導入口10から吸気通路5の下流側に導入する。 (もっと読む)


【課題】比較的排気流量の低い運転領域でも、所期の過給能力を発揮すること。
【解決手段】独立排気通路16a〜16dを有する排気マニホールド16と、各独立排気通路16a〜16dの下流側が1つに集合した集合部31cと、集合部31cの下流側に接続された排気ターボ過給機50とを備えている。好ましくは、所定の過給運転領域でエゼクタ効果を奏する可変排気バルブ30を備えている。排気ターボ過給機50は、可変排気バルブ30から吐出された排気Weが流入するタービンケーシング51aと、タービンケーシング51a内に配置され、当該タービンケーシング51a内に流入した排気Weによって駆動されるタービンスクロール54と、当該独立排気通路16a〜16dの出口17a〜17dから吐出された排気Weの主流をタービンスクロール54の回転方向に倣う接線沿いに導く整流板56とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関の制御装置に関し、EGR通路やEGRクーラを備えた内燃機関においても、排気圧力脈動を利用した充填効率向上制御の効果を十分に発揮させることを目的とする。
【解決手段】吸気圧センサ68により検出された吸気マニホールド圧力と、排気圧センサ70により検出された脈動の谷での排気マニホールド圧力との差圧が、所定の判定値より小さい場合には、EGRクーラ42の上流側に設けられた流路切替弁48を遮断状態に切り替えることにより、EGR通路40およびEGRクーラ42を排気マニホールド20から遮断し、もって排気系容積を小さくする。その結果、排気マニホールド圧力脈動の振幅を大きくすることができるので、バルブオーバーラップ期間における吸気マニホールド圧力と排気マニホールド圧力との差圧が大きくなる。よって、掃気効果を十分に発揮させることができ、充填効率(空気量)を十分に向上することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの広い運転状態において吸気慣性効果を増すことができるエンジンの吸気系構造及び吸気系制御装置並びに吸気系制御方法を提供する。
【解決手段】吸気通路13を開閉する吸気バルブ15と、吸気通路13に設けられ、円筒面22bに開口22aを有しエンジン回転に同期して回転する外筒22と、その外筒22と同心であって円筒面23bに開口23aを有しエンジン回転に同期して回転する内筒23と、を内蔵し、外筒22の開口22a及び内筒23の開口23aがケーシング21の開口21aに重なることで吸気通路13を開弁するロータリバルブ20と、を有する。 (もっと読む)


【課題】吸入空気が流通する吸気通路の通路長の切り換えを円滑に行うと共に、通路長切換部の耐久性を向上させる。
【解決手段】吸気マニホールドの内部に設けられた長管吸気通路28と短管吸気通路26との接合部位には、通路長の異なる前記長管吸気通路28と短管吸気通路26との連通状態を切換自在なバルブ42を備えた通路長切換部18が設けられている。このバルブ42は、プレート状に形成されシャフト40を介して回動自在に支持されると共に、金属製材料からなるベース体52と、前記ベース体52の外部を覆う弾性材料からなるモールド部54から構成され、前記バルブ42の重心がシャフト40の中心と一致するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の吸気通路にインパルス過給のための吸気制御弁を設けても、その吸気系が拡大することを防ぐ。
【解決手段】本発明が適用される内燃機関10は、吸気通路18にインパルス過給のための吸気制御弁56を備える。この吸気制御弁56は、機関負荷が中高負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して1回開弁されると共に1回閉弁される。他方、吸気制御弁56は、機関負荷が軽負荷領域に属するとき、1吸気行程に関して開状態に保持される。一実施形態において、運転状態に応じた吸入空気量が実現されるように、機関負荷が高負荷領域に属するとき吸気制御弁56はインパルス過給用の開閉タイミングで作動され、機関負荷が中負荷領域に属するとき1つの吸気行程に関して吸気弁28の閉じるのに先行して吸気制御弁56は閉弁される。 (もっと読む)


【課題】エンジンの吸気装置において、エンジンの部分負荷領域での気筒間の吸気のばらつきを抑えて燃焼性能の悪化を防止する。
【解決手段】一端側がサージタンク12に、多端側がエアクリーナ11にそれぞれ接続されるように吸気通路長さの異なる吸気管13,14を設け、これらの吸気管13,14に切換弁21,22を設ける。切換弁21,22はコントローラ30によって開閉制御され、該コントローラ30は、エンジンが部分負荷の場合、2つの切換弁21,22を開いて、その開度を調整する。特に、エンジンが低負荷の場合には、2つの切換弁21,22の開度を同等にし、中負荷の場合には、高負荷で一方の切換弁のみが開状態になるように、エンジン負荷に応じて該切換弁21,22の開度を連続的に変化させる。 (もっと読む)


【課題】気筒への吸気充填効率の向上を図りつつ、各分岐管への分配性のEGRガスのバラツキを抑制し得るエンジンの吸気装置を提供する。
【解決手段】複数の気筒にそれぞれ連通する分岐管と、各分岐管が上流側で並列しつつ連通するサージタンクと、分岐管の並列方向における一方側からサージタンクに連通する吸気通路とを備えた吸気装置。サージタンクには、各分岐管に直接に連通する主チャンバーと、サージタンク内で分岐管の並列方向に延設された隔壁により主チャンバーと仕切られ、隔壁に形成された第1開口部を介して主チャンバーに連通する副チャンバーとが形成される。また、エンジン低回転領域では第1開口部を閉じ、高回転領域では第1開口部を開くように制御される第1バルブが設けられる。そして、サージタンクの上流側からEGRガスが供給される低中回転低負荷時には、第1バルブが第1開口部を開くように制御される。 (もっと読む)


【課題】上部が幅狭で、これに比し、下部が幅広のボウル形状の船外機のエンジンカバーの内壁に沿って、複数の吸気管の吸気通路の断面を効果的に大きく確保することができるようにした船外機のエンジンの吸気マニホールドを提供することを可能にする。
【解決手段】エンジンカバー11により区画形成されるエンジンルーム15内にエンジン20を収容し、エンジンは、シリンダヘッドが後寄りで、クランクケースが前寄りとなるようにエンジンを収容して配置し、複数のシリンダを上下に並列して配置し、各シリンダの燃焼室に連通する吸気管61〜64をエンジンの一側面に沿って前後方向に延びるように配置し、吸気管はその上流部を共通のサージタンク部に夫々接続した船外機で、各吸気管は、概ね同じ断面積を有し、吸気管のうち、最上位の吸気管61の通路断面形状を縦長とし、最下位の吸気管64の通路断面形状を横長とした船外機のエンジンの吸気マニホールド。 (もっと読む)


【課題】 パルス過給と協調させて可変容量型ターボチャージャを制御することでより高い慣性過給効果を得ることが可能な、さらには慣性過給効果で旋回気流の強度を適度に向上させることが可能な内燃機関システムの制御装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関50と、内燃機関50に連通する吸気通路を連通、遮蔽してパルス過給を行うパルスチャージ弁17と、内燃機関50に対して排気エネルギーを利用して過給を行う可変容量型ターボチャージャである過給機30とを有して構成される内燃機関システム100で、過給機30を過給機30のタービン容量を変更するように制御するECU1Aであって、パルスチャージ弁17がパルス過給を行うように制御される運転状態に応じて、過給機30のタービン容量を小さく変更するパルス過給協調制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】 パルス発生装置を有効利用することにより、部分負荷運転領域、特に冷間時の部分負荷運転領域において、燃焼安定性、排気性能の向上を図ること。
【解決手段】 パルス発生装置を作動可能なエンジン回転数領域では、筒内温度に対応する温度に応じて部分負荷運転領域でもパルス発生装置を作動させるとともに、パルス発生装置が作動している少なくとも冷間の部分負荷運転領域では、パルス発生装置の開弁前と開弁付近とで燃料の噴射を分割する分割噴射を実行する。 (もっと読む)


【課題】 運転領域に応じて燃費と出力とをバランスさせること。
【解決手段】 吸気管に連通する容積部と、容積部と吸気管との連通部分を開閉する容積部開閉機構とを設ける。各吸気管の吸気ポート下流端から前記容積部までの吸気通路長は、第1の所定回転数Nf以上の高速運転領域R3で慣性過給できる長さに設定する。各吸気管の吸気ポート下流端から前記集合部までの吸気通路長は、前記第1の所定回転数Nfよりも少ない第2の所定回転数Ns以上の中速運転領域R2で慣性過給できる長さに設定する。前記制御手段は、前記第1の所定回転数Nf以上では、容積部を開くように容積部開閉機構を制御するとともに、前記第2の所定回転数Nsに満たない運転領域R1では、パルス発生装置を作動させる。 (もっと読む)


【課題】 高い応答性でパルス発生装置のON/OFF動作を切換え、もって運転領域に応じて燃費と出力とをバランスさせること。
【解決手段】 予めパルス発生装置を作動させるように設定されたエンジン回転数において、全負荷領域では、開閉機構を閉塞して連通路を各吸気管と遮断し、部分負荷領域では、開閉機構を開いて連通路を各吸気管と連通させる。前記全負荷領域では、パルス発生装置が生成した圧力波が筒内に伝播することにより、筒内での燃料の気化が促進されるとともに、体積効率が向上し、高いトルクを得ることが可能になる。他方、部分負荷領域では、開弁機構を駆動して連通路を各吸気管と連通するので、パルス発生装置が生成した圧力波は、連通管を介して各吸気管に伝播することにより減衰する。このため実質的にパルス発生装置の作動を停止することになるので、パルス発生装置の圧力波によるポンピングロスを迅速に低減し、燃費を向上できる。 (もっと読む)


【課題】 運転領域に応じて燃費と出力とをバランスさせること。
【解決手段】 低速運転領域において、中負荷領域を除く負荷領域においてパルス発生装置に圧力波を生成させる。エンジンが低速運転領域にて走行している場合において、低速/低負荷領域では、パルス発生装置による圧力波の生成により、燃料と空気のミキシング性や、それに伴う排気性能が高くなり、燃焼安定性を向上することが可能になり、負荷領域が中負荷領域では、パルス発生装置によるポンピングロスを回避し、燃費を向上させることが可能になり、低速/高負荷領域では、パルス発生装置による圧力波の生成により、高い体積効率を維持して出力性能を向上させることが可能になるので、運転領域に応じて燃費と出力とをバランスさせることができる。 (もっと読む)


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