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Fターム[4E028CA16]の内容

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【課題】NACE規定のHIC試験において電縫溶接部に水素誘起割れが発生しない、電縫溶接部の耐サワー特性に優れた高強度厚肉電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】被溶接端面を塑性変形させて、電縫溶接直前の被溶接端部形状を、板厚t方向に関して、t方向中間の平行部5から管内面側へは開先幅が(1/7)t〜(3/7)t、開先角度が15〜45°のテーパ状の管内面側開先部6、前記平行部から管外側へは開先幅が(1/7)t〜(3/7)t、開先角度が15〜45°のテーパ状の管外面側開先部7を有する開先形状として、電縫溶接部中の酸化物1の個々の相等円直径が20μm以下であり、且つ前記酸化物の複数個が最隣接間隔100μm以下で寄り集まった集団であるクラスター2の相等円直径が300μm以下である電縫溶接部を得る。 (もっと読む)


【課題】自動車衝撃吸収部材用として好適な、高強度電縫鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.5〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物かなる組成と、フェライト相とマルテンサイト相からなる二相組織で、マルテンサイト相が体積率で20〜60%である組織とを有し、引張強さTSが1180MPa以上、管軸方向の伸びElが10%以上、降伏比が90%未満で、2%歪付与−170℃×10minの塗装焼付け処理後のBH量が100MPa以上で、かつ降伏比が90%以上となる優れた衝撃吸収特性を有する。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接部の酸化物の形状および分散状態を最適化し、組成を最適化することで、電縫溶接部の耐サワー特性に優れた高強度厚肉ラインパイプ向電縫鋼管を安定的に製造する。
【解決手段】特定組成の帯鋼(管素材1)を連続的に払い出しつつ管状にロール成形し、両端部を衝合し電縫溶接するにあたり、払い出し後から電縫溶接前までの途上で、管素材の被衝合端部を塑性変形させて被衝合端部の開先形状を、管内面側では開先角度θ1=5〜50°、開先深さt1=(1/10〜49/100)×板厚、管外面側では開先角度θ2=5〜50°、開先深さt2=(1/10〜49/100)×板厚、の範囲内とすることにより、電縫溶接部における、溶接シーム面内の長辺最大長さ:50μm以下、溶接シーム面に垂直な方向の厚さ:3μm以下、長辺最大長さと厚さの比であるアスペクト比:5以上の酸化物の存在面積率を20%以下とする。 (もっと読む)


【課題】電源の容量を大幅に増加させることなく、安定的に厚肉電縫鋼管の溶接欠陥の発生を抑制することが可能な、溶接部性状に優れる厚肉電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】肉厚tが15.4mm以上の厚肉の鋼板又は鋼帯の側部の端面に、開先深さα[mm]と肉厚との比α/tが0.03以上、開先テーパー角θ[°]が4〜86°である開先を設け、肉厚t、開先深さα及び開先テーパー角θが、α/t < 3.43/θを満足することを特徴とする溶接部性状に優れる厚肉電縫鋼管の製造方法。開先テーパー角θ[°]は、60°未満であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来の溶接鋼管の製造方法及びクラッシング設備は、増肉される部位がエッジ側面から離れた部位となり、エッジ側面の厚み変化量が小さいので、エッジ部の形状不良が与える溶接2番部の厚みへの影響が残り、溶接2番部の厚みと母材部の厚みとの差が大きくなっている。
【解決手段】本発明による溶接鋼管の製造方法及びクラッシング設備は、オープンパイプを形成する前に、素材帯鋼3のエッジ側面3aに段付きロール41を押付けることによりエッジ側面3aの厚み方向に沿う中央部にノッチ形状の段差30を形成し、この後に、段差30を押拡げてエッジ側面3aの厚みを増大させる構成である。 (もっと読む)


【課題】溶接欠陥と冷接欠陥の両方を防止可能な電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板1を管状に成形加工しつつ、その突き合わせ面を電縫溶接する電縫鋼管の製造方法において、突き合わせ面に、4〜6μmの厚みで炭素を塗布するとともに、下記式(1)で算出される臨界溶接速度(V)(m/min)での高周波電流及び高周波電圧の積をQm(kW)とし、溶接速度をV(mm/分)とし、前記鋼板の板厚の1/2をd(mm)とし、給電距離をl(mm)とし、V収束角をθ(°)としたとき、下記式(1)及び式(2)に基づき規定される入熱量Q(W)の範囲で電縫溶接を行うことを特徴とする電縫鋼管の製造方法を採用する。
=11000・d−0.4・l−0.6・θ−1.5 … (1)
0.9Qm・(V/V0.6<Q<1.1・Qm・(V/V0.8 … (2) (もっと読む)


【課題】電縫管を製造するに際して、電縫溶接前の帯材の幅端部にテーパ形状を適切に付与することによって、溶接品質を良好に保持することができる溶接部特性に優れた電縫管の製造方法を提供する。
【解決手段】ロール成形のフィンパス成形を行なう際に一つのフィンパス成形スタンドで帯材の上面側の幅端部および下面側の幅端部の双方にテーパ形状を付与するともに、帯材幅端部同士を突き合わせる際のVシェープ角度を3°以上にして電縫溶接を行なう。 (もっと読む)


【課題】従来のフィンパス成形による板端部へのテーパ付与方法では所望のテーパ形状が得難かった。さらに、所望のテーパ形状が得られた場合でも、電縫溶接部の靭性や強度がさほど向上しないことが少なからずあり、これらが課題となっていた。
【解決手段】帯材10を成形し端部を突き合わせて電縫溶接して管とする過程の中で、ロール成形過程のフィンパス成形中に同一スタンドで帯材端部に、帯材垂直端面14から帯材厚さ方向の外径側、内径側の両端面にそれぞれつながる傾斜面15を有するテーパ形状を付与した後、帯材垂直端面の突き合わせ角度Ψを±1度の範囲内として電縫溶接する。 (もっと読む)


【課題】油井のラインパイプ向けなど溶接部靭性が要求される管あるいは油井のケーシングパイプなど溶接部強度が要求される管を製造する方法を提供する。
【解決手段】帯材20をロール成形し、幅端部を突き合わせて電縫溶接し管とする電縫管製造方法において、前記ロール成形の終盤であるフィンパス成形により幅端部に幅方向にほぼ垂直な端面に連なるテーパ形状を付与することとし、該付与するに用いるスタンドのフィン形状を2段階以上の角度を有するものとし、かつ同スタンドのアプセットを0〜2%とする。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接あれる直前の突き合せ端部形状をペネトレータ(酸化物)の排出に適合した形状にする方法、および突き合せ溶接部へのペネトレータ(酸化物)の生成を防止する方法の提供。
【解決手段】ロール成形の終盤であるフィンパス成形3用の同一スタンドでフィン孔型形状の転写により幅端部の管外面側になる部分と管内面側になる部分の双方にテーパ形状を付与した後、不活性ガスまたは還元性ガスを吹き付けながら、あるいは不活性ガス雰囲気または還元性ガス雰囲気の中で、電縫溶接する。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接される直前の突き合わせ端部形状をペネトレート(酸化物)排出に適合した形状にする方法を提供する。
【解決手段】帯材20をロール成形機4でロール成形し、幅端部を突き合わせて電縫溶接し管30とするに際し、前記ロール成形の終盤であるフィンパス成形3の同一スタンドにより幅端部の内面側、外面側の双方に幅方向に垂直な端面に連なるテーパ形状を付与する。 (もっと読む)


【課題】母材となる鋼帯に寸法変動等があっても、所望の溶接部靭性を有する電縫鋼管を安定して製造することが可能な、溶接部の靭性が良好な電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】オープン管4のエッジ4a、4bに開先形状を付与しておき、電縫溶接を行う直前にエッジ4a、4bをエッジ形状モニター11によって連続的に撮影し、その撮影画像を演算処理装置14に入力して画像処理することによって開先高さhを計測するとともに、電縫溶接後に当該溶接部の酸化物分布を超音波探傷器15によって連続的に計測し、それらの計測結果に基づいて最適な溶接電力を演算し、溶接電力発生装置6からの溶接電力を調節する。 (もっと読む)


【課題】母材となる鋼帯に寸法変動等があっても、所望の溶接部靭性を有する電縫鋼管を安定して製造することが可能な、溶接部の靭性が良好な電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】オープン管4のエッジ4a、4bに開先形状を付与しておくとともに、電縫溶接を行う直前にエッジ4a、4bをエッジ形状モニター11によって連続的に撮影し、その撮影画像を演算処理装置14に入力して画像処理することによって開先高さhを計測し、その計測結果に基づいて最適な溶接電力を演算し、溶接電力発生装置6からの溶接電力を調節する。 (もっと読む)


【課題】油井のラインパイプ向け電縫管に要求される溶接部靭性、および、油井のケーシングパイプ向け電縫管に要求される溶接部強度を達成しうる、溶接部特性に優れた電縫管製造方法を提供する。
【解決手段】帯材を成形して端部を突き合わせて電縫溶接して管とする過程の途中で、前記端部に、帯材幅方向にほぼ垂直な端面12に傾斜面13が連なってなるテーパ形状を、フィンパス成形3により付与した後、電縫溶接時のスクイズロールにおけるアプセット量を管外周長の0.5〜2.0%として、電縫溶接する。傾斜面13は、端面12からの傾斜角度が25〜50度であり、該傾斜面の帯材厚さ方向長さが帯材厚さの20〜45%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】油井のラインパイプ向け電縫管に要求される溶接部靭性、および、油井のケーシングパイプ向け電縫管に要求される溶接部強度を達成しうる、溶接部特性に優れた電縫管製造方法を提供する。
【解決手段】帯材11を成形して端部を突き合わせて電縫溶接して管とする過程の途中で、前記端部に、帯材幅方向にほぼ垂直な端面12に傾斜面13が連なってなるテーパ形状を、切削(例:切削バイトを回転体周辺に埋め込んだ装置4)または砥石研磨で付与した後、電縫溶接時のスクイズロール7におけるアプセット量を管外周長の0.5〜2.0%として、電縫溶接する。傾斜面13は、端面12からの傾斜角度が25〜50度であり、該傾斜面の帯材厚さ方向長さが帯材厚さの20〜40%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】油井のラインパイプ向け電縫管に要求される溶接部靭性、および、油井のケーシングパイプ向け電縫管に要求される溶接部強度を達成しうる、溶接部特性に優れた電縫管製造方法を提供する。
【解決手段】帯材11を成形して端部を突き合わせて電縫溶接して管とする過程の途中で、前記端部に、帯材幅方向にほぼ垂直な端面12に傾斜面13が連なってなるテーパ形状を、切削(例:切削バイトを回転体周辺に埋め込んだ装置4)または砥石研磨で付与した後、電縫溶接時の入熱量を、前記テーパ形状を付与しない場合のそれに比べて5〜20%増として、電縫溶接する。傾斜面13は、端面12からの傾斜角度が25〜50度であり、該傾斜面の帯材厚さ方向長さが帯材厚さの20〜40%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電縫管を製造するに際して、電縫溶接前の板の端部を適切な形状とすることによって、溶接品質を良好に保持することができる溶接部特性の良好な電縫管の製造方法を提供する。
【解決手段】板1の電縫溶接直前のVシェープ角度θを3°〜10°とし、テーパ形状のテーパ角度αを25°〜50°、テーパ高さδを板厚の20%〜40%とする。 (もっと読む)


【課題】油井のラインパイプ向け電縫管に要求される溶接部靭性、および、油井のケーシングパイプ向け電縫管に要求される溶接部強度を達成しうる、溶接部特性の優れた電縫管製造方法を提供する。
【解決手段】帯材11を成形して端部を突き合わせて電縫溶接して管とする過程の途中で、前記端部に、帯材幅方向にほぼ垂直な端面12に傾斜面13が連なってなるテーパ形状を、孔型ロール4圧延により付与した後、電縫溶接時のスクイズロールにおけるアプセット量を、管外周長の0.5〜2.0%として、電縫溶接する。傾斜面13は、端面12からの傾斜角度が25〜50度であり、該傾斜面の帯材厚さ方向長さが帯材厚さの20〜40%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶接部の靭性を向上するとともに、熱処理を行なうことなく降伏比を低下させた厚肉電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.12質量%,Si:0.01〜0.5質量%,Mn:0.4〜2.0質量%,P:0.01質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr:1.5質量%以下,Al:0.1質量%以下を含有し残部が実質的にFeからなる組成を有し、かつミクロ組織にて残留オーステナイトとマルテンサイトとの混合組織が面積分率で1〜10%となる組織を有する帯鋼を用い、造管成形工程にてオープンパイプの円周方向端部の外面面取り角度θ1を10〜50°,外面面取り厚t1を帯鋼の厚さt0(mm)に対して0.15t0〜0.49t0,内面面取り角度θ2を10〜50°,内面面取り厚t2を0.15t0〜0.49t0となるように加工する。 (もっと読む)


【課題】電縫溶接直前の幅端部形状を適切な形状とすることができ、それによって、電縫溶接時に十分な溶鋼排出がなされて、ペネトレータが確実に取り除かれ、溶接部特性の良好な電縫管を得ることができる電縫管の製造装置を提供する。
【解決手段】ロール成形機4が、少なくとも2段以上のテーパ形状を有するフィンを組み込んでなるフィンパス成形スタンド3を有しており、そのフィンパス成形スタンド3によって、帯板の幅端部にテーパ形状を付与する。 (もっと読む)


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