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Fターム[3H040DD19]の内容

回転型ポンプ (6,259) | 構成 (2,433) | シール手段 (247) | 流体的押圧力を付与するもの (138) | ベーン背圧溝 (43)

Fターム[3H040DD19]に分類される特許

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【課題】気体圧縮機において、2段階の圧縮空間を有し、ベーンが1段階目の空間に位置するときと2段階目の圧縮空間に位置するときとで、背圧を適切に調整する。
【解決手段】ロータ50とシリンダ40との間に形成された、容積の互いに異なる2つの圧縮用の空間S1,S2のうち相対的に容積の大きい第1空間S1で圧縮された冷媒ガスGを相対的に容積の小さい第2空間S2に供給するように、第1空間S1と第2空間S2とを通じさせる中間通路S3と、第2空間S2で圧縮された冷媒ガスGの圧力(高圧P2)に依存した中圧P4の冷凍機油Rをベーン58の背圧として供給する背圧通路の一部を構成するサライ溝25と、サライ溝25と中間通路S3とを通じさせる減圧通路27a,27b(減圧部)とを備える。 (もっと読む)


【課題】 騒音を低減することが可能なベーンポンプを提供すること。
【解決手段】 吸入側圧力(吸入圧Pi)が導入されるとともに、吸入領域に位置する複数のベーン7を収容するスリット61の基端部に連通する吸入側背圧ポート45,53と、吸入側背圧ポート45,53の圧力を、吐出側圧力(吐出圧Pd)よりも低い範囲で吸入側圧力よりも高く増圧する吸入側背圧ポート増圧手段(連通路403等, 422等、溝11,13)を設けた。 (もっと読む)


【課題】ポンプ吐出圧が速やかに立ち上がるベーンポンプを提供すること。
【解決手段】流体圧供給源として用いられるベーンポンプ1であって、ベーン3とスリット5との間に画成される複数の背圧室6と、ロータ2が回転するのに伴って背圧室6に連通する複数の背圧溝55〜58と、回転周方向について隣り合う背圧溝55〜58どうしを連通する複数の連通溝61〜64と、を備え、ロータ2の回転中心を通る水平線Hより上方の領域にありかつ前記吸込領域にある背圧溝55に接続する連通溝61の通路断面積が、ロータ2の回転中心を通る水平線Hより下方の領域にありかつ前記吸込領域にある背圧溝57に接続する連通溝62の通路断面積より大きく形成される構成とした。 (もっと読む)


【課題】ベーンポンプにおけるポンプ室の作動油の閉じ込み性能を向上する。
【解決手段】ロータ2に形成されベーン3の背面に画成される背圧室2aと、ロータ2の一側部に臨んでサイドプレート6に形成されポンプ室7から吐出された作動油を背圧室2aに導く背圧流路50とを備えるベーンポンプ100において、カムリング4は、ポンプ室7の容積を拡張する吸込領域41と、ポンプ室7の容積を収縮する吐出領域42と、吸込領域41と吐出領域42との間に設けられ吸込領域41の低圧と吐出領域42の高圧とが切り替わる閉込領域43,44とを有し、背圧流路50は、吸込領域41に対応して形成されポンプ室7から吐出された作動流体が導かれる吸込側背圧ポート51と、吐出領域42及び閉込領域43,44に対応して形成される吐出側背圧ポート52とを備える。 (もっと読む)


【課題】ベーンの位置に関わりなく、ベーンの先端とカムリングとの摩擦力を同程度にすることができるベーン型回転装置を提供する
【解決手段】隣接する二つの分割室23が第一ポート151aから流体を供給されている場合の当該二つの分割室23を区画する供給側のベーン13bの背圧と、隣接する二つの分割室23が第二ポート151bへ流体を排出している場合の当該二つの分割室23を区画する排出側のベーン13dの背圧と、隣接する一方の分割室23が第一ポート151aから流体を供給され他方の分割室23が第二ポート151bに流体を排出している場合の当該二つの分割室23を区画する中間のベーン13a,13c,13eの背圧とをそれぞれ異なる圧力とする。 (もっと読む)


【課題】騒音を低減することが可能なベーンポンプを提供すること。
【解決手段】吸入側背圧ポート45の終端部bと吐出側背圧ポート46の始端部cとの間に形成され、吐出側の圧力が導入されるとともに、吸入ポート43に位置するベーンを収容するスリットの基端部に連通する始動ポート66を設けた。始動ポート66によってベーンをある程度突出させることができるため、ベーン7吐出側背圧ポート46にかかったときも、吐出側背圧ポートから背圧室に大量の作動油が流れることを防止することが可能となる。また吐出側背圧とは独立して始動ポートを形成したため、吐出側背圧ポートの圧力低下を抑制することができる。そのため、第2閉じ込み領域における作動油の吹き抜けを抑制することができる。よって、吸入ポート内および吐出ポート内の圧力の変動を抑制し、騒音の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ベーンやロータ等を加工することなく、かつ、別部材を設けることなく、圧縮機運転時の背圧空間の体積の総和と圧縮機停止時の背圧空間の体積の総和との差を小さくし、チャタリングを防止することができるベーン型圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明は、楕円状の内壁形状のシリンダ室12が形成されたシリンダブロック6と、ロータ7と、ベーン溝13内に収納された複数枚のベーン8とを備え、ロータ7の回転時にベーン溝13内のベーン8の背後の各背圧空間14に発生する背圧でベーン8が突出し先端部8aがシリンダ室12の内壁面11に摺動しつつベーン溝13内を出没するベーン型圧縮機1であって、圧縮機1の運転時における各背圧空間14の体積の総和と、圧縮機1の停止時における各背圧空間14の体積の総和との差が小さくなる回転位置にロータ7を停止させる停止手段20を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】駆動トルクの増大化を抑制し得る可変容量形ベーンポンプを提供する。
【解決手段】第2ハウジング12の嵌合凸部13の端面に形成される第2吸入側背圧ポート54を、導入通路60を介して吐出領域における所定のポンプ室20xに接続させると共に、導入通路60のポンプ室20xに対する開口部に、該開口部とカムリング16の他端面16cとによって構成され、ポンプの吐出圧が過大となった際にカムリング16の偏心量の減少に伴ってその流路断面積が減少する可変絞り61を設けた。 (もっと読む)


【課題】低騒音で商品性の高いベーンロータリ型圧縮機を提供すること。
【解決手段】内部に筒状の中空部を有するシリンダ3と、外周部の少なくとも一部が前記シリンダ3の内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータ4と、前記ロータ4のベーン溝4b内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ3内壁面に当接し、前記シリンダ3と前記ロータ4相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間17と吐出空間18に仕切るベーン5とを備え前記吸入空間17に連通する吸入孔9及び前記吐出空間18に連通する吐出孔10を備えたベーンロータリ型圧縮機であって、前記ベーン5の先端部5aに永久磁石6を設け、シリンダ3を鉄合金としたことで、常にベーン5をシリンダ3の内壁に接触させることができ、静寂性の高い圧縮機を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】ベーンの良好な飛び出し性を確保しつつ該ベーンとカムリングの摺動抵抗を低減し得る可変容量形ベーンポンプを提供する。
【解決手段】駆動軸14の軸心に対するカムリング16の偏心量に基づき吐出流量を可変制御する可変容量形ベーンポンプ10において、とりわけ、吸入圧よりも大きく吐出圧よりも小さい中間圧を背圧としてベーン22の飛び出しを行うように構成したことによって、ベーン22の飛び出し性の向上と、ベーン22とカムリング16との摺動抵抗の低減と、の両立を図った。 (もっと読む)


【課題】車両空調用等に用いられるベーンロータリ式圧縮機に関し、ベーン溝への没入行程にあるベーンの背圧を上昇させ、ベーンの挙動を安定化し、ベーンチャタリングを防止すること。
【解決手段】ベーン最大伸張位置以降のベーン没入行程にある略円弧状の溝9の断面積を小さく構成し、ベーン背圧室の流体移動時の流路抵抗を増大させることにより、ベーン背圧室17の圧力を上昇させることにより、シリンダ1の壁面へのベーン4の押し付け力が増加し、ベーン挙動が安定するため、チャタリングが防止でき静粛性の改善が可能となる。 (もっと読む)


【課題】気体圧縮機において、ベーンがベーン溝に完全に埋没した状態であっても、ベーン溝に供給された油圧を、ベーンを突出させる向きに有効に作用させる。
【解決手段】ベーン58は、その埋没側端面58aのうち一部分のみに切欠き58cが形成され、この切欠き58cに、ベーン溝56の底面56aに対向する面(ベーン58をシリンダ40に向けて突出させる向き油圧を受ける面)58dが形成され、ベーン58がベーン溝56に最も沈み込んだ位置においても、ベーン溝56の底面56aと、ベーン58の面58dとの間に空隙58cが形成され、ベーン溝56に供給された冷凍機油Rの油圧がこの空隙58cを介して、ベーン58の面58dに有効に作用させることができる。 (もっと読む)


【課題】起動時のベーンのチャタリングを確実に防止する。
【解決手段】シリンダ室14にロータ15が設けられ、ロータ15に複数のベーン溝が設けられ、各ベーン溝に突出・退出方向に移動自在にベーンが配置され、各ベーン溝の底部に背圧室が設けられ、ロータ15と共に回転する複数のベーン18によってシリンダ室14内に容積変化を繰り返す複数の圧縮室20,21が形成されるコンプレッサ1Aであって、複数の圧縮室20,21は、ベーンが自重によってシリンダ室14の内壁に当接しつつ移動して冷媒の圧縮作用を行う下側位置と、ベーンが自重によってシリンダ室14の内壁に当接しない上側位置とに設定され、下側位置の圧縮室21と各背圧室との間を連通する背圧用冷媒供給経路30を設け、下側位置以外の圧縮室20と各背圧室との間を非連通とした。 (もっと読む)


【課題】ベーンをケーシングの摺接面に対してより確実に摺接させることができるベーンポンプを得る。
【解決手段】スリット7内の底壁部17にスリット7の径内側の領域7bに流体を導入する導入路17bの開口部17aを形成し、ベーン8に、このベーン8がスリット7の最も径内側にある状態で開口部17aとスリット7の径内側の領域7bとを連通させる凹部を設けた。よって、ベーン8がスリット7から突出する際に、スリット7の径内側の領域7bの圧力が低下してベーン8に径内方向の力が作用することを抑制することができ、ベーン8の突出側の端部8aをケーシング2の摺接面に対してより確実に摺接させることができる。 (もっと読む)


【課題】ベーンにおけるすべり面の摺動抵抗を低減させつつ、製作コストを低減させることのできるベーンポンプを提供する。
【解決手段】ケーシング2の内部に回転可能に軸支されたロータ4を設け、前記ロータ4に、当該ロータ4の回転軸Axの径方向外側に開口するベーン収容部7を形成し、前記ベーン収容部7におけるベーン8との摺動面7aと、ベーンの外表面8aのうち何れか一方にローラ50、50Aを配設する。 (もっと読む)


【課題】新規な構成によってより効果的にスリットのエッジの摩耗を抑制することが可能なベーンポンプを得る。
【解決手段】流体通路35bの開口からベーン8に回転方向RDの先方側に向けて流体の圧力を作用させることで、ベーン8をスリット7の回転方向RDの手前側の側面7bから離間させ、当該ベーン8がスリット7の開口部の回転方向RDの手前側のエッジPeに押し付けられて当該エッジPeまたはベーン8が摩耗するのを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】ベーンの端部と、この端部が摺接するケーシングの摺接面との潤滑性を高めることができるベーンポンプを得る。
【解決手段】ベーン8の突出側の端部8aを径内方向に向けて凹設して流体を貯留する凹部33を設け、凹部33に貯留される流体によって端部8aとケーシング2の摺接面としての内周面3aとの潤滑性を高めることができ、端部8aおよび内周面3aの摩耗を抑制できるとともに吐出効率の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】新規な構成によってより効果的にスリットのエッジの摩耗を抑制することが可能なベーンポンプを得る。
【解決手段】付勢機構40bによって、基体部5に対してベーン8を回転方向RDの先方側に向けて弾性的に押圧付勢することで、ベーン8をスリット7の回転方向RDの手前側の側面7bから離間させ、当該ベーン8がスリット7の開口部の回転方向RDの手前側のエッジPeに押し付けられて当該エッジPeまたはベーン8が摩耗するのを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】ベーン背圧を安定化し、ベーンチャタリングを防止すること。
【解決手段】内部に筒状の中空部を有するシリンダ1と、外周部の少なくとも一部が前記シリンダの内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータ2と、前記ロータのベーン溝3内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ内壁面に当接し、前記シリンダと前記ロータ相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間と吐出空間に仕切るベーン4と、シリンダの両端を閉塞し圧縮室を構成する前部側板1および後部側板2と、ベーン溝3とベーン4と前部側板及び後部側板とで形成されたベーン背圧室17を備えたベーンロータリ圧縮機であって、前記ロータに対向するベーン溝を連通するベーン通路18を構成したものであり、対向するベーン溝間にてベーン背部の圧力を相互補完することができ、静寂性の高い圧縮機を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】吐出口にベーン先端が掛かる時、ベーンの進行方向側と進行方向逆側すなわちベーンの前後に生ずる圧力差により発生するベーンの微小振動を抑制すること。
【解決手段】圧縮機運転時に閉じ込み区間をベーン4が通る時、それぞれのベーンスロット3にベーン背圧室20と連通するベーン押えスロット23を備え、ベーン押えスロット23内にベーン押え24を具備することにより、ベーン押え24によりベーン4が押えられるため、ベーン4の微振動を抑制し圧縮機の振動・騒音を低減することができる。 (もっと読む)


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