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Fターム[3H003BH04]の内容

圧縮機の細部 (20,360) | 潤滑油が作動流体を汚染するのを防ぐもの (361) | ポンプ室内で防ぐもの (30)

Fターム[3H003BH04]に分類される特許

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【課題】偏心軸からのオイルの振り撒きに起因したオイルの作動流体への混入、および温度上昇を防ぎ、また、ピストンとシリンダ間へ効果的にオイルを供給し、摺動損失を低減する。
【解決手段】偏心軸10に、シャフトの給油機構に連通する閉塞された給油通路10aと、偏心軸10の外周部に開口する給油孔10bを設け、コンロッド22の内部に、偏心軸10に設けられた給油孔10bと連通する連通路22cを設け、この連通路22cを、ピストンピン23の給油路23aと連通させたことにより、ピストン16とシリンダ14間のオイルの給油を確保し、偏心軸10からのオイルの振り撒きによって発生するオイルの作動流体への混入と温度上昇を防ぎ、往復式圧縮機の体積効率を向上させ、また、ピストン16とシリンダ14の間へ効果的にオイルを供給し、摺動損失を低減する。 (もっと読む)


【課題】システムサイクル中の冷媒に含有する潤滑油量が高速で少なくなり吐出温度が過度に上昇することを抑制し圧縮機の信頼性を低下しないようにする。
【解決手段】貯油室52と高圧室14との間において、これら相互間の気流体移動を許容する連通路59と、当該連通路を圧縮機の振動によって開閉する開閉弁60を設けた構成としてある。これによって、圧縮機の回転数が上昇し当該圧縮機を取り付けたエンジンの振動値が上昇すると、開閉弁60が振動することで開弁し、吐出流れの一部が高圧室から貯油室内へ流入して、貯油室に溜まった潤滑油面は乱れ、その一部がシステムサイクル中へと吐出される。よって、システムサイクル中に不足していた冷媒に含有する潤滑油量が適量になり、吐出温度は低下し圧縮機信頼性を確保することが出来る。 (もっと読む)


【課題】分離効率、装置の小型化、構造の簡素化を促進し、しかも圧縮機のオイル分離装置として好適な遠心分離装置を提供する。
【解決手段】円筒空間に形成される分離室の側壁に設けられた入口孔から流入される多相流体に旋回流を付与し、高密度の流体と、該高密度の流体より低密度の流体とに分離し、分離された低密度の流体を入口孔よりも上方に設けられた出口孔から流出させ、分離された高密度の流体を入口孔よりも下方に設けられた出口孔から流出させる遠心分離装置において、分離室の側壁に周方向に延びる溝を設けたことを特徴とする遠心分離装置。 (もっと読む)


【課題】切断された掻取りリングを備えた掻取りアッセンブリ、及び掻取りアッセンブリを備えたコンプレッサであって、特に掻取りアッセンブリを抜ける漏れ通路の形成を防ぎ、掻取りアッセンブリの引っ掻きによるピストンロッドの表面的な損傷という恐れを減じ、ピストンロッドに沿った漏れ量を減じる掻取りアッセンブリ、及び掻取りアッセンブリを備えたコンプレッサを提供する。
【解決手段】掻取りリング2及びカバーリング3の半径方向内側の周面6,7が、共通の半径方向内側の掻取り面10を形成し、カバーリング3又は掻取りリング2に引込み面8が設けられており、引込み面8は掻取り面10に接続しており、かつ、掻取り面10に対して所定の角度αだけ、有利には2〜15°だけ半径方向外側に傾けられているようになっている。 (もっと読む)


【課題】冷凍機油が圧縮機構の吐出口より吐出された冷媒ガスとともに圧縮機上部空間に流れ込まないようにした密閉型圧縮機等を提供すること。
【解決手段】密閉容器1内に、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構20と、固定子11、及び中心部に駆動軸14を有し駆動軸14の外側において軸方向に冷媒ガスが通る穴である冷媒流路16が設けられた回転子12からなり、圧縮機構20を駆動する電動機構10とが収容され、密閉容器1の下部に冷凍機油が貯留された密閉型圧縮機であって、電動機構10の駆動軸14の軸方向に、下部が冷凍機油内に開口し、上部が回転子12の下端部近傍において軸方向と直交する出口を有する冷凍機油の流路30を設け、冷凍機油の流路30の出口31から回転子12に設けた冷媒流路16の外側に至る排出通路18を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】空調装置の冷凍サイクル中に残留している異物が冷媒と一緒に循環しても空調システムの性能や効率を向上し、圧縮機の耐久性を安定して向上することができる圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮されたガス冷媒が導かれる高圧室14と、ガス冷媒に含まれる潤滑油の少なくとも一部が分離される分離室15と、分離された潤滑油が蓄えられる貯油室16とを備えた圧縮機において、後部側板7とガスケット22の間に連通路23を設け高圧室14と貯油室16との間を連通することで、高速回転時には冷凍サイクル中に異物が冷媒と一緒に循環していたとしても連通路に詰まることも無く、安定して冷凍サイクル中のOCR特性を大きくすることが出来るので、圧縮機の耐久性を向上することが出来る。 (もっと読む)


【課題】電動圧縮機の外部へのオイル吐出量が増大したり、オイル溜まりの油面が低下してオイル不足に陥る恐れがあった。
【解決手段】密閉容器12内に電動要素14とこの電動要素14にて駆動される回転圧縮要素(圧縮要素)32とを収納し、電動要素14を、固定子巻線28を備えた固定子22とこの固定子22内で回転する回転子24とから構成して成る回転圧縮機(ロータリコンプレッサ)10において、固定子22の外縁部に形成され、密閉容器12との間にオイル戻り通路80を構成する切欠22Aを備え、固定子巻線28のコイルエンドの合わせ目29A、29Bを、切欠22Aの範囲からずれた位置に配置した。 (もっと読む)


【課題】潤滑油分離室から吸入側冷媒ガスへの熱伝達を抑制した圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮機(100)において、冷媒には潤滑油が混合されており、冷媒と潤滑油の混合流体から潤滑油を分離する潤滑油分離器と、潤滑油分離器は、吐出室(290)と連通する円筒状の空間をなす潤滑油分離室(400)と、潤滑油分離室(400)の内部に配置されたセパレータパイプ(410)とから構成されており、潤滑油分離室(400)の内壁面に断熱部材(420)を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】摺動面からの潤滑油の漏れを効率良く防止することが目的とされる。
【解決手段】スクロール圧縮機1は、潤滑油を用い、冷媒を圧縮する圧縮機であって、圧縮機構と、クランク軸17と、滑り軸受7と、第1の面1711aと、第2の面311aとを備える。圧縮機構は冷媒を圧縮する。クランク軸は、圧縮機構を駆動する軸であって、回転軸90を中心として回転する。滑り軸受は、クランク軸を摺動自在に支持する。第1の面は、回転軸に平行な線92に交差する面であって、クランク軸に固定されている。第2の面311aは、第1の面に下から面接触する。そして、スクロール圧縮機には、滑り軸受とクランク軸との摺動面71の下端71aから流出する潤滑油を回収する回収空間8,108,208,208aが設けられている。第1及び第2の面1711a,311aはそれぞれ、回収空間を形成する面17c,311bに繋がっている。 (もっと読む)


【課題】駆動軸が高速で回転される時における優れた摺動特性の発揮と、駆動軸が低速で回転される時における高い冷凍能力の発揮とを実現可能な斜板式圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明の斜板式圧縮機は、逃し通路37、39内の冷媒ガスに作用し、駆動軸7の回転数の増加によって、潤滑油の分離を行わずに冷媒ガスを吸入室11まで連通させ、駆動軸7の回転数の低下によって、潤滑油を分離した冷媒ガスを吸入室11まで連通させるとともに、分離した潤滑油をクランク室15に還流させる油分離手段1c、43、51、45、69、71、77、75、81、82を備えている。 (もっと読む)


【課題】クランク室から低圧側へ冷媒を逃がす均圧経路からのオイルの流出を少なくすること及び均圧経路から流出したオイルを回収することを課題とする。
【解決手段】ハウジングに形成されたシリンダボア15にピストン17が配され、このピストン17が斜板20と係合し、該斜板20はクランク室を貫通する回転軸12に固着されていて、回転軸12の回転により、ピストン17が往復動されるピストン型圧縮機において、前記回転軸12に軸孔32を、回転軸12と斜板に側孔35a,35bをそれぞれ形成する。この軸孔32と側孔35a,35bとは連通され、クランク室7から圧力を逃がすための均圧経路34を形成する。この均圧経路34を経てブローバイ冷媒を低圧側に逃がし、クランク室7内の圧力を低圧に保つと共に流れる冷媒からのオイルも回転する斜板20及び回転軸12による遠心分離作用により、オイルの回収が図れ、クランク室7内のオイルの減少を防ぐ。 (もっと読む)


本発明は、吸入空間及び吸入空間から隔離される接続空間を含む、ピストン空気圧縮機に関する。本発明によれば、接続空間から吸入空間へ至る空気通路が設けられている。 (もっと読む)


【課題】圧縮機構3と電動機2との間の空間に下方流れと上方流れと上方流れを分離させるために、仕切り部材8を設けているが、仕切り部材8を固定部材8aと固定部材に挿入される円筒状のガイド部材8bを固定部材8aに設けた凸部8cを、ガイド部材8bに設けた穴に勘合するのみで固定しているため、高温高圧のガスの影響で勘合が外れる可能性がある。
【解決手段】凸部8eの形状を反挿入方向側に直角な面を設けることで、仕切り部材の外れを無くことができ、信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】2本のクランク軸相互を連結する連結機構部を潤滑する潤滑油の、クランク機構部側のガスへの混入を防止する。
【解決手段】互いに平行な2本のクランク軸3,5を互いに逆方向かつ1対1の回転比率となるように、ギア29,31により回転可能に連結する。このギア29,31を収容したギア室11と、クランク機構を備えるクランク室9とを、隔壁13を隔てて互いに密閉状態とし、ギア室11には潤滑油32に収納する。 (もっと読む)


【課題】油分離器の内部空間における気体の流れの形成に導入孔から吐出された圧縮気体の勢いを効率良く利用することができる気体圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明の気体圧縮機10は、ハウジングの内部に圧縮機本体と圧縮気体Gから油分Rを遠心分離する油分離器60とを備える。油分離器60は、圧縮気体Gを旋回させる内周壁面61bおよび分離された油分Rが流れ落ちる底壁面61cで囲まれた内部空間62を画成する遠心分離本体部61を有する。遠心分離本体部61は、開放端61gの近傍で圧縮気体Gを内部空間63に導入する導入孔61aと、底壁面61cに流れ落ちた油分Rを貯油部36に排出する排油孔61dとを有し、底壁面61cには、開放端61gへ向けて突起する略錐体状を呈し、軸線が内部空間の軸線の近傍位置で当該軸線と略平行とされた誘導山状部64が設けられている。 (もっと読む)


【課題】必要最小限の還油量を保つための簡素かつ組み立て容易な油還流構造を提供する。
【解決手段】シリンダ11に形成された台座32の上端にはマフラー形成部材33が平板形状のシール用のガスケット34を介して連結されている。台座32とマフラー形成部材33とには油分離室36が台座32からマフラー形成部材33にわたって連なるように形成されている。台座32には貯油室37が油分離室36に連通するように形成されている。貯油室37と斜板室17とは、油供給通路49及び収容室45を介して連通しており、収容室45には円柱形状の絞り体47が収容されている。 (もっと読む)


【課題】 セパレータパイプをオイル分離室に取り付けるのに要する手間が従来に比べて減少した遠心分離方式のオイルセパレータを備える従来の圧縮機を提供する。
【解決手段】 圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングと、ハウジング内に形成され圧縮機構から吐出した高圧ガスをハウジング外へ吐出させる吐出通路と、吐出通路の途上に配設された遠心分離方式のオイルセパレータとを備え、オイルセパレータは吐出通路の一部を形成するオイル分離室にオイル分離室周側壁から環状隙間を隔てて挿入されると共に長手方向に延在するスリットが形成された一端部がオイル分離室一端部に弾性嵌合するセパレータパイプを有し、オイル分離室一端にセパレータパイプの一端に係合可能な径方向内方へ差し向けられた突起が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べてオイル分離性能が向上した遠心分離方式のオイルセパレータを備える従来の圧縮機を提供する。
【解決手段】 圧縮機構と、圧縮機構を収容するハウジングと、ハウジング内に形成され圧縮機構から吐出した高圧ガスをハウジング外へ吐出させる吐出通路と、吐出通路の途上に配設された遠心分離方式のオイルセパレータとを備え、オイルセパレータは吐出通路の一部を形成するオイル分離室にオイル分離室周側壁から環状隙間を隔てて挿入されると共に一端部がオイル分離室一端部に固定されたセパレータパイプを有し、オイル分離室周側壁面に凹凸が形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧縮機外部への潤滑油の吐出を可能な限り抑制して、常に密閉ケース内底部の油溜り部に所定量の潤滑油が溜まるようにして、安定した給油をなし信頼性の高い圧縮機を提供しようとするものである。
【解決手段】吸込み管17a,17bと吐出管19が接続される密閉ケース3内に、圧縮機構部4と、この圧縮機構部を駆動するステータ8およびロータ9とから構成されるモータ部5とを収容する圧縮機において、モータ部は、ステータ鉄心30を構成するティース部33に絶縁部材を介して巻線する、いわゆる集中巻き方式であり、モータ部に圧縮機構部から吐出されるガスが通過するガス通路25を設け、このガス通路の全面積に対してステータ鉄心のスロットと巻線との隙間であるスロット隙間部cの面積の割合を、0.3以上に設定した。 (もっと読む)


【課題】オイル封入時に冷媒圧縮機以外の冷媒回路内にオイルが流入する不都合を解消すると共に、オイル封入量を極力抑えて、且つ、充分なオイル量を確保することができる冷媒圧縮機及び当該冷媒圧縮機を備えた冷媒サイクル装置を提供する。
【解決手段】密閉容器12内に駆動要素としての電動要素14と、この電動要素14にて駆動される第1及び第2の回転圧縮要素32、34から成る回転圧縮機構部18とを備え、回転圧縮機構部18にて圧縮された冷媒を密閉容器12外に吐出するロータリコンプレッサ(冷媒圧縮機)10において、密閉容器12内底部に構成されたオイル溜め80と、密閉容器12に取り付けられ、当該密閉容器12内に冷媒及びオイルを封入するためのサービス用配管100とを備えた。 (もっと読む)


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